中国広東省深セン市当局は1日までに、同市に住む香港の乳児がH9N2型鳥インフルエンザウイルスに感染したと発表した。新華社が伝えた。
新華社電によると、H9N2型が人に感染するケースは少なく、通常は症状も軽いが、通報を受けた広東省当局が省内の家禽(かきん)市場に対する検査を強化して感染ルートなどを調べている。
乳児は生後2カ月余りの女の子で、先週初めに体調を崩し深センや香港の病院で診察を受けた。同居していた家族や乳児と接触した病院関係者から同ウイルスは見つかっていないという。(北京・共同)
毎日新聞 2009年1月1日 18時15分