東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 栃木 > 12月7日の記事一覧 > 記事

ここから本文

【栃木】

検査で自分守って エイズ啓発活動に飯島愛さんら出演

2008年12月7日

ジョークを交えながら、「HIV検査を受けて」と呼びかける飯島愛さん(右)と赤枝院長=宇都宮市で

写真

 エイズウイルス(HIV)感染を身近な問題として考えてもらう集い「B・B・バルーン・キャンペーン2008」が六日、宇都宮市のオリオンスクエアで開かれた。元タレントの飯島愛さんらがトークショーに出演、通行客にチラシなどを配り、エイズ拡大防止を呼び掛けた。

 キャンペーンは宇都宮西ロータリークラブが二〇〇六年から毎年開催。同クラブによると、一九八四年九月から二〇〇八年六月までの県内のHIV感染者は約三百人で全国で十番目に多いという。

 トークショーには飯島さんと、各地でHIV啓発活動を行う都内の産婦人科医院の赤枝恒雄院長が出演。飯島さんは「以前検査を受けたとき、結果が出るまで本当に怖かった。HIVは思った以上に身近にある。まずは自分を守るためだと思って、ぜひ検査を受けてほしい」などと語った。 

  (宇田薫)

 

この記事を印刷する