パレスチナ自治区ガザへの空爆を続けているイスラエルは31日、対イスラエル強硬派ハマスとの48時間停戦案について、拒否することを決めました。空爆は31日も続いています。
ガザ空爆を巡り国際的な非難を浴びているイスラエルは、30日夜からフランスが提示したハマスとの48時間の停戦案について協議してきました。
当初、「戦闘を継続すべき」とするオルメルト首相と、「2日間の停戦なら受け入れるべき」とするバラク国防相との間で意見が分かれましたが、31日になって「停戦はハマスのロケット弾を止められない」という見方で一致、停戦案の拒否を決めたということです。
イスラエル軍のガザ空爆は31日も続いており、これまでの死者は390人に達しています。イスラエル軍はガザ境界付近に部隊を展開しており、今後、地上からのガザ侵攻も辞さない構えです。
一方のハマスも、31日朝から断続的に射程距離の長いロケット弾を発射しており、徹底抗戦の姿勢を崩していません。(31日19:39)