飯島愛さん、死因は薬物慢性中毒?ひっそりと葬儀
父親が無念のコメント
東京都渋谷区の自宅マンションで24日に死亡しているのが発見された元タレント、飯島愛さん=享年36。死因はいまだに特定されていないが、飯島さんが慢性薬物中毒だったこととの関連性が注目されている。また、26日に都内でひっそりと葬儀が行われた一方、訃報が台湾でも大反響を呼ぶなど、彼女の「孤独感」と「人気ぶり」が死してますます際だっている。
警視庁渋谷署などによると、飯島さんの遺体は25日に行政解剖されたが死因は不明で、病理検査も行われた。結果が出るには数日間かかる見込みだが、抗うつ剤や睡眠導入剤など複数の薬物を長期間にわたって摂取しており、慢性薬物中毒が死につながった可能性が出ている。
飯島さんは今年1月ごろ同署に相談に訪れた。テレビ朝日は26日、このときのやりとりをこう伝えている。
飯島さん「1人で寂しいから話をきいてほしい。精神的におかしくなった」
署員「なぜおかしくなったんですか?」
飯島さん「薬をのんでおかしくなっちゃった」
実際、自室には睡眠導入剤の「ハルシオン」など複数の薬物が大量に見つかった。2月24日付の自身のブログには「検査でピロリ菌が見つかちゃいました」(原文ママ)「抗うつ剤を処方されたので凹みました」などと記している。
親しい関係者は「処方した通りに飲んでいたのか。薬物を過剰摂取したと思えるほど、まどろんでいたことがあった」と話しており、複数の薬物を摂取していただけでなく、過剰摂取の可能性も指摘した。
新渡戸文化学園・短大学長の医学博士・中原英臣氏は「慢性薬物中毒で死に直結するものとして、ハルシオンの過剰摂取が考えられる」と話す。
「睡眠薬は脳の活動を鈍らせて眠くさせるが、それに合わせて全身の細胞も活動が鈍るため、大量に摂取した場合は心臓や呼吸器が停止してしまうことがある。いずれにしても、死因は病理検査によって明らかになるでしょう」
睡眠薬の過剰摂取で亡くなった有名人には、歌舞伎役者の4代目・中村時蔵、漫才師の平川ジローなどがいる。
その飯島さんの遺体は26日に家族の元に帰り、都内で親族のみで密葬が営まれた。終了後、飯島さんの父・大久保和夫さんはマスコミ各社にコメントを発表。
オリジナルのコンドームなどをインターネット上で販売する会社を立ち上げたばかりだっただけに、和夫さんは「娘もさぞかし無念のことと思います」と愛娘の胸中を察し、悔しさをにじませた。今後、お別れの会を開くかどうかは未定。
飯島さんの死は海を越えて、台湾でも大きな話題となっている。大手有力紙「中国時報」は25日付の朝刊1面で報じた。有力紙やテレビが、死因や日本の芸能界の反応ぶりをさかんに追いかけ、台北市内のCD店には専用コーナーも出現。
台湾では、戒厳令が解除され、新聞発行の制限が解かれたばかりの1990年代から、飯島さんのAV作品が人気を呼び、著名人に。「自由のシンボル」として、社会現象になっていた。
2000年12月には著書「プラトニック・セックス」の台湾版も出版され、超ベストセラーに。翌01年に飯島さん本人が宣伝のため、初めて台湾を訪問すると、熱烈に歓迎した。
悲報に際し、日本の国会議員にあたる立法委員の一人は「飯島愛は私の青春そのもの」と、飯島さんを追悼。著名な作家は「飯島愛」と題した鎮魂の詩を地元紙に寄稿した。日本でも同書の版元に問い合わせが殺到するなど、内外で新たな“飯島愛現象”が起きている。
【父親のコメント】
本日26日に家族のみで娘の密葬を執り行ないましたことを、ここにご報告させて頂きます。飯島愛としてファンの皆さまに応援して頂きました娘も、大久保松恵として私ども家族の元に帰ってまいりました。新しい道へ進もうとしていた矢先のことで、娘もさぞかし無念のことと思います。今まで娘を応援して下さいましたことを心から感謝申し上げます。
今後は家族一同、松恵の思い出と共に静かに暮らしていきたいと思っておりますので、何卒ご理解の程、お願い申し上げます。
大久保和夫
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