2009年1月1日 19時9分更新
岡山市の後楽園で、タンチョウが優雅に空を飛ぶ姿が披露されました。
日本三名園の1つ、岡山市の後楽園では、毎年、正月に、園内で飼育しているタンチョウを放して、空を舞う姿を披露しています。
1日は、観光客など5000人あまりが訪れる中、メスのタンチョウ2羽が芝生に放されました。
飼育員が鶴の鳴き声をまねて合図をするとタンチョウは、芝生を駆けたあと、空に舞い上がりました。
タンチョウは、園内を1周して戻ってくるように去年10月から、訓練を受けていて、1日は、2羽が大きな羽を広げ、訓練どおり、並んで円を描くように飛び、芝生に降り立ちました。
訪れた人たちはタンチョウが優雅に飛ぶ姿に歓声をあげたり、写真におさめたりしていました。
岡山市からきた女性は、「大きく羽ばたくタンチョウの姿はすてきでした。今年もよい年になりそうです。」と話していました。