2008年12月31日 19時2分更新
生まれ育った自治体などに寄付をした場合に住民税の税額を差し引く「ふるさと納税制度」で岡山県に寄付された金額は先月までに合わせて283万円にのぼり、県では帰省の時期に合わせて制度のPRを強化しています。
「ふるさと納税制度」は生まれ育った自治体などに寄付をすると、その次の年度の住民税が減額される制度で、ことし5月に始まりました。
岡山県のまとめによりますと、11月末までにこの制度を利用して県へ寄付されたのは42件、金額は合わせて283万円あまりに上りました。
県では寄付の件数をさらに増やそうと、これまでに寄付をした人のコメントを載せたチラシを新たに作り、年末年始に帰省する県外に住む人の目に触れるようコンビニエンスストア合わせておよそ190店舗や後楽園などに置いてPRを強化することにしています。
県では、「高齢者福祉の充実など具体的な使いみちをPRし、地元に貢献したいという気持を盛り上げたい」としています。