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「私だけが知ってる飯島愛」芸能評論家・肥留間氏激白

「頑張りすぎて限界感じたのか」

肥留間正明氏.(クリックで拡大)

 マンションの自室で孤独死した元タレントの飯島愛さん(36)は、かつて週刊誌上で5年間にわたり、250人もの対談をこなした時期があった。当時、担当編集者だった芸能評論家の肥留間正明氏が、飯島さんの成長と繊細すぎる神経について語った。

 飯島さんは、AV女優として人気絶頂だった1992年に深夜バラエティー「ギルガメッシュないと」(テレビ東京系)に登場。Tバック姿が話題を呼び、タレントへ、シフトしていった。

 肥留間氏は「アイドル性があってかわいい」と、週刊実話の有名人対談のホステスに抜擢した。

 「デタラメな人生を送っていた愛ちゃんが、しだいに淑女になっていった。最初は新聞も読んだこともなかった」が、約250人に及ぶ対談で「回を追うごとに成長し、努力と吸収力で知識を身につけていった」という。

 対談相手は、司会者のみのもんた、料理人の服部幸應、お笑いタレントの爆笑問題、歌手の八代亜紀ら多士済々。当初は、ガングロで茶髪、ケバケバしいファッションだったが1、2年でおとなしい姿に。対談相手への第一声も「どうも」から、「お忙しいところ来て下さってありがとうございます」に変わった。

 「天真爛漫、野生児だった彼女の飲み込みは早かった。人間に対する好奇心も旺盛でしたね」

 一方で、自分を追い込んでゆく“繊細すぎる神経”も感じたという。

 「芸能界を知れば知るほど臆病になっていきました。業界の危ない部分に触れて、ほとんど夜遊びもしなくなった」

 飯島さんがAVと縁を切り、タレント活動が多忙になったころに連載は終了。「マイ・フェア・レディのように送り出した気持ちだった」という肥留間氏は、その後も気がかりだったという。

 「AV時代の過去など開き直っているようでいて、内心深く傷ついていた。成長した自分とのギャップに悩んでいたんだと思う」

 そして、昨年春の芸能界引退−。

 「気をつかいすぎて、がんばりすぎて、限界を感じたのか。体調面にも影響したのだろう。それにしても遺体が見つかるまで1週間とは…。芸能界の冷たさを感じた」

ZAKZAK 2008/12/27

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