 同世代の関心も高い飯島愛さんの今後は… |
体調不良などで先月いっぱいで芸能界に決別したタレント、飯島愛さん(34)。引退を告げる番組の中で、精子バンクに登録しようとしていた過去を自ら明かしていた。その相場は、いったいいくらなのか。
今月1日放送のバラエティー番組「サンデー・ジャポン」(TBS系)にVTR出演した飯島さんは、精子バンクについて、「トライしてみたけど、いい精子だと私にも検査がある。でも、書かれた英文が読めなかった。卵子を冷凍保存すると20万円くらいかかるのかな」と仰天告白している。
そもそも精子バンクは、日本に定着しているのか。
総合情報サイト「オールアバウト」で日本一のアクセス数を誇る不妊治療情報を発信するガイドの池上文尋氏(40)は、「日本には精子バンクについての法律がない」と前置きした上で、「婚姻関係があり、男性の精子がない場合のみ特定の医療機関にてAID(非配偶者間人工授精)が施されるが、その症例数は多くない」と話す。
【人工授精は50万】
さらに、「飯島さんの場合は、英文だったということを考えると、米カリフォルニア辺りの精子バンクではないでしょうか。精子はIQ、人種、目の色、髪の色…などで値段がつけられる。高い精子は100万円くらいではないか。人工授精なら、検査や注射などで30−50万円くらい、体外受精では100万円くらいかかる」(池上氏)というのが最新事情。
引退してプライベートな時間も増える飯島さん。やはりオンナとして自分のDNAを残したいのだろうか?
「サンジャポ」で準レギュラーとして飯島さんと共演してきた芸能リポーターの梨元勝氏は、「女性としての飯島さんには、結婚するしないにかかわらず、本能的に出産できる、という感覚があるはず。テレビでは、『ハーフがいい』と言ってましたが、彼女流の照れもあったんでしょう」とコメントする。
飯島さんが最後にマスコミに宛てたファクスには≪芸能界での日々を教訓に、次の一歩を踏み出したいと思います≫とつづられていたが、出産という一歩に踏み出すのかもしれない。
ZAKZAK 2007/04/03