2008年12月31日 19時2分更新
不審火が相次いでいる津山市で29日の夜に続いて30日夜も不審火と見られる火事が発生し、地元の町内会では、当初の予定を変更して正月も夜間の見回りを続けることを決めました。
30日9時ごろ、津山市横山にある酒の卸売り会社の倉庫から火が出ているのを近所の人が見つけて消防に通報しました。
火はおよそ20分後に消し止められましたがこの火事で木造平屋建ての倉庫1棟およそ58平方メートルが全焼しました。
この火事によるけが人はありませんでした。
警察ではこの建物に火の気がないことなどから、不審火と見て出火の原因などを調べています。
津山市では29日の夜にもこの倉庫からおよそ30メートル離れたところにある空き家が全焼する不審火があったばかりでした。
地元の町内会では、当初、30日で夜間の見まわりを終えることにしていましたが、2日続けて不審火が起きたことを受けて、大みそかや正月も夜間の警戒を続けることを決めました。
小島一三町内会長は「住民や消防に対する挑戦だ。早く犯人を検挙してもらわないと、住民は安心して寝られない。」と話していました。