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ボクシング:坂田KO負け、防衛に失敗 WBAフライ級

【WBA世界フライ級タイトルマッチ】一回、坂田健史(左)を激しく攻めるデンカオセーン・シンワンチャー=広島サンプラザホールで2008年12月31日、小松雄介撮影
【WBA世界フライ級タイトルマッチ】一回、坂田健史(左)を激しく攻めるデンカオセーン・シンワンチャー=広島サンプラザホールで2008年12月31日、小松雄介撮影

 世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチ12回戦が31日、広島市の広島サンプラザホールで行なわれ、同級王者の坂田健史(28)=協栄=が同級1位のデンカオセーン・シンワンチャー(32)=タイ=に二回2分55秒KOで敗れ、、5度目の防衛に失敗した。日本人の現役王者(男子)は5人となった。デンカオセーンは02年10月、07年11月に続く3度目の世界挑戦で、初めて王座を奪取した。

 ○デンカオセーン(KO・二回2分55秒)坂田●

 デンカオセーンが右強打で圧勝した。一回、左ジャブを上下に打ち分けてペースを握り、ワンツーの右を再三ヒット。二回は左を伸ばしてからの右ストレート、右フックでぐらつかせた。最後は接近戦で坂田の左ボディーアッパーに右フックを合わせて倒し、テンカウントを聞かせた。坂田は時折ボディー連打を見せたものの動きが硬く、相手の右にも反応が遅かった。

 【略歴】デンカオセーン・シンワンチャー 76年8月23日生まれ、タイ・スラータニー出身。旧リングネームはデンカオセーン・カオウィチット。96年11月のプロデビュー戦でパンアジアボクシング協会(PABA)フライ級王座を獲得した。WBAフライ級王座挑戦は過去2回で、02年10月にエリック・モレル(プエルトリコ)に十一回TKO負け、昨年11月に坂田健史と引き分け。戦績は48戦46勝(20KO)1敗1分け。右ボクサーファイター。

毎日新聞 2008年12月31日 18時35分(最終更新 12月31日 21時52分)

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