米、イスラエルの空爆容認 ハマスには停戦要求【ワシントン29日共同】米国家安全保障会議(NSC)のジョンドロー報道官は29日の記者会見で、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの空爆について「イスラエルの自己防衛に必要な行動と理解している」と述べ、容認する考えを示した。同時に「イスラエルには一般市民の犠牲を最小限にするよう訴えている」と強調した。 報道官は一方で「テロ組織としての本性がまたも現れた」とパレスチナ強硬派ハマスを非難。イスラエル領へのロケット弾攻撃をやめるよう促すとともに「持続的かつ永続的な停戦」に合意するよう求めた。 ブッシュ大統領は29日までに、サウジアラビアのアブドラ国王、ヨルダンのアブドラ国王とそれぞれ電話会談し、情勢を協議。 ライス国務長官もイスラエルのリブニ外相と協議を重ねているほか、同国のオルメルト首相、ロシアのラブロフ外相、国連の潘基文事務総長らと電話会談し、停戦に向けた方策を協議している。
【共同通信】
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