2008年12月31日 19時2分更新
大みそかの31日、県内のそば屋は年越しそばを買い求める客で1年で最も忙しい1日を迎えています。
1年の締めくくりに食べる年越しそばはそばのように細く長く元気に暮らせることを願って食べるとされています。
岡山市中山下のそば屋では、けさから職人がそば打ちに追われています。
職人は、そば粉に水を入れてこねたあと棒を使って、大きく伸ばしていきました。
そして、包丁でテンポ良く切りそろえて、箱に並べていました。
31日は持ち帰り用の予約分と店内での食事分をあわせてふだんの1週間分にあたる600食あまりの年越しそばを用意したということで、職人は30日から徹夜で作業を続けたということです。
店内には出来上がったそばが紙袋に入れて積み上げられ、通常の開店時間の前から、予約した人たちが次々と店を訪れては買い求めていました。
そばを買い求めた女性は、「帰省する息子がそばを楽しみにしているので1ヶ月前から予約していました。そばを食べて良い年が越せればと思います。」と話していました。