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「コロンビア」事故最終報告書を発表 NASA

12月31日19時13分配信 産経新聞


 【ロサンゼルス=松尾理也】米航空宇宙局(NASA)は30日、宇宙飛行士7人が死亡した2003年のスペースシャトル「コロンビア」の爆発事故に関する最終報告書を発表。乗組員が事故機を脱出し、生存することができた可能性はなかったと結論付けた上で、飛行士たちの生存率を高めるため、宇宙服などの改善を提言した。

 報告書は事故の瞬間について、大気圏突入時の超高温の空気が事故とともに乗組員を襲い、即死あるいは意識を失った状態に陥ったと指摘。生存できた可能性はなかったとした上で、乗組員たちが身につけていた宇宙服やヘルメット、安全ベルトなどが予想したほどには機能しなかったことを認め、30項目に及ぶ改善点を挙げた。

 計5機が建造されたスペースシャトルは、うち2機が事故で失われ、残る3機は国際宇宙ステーション(ISS)の組み立てを終えた後、2010年に退役する予定となっている。

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最終更新:12月31日19時14分

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