近年,住宅の長寿命化のための手法として,スケルトン・インフィルという考え方が広く受け入れられてきている.しかしインフィルは,間取りの変更を可能とするが容易ではなく,日常的な用途変更に対応出来るような程度の可変性は備えていないのが現状である.もっと可変性の高いインフィルが求められている. そのような問題意識から“ 建築家具”という新しいコンセプトを提案する.建築家具とは,「建築の機能を併せもつ家具」である.建築家具は,がらんとした空間(=スケルトン)に置かれることによって,間取りや生活が成立するような,従来のスケルトン・インフィルを補完するものとなるだろう.

確かに人一人の一生をとってみても、一人から始まり、パートナーができ、家族ができる。そしてまた、、、その経過に従ってライフスタイルは変化していくわけで、果たしてその変化に対して住環境はどのような対応をさせることができるのかと考えると、最近の住宅では大きな部屋に間仕切りを変更できるような仕様になっていたりしますけど、それ以前の住宅ではどうなのか。
また狭いお部屋に住む人にとって、日常の用途に合わせて家具のon・offができたらどれだけ有意義な空間を活用できるだろう?

Kenchikukagu-Mobile-Furniture 気軽に部屋の間取りを変更することができる家具
建築家具
生活シーンに合わせて可動・可変させることのできる家具。これまでよりも容易に部屋のレイアウト変更を楽しめたり、可変式ベッドなどはオフィスに置いておいて、普段は小さく畳んでおいて どうにも家に帰れない場合なんかに使えたりできて重宝しそうです。

動画がありましたので貼っておきます。

Architectural Furniture

今回紹介した「建築家具」はコンセプトではなく アマゾンで買うこともできます。
気になるお値段は800,000円
Via:LikeCool