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【社会】『支援村』に失業者130人 日比谷公園 炊き出しや労働相談2009年1月1日 朝刊
突然の契約打ち切りで職や住まいを失った派遣労働者や路上生活者らを炊き出しなどで支援する「年越し派遣村」が三十一日、東京都千代田区の日比谷公園で始まった。 労働組合など約二十団体の主催で、ハローワークや福祉事務所が相談業務を再開する一月五日まで開設。食事の提供のほか、弁護士による労働相談や生活相談(四日まで)を実施し、宿泊場所の紹介もしている。 午前十時からの開村式では、村長の湯浅誠・特定非営利活動法人「自立生活サポートセンター・もやい」事務局長が「人間でないかのように企業が職を奪い、住まいも奪う。許されるわけがない。怒りを多くの人と共有し、世に問わなければならない」と話した。 夕食にはもち入りの年越しそばが振る舞われ、集まった約百三十人は冷え込む公園内で湯気をたてたそばをすすり、暖をとっていた。 来場者には中国地方や東海地方の工場で派遣契約を打ち切られ、職探しのために上京した人も。三重県亀山市のシャープ亀山工場を雇い止めになった派遣労働者の男性(29)は「二十七日に寮を退去させられ、友達を頼って上京したが居候できず、ここに来た。労働相談で融資制度を受けられることを知り、来年は何とか都内に住居を確保して正社員になりたい」と、うつむきながら話していた。
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