あっかんべぇ

２００８年１２月３０日

　今朝も早朝に目が覚めてしまった。６時前に目がさめ、ベッドの中にいたが眠れず、７時頃起床した。
　朝食後、なんだかナオミの機嫌が悪そうなので、文句を言われる前に、掃除を始めた。各部屋の蛍光灯の笠を外しほこりを落とし雑巾で水拭きした。
　今日は、２時半にいのたつと町田駅で会う約束。いのたつに特急券を渡すため、今日はロマンスカークラブで予約した特急券をクレジットで決済するのではなく、自動販売機で現金で購入。そのため、ナオミの小田急ポイントカードにポイントを付けることができる。ポイントを付けるために、ナオミにも同行してもらった。
　１時半の電車に乗って行ったのだが、ナオミがまだ時間があるからとサンドラックに寄ったもので、いのたつよりも遅く待ち合わせ場所に到着した。
　先日の快気祝いの席で、ロマンスカー「ベイリゾート」でディズニーシーに行くことを誘った時に、帰りが町田１０時１０分だと言ったら、いのたつはもっと早く帰りたそうだった、とナオミが言うのだった。それで、帰りの特急券は今日は買わないでおくことをいのたつに提案したら、いのたつはそれに賛同。いのたつは出来れば早く帰って来たいようであった。ベイリゾートで帰らない場合、どのように帰ってきたらよいか尋ねられた。いのたつは川崎までの通勤定期があるのだから、京葉線で東京まで出て、東京から東海道線で帰って来た方が便利が良いのかも知れない。
　小田急町田駅の自動販売機で、１月３日朝のベイリゾートの特急券を買い、そのうちの２枚をいのたつに渡した。
　その後、１０９地下にあるディズニーストアへ。ディズニーストア内のグッズの販売のレジカウンターに並んで、チケット販売のカウンターがあった。「１月３日の１デーパスポートを４枚欲しいが、会計は２枚づつ別々に行いたい」と店員に告げ、自分は２枚分の購入を行い、いのたつの分はいのたつ自身に買ってもらった。日付指定のチケットにした。当日パークに行けなくなっても、購入日から１年以内であれば手数料を払って入園日を変更してチケットを使えるようである。
　いのたつとは１０９の前で別れた。「コーヒーでも飲んで行こうか」と誘ってみたが、早く帰りたいようであったので、この間会ったばかりだし、年末でもあるので、すぐに別れることにした。
　町田から帰って来て、古淵駅で通勤定期を買った。１月５日から３ヶ月の定期券を買った。
　帰宅後、疲れを感じてソファの上でうたた寝した。早朝覚醒で睡眠不足なのかもしれない。

２００８年１２月１６日

　手術から１週間がたった。１週間でずいぶんと回復するものだと感心する。
　今朝も起床時刻の６時より前から目覚めていた。
　今朝も朝一番で体重を計った。今朝は87.5kg。日曜日から88.8kg→88.2kg→87.5kgと減ってきている。起きて歩きまわるようになって、計算された食事のカロリーでは不足なのかも知れない。
　今朝の回診は１１時過ぎだった。今日は、抜鉤（ばっこう）。抜く針の刺さり方によっては、少しチクリと痛むこともあったが、さしてつらいものではなかった。
　今日の回診には受持医ハリー先生が来て、ハリー先生が抜鉤をしてくれたのだが、退院については「土曜日退院」だと言った。退院前に超音波検査をやっておく必要があり、その検査の予約が取れなくて土曜日になってしまったとのこと。当初は飛び石連休はざまの２２日の予約になってしまったのだが、そこまで入院が延びるのはかわいそうだと思い、土曜日に予約を押し込んでくれたということだ。
　その後、主治医＝執刀医が病室にやってきて、退院の話をし、金曜退院と言われた。そこで、ハリー先生に超音波検査があるため土曜日退院と言われたことを話すと、「検査は、外来で受けても良いのではないかな」という意見だった。「調整します」と言っていたが、主治医の意見が通れば金曜日に退院できそうである。
　お父さんがそろそろ来るかなぁと思いながら３時過ぎにベッドの上で眠ってしまった。看護婦に、レントゲン撮影に行くように声をかけられるまで眠っていた。
　レントゲン撮影に向かおうとロビーに出るとお父さんに声をかけられた。眠っていたので、外で待っていたとのこと。
　放射線科から帰ってきたあと、病室でお父さんに傷跡を見せた。「ずいぶん大きく切ったんだなぁ」と興味深く見ていた。
　そのあと、新棟８階の展望レストランへ行き、コーヒーとカスタードプリンをご馳走してもらった。ちょうど陽が落ちて空が赤く染まるころで街の灯りもちりばめられて美しい眺めを観ることができた。
　夕食後、８時頃か、ワダ先生がやってきて、「木曜日から土曜日好きな日に退院しても良い」と言われた。「それでは、一番早い木曜日に」とお願いした。退院日は１８日の木曜日で決定の様である。

２００８年１２月１７日

　寝ている間に下着を汚してしまったので、パジャマと下着の替えが不足してきた。当面着る分はあるのだが、今夜シャワーを浴びた後に着替える服がない。
　そこで、朝７時半、ロビーの公衆電話からナオミに着替えを持ってくるように頼んだ。
　退院一日前。
　今日の体重は、86.6kg。日曜日から2.2kg減量している。看護婦に報告したら、「毎日の体重測定は、もうやらなくて良い」と言われてしまった。
　退院が近づいてきて、だんだん看護婦が様子を見に来る回数が減っていくのは、入院するといつものことなのだが、なんとなくさみしい気持ちだ。
　受持医ハリー先生も、明日退院を承認。これで明日退院できるのは間違いないようだ。
　ハリー先生に22日の辛島コンサートに行っても良いかを尋ねたら、ハリー先生の意見としては「行ってもかまわない」ということだった。
　昼食後、地下の売店まで散歩して、シュークリームを買ってきた。部屋に戻ってきて、自販機で買った紙コップコーヒーと一緒に食べた。
　ナオミは５時半過ぎにやってきた。ナオミが着替えを持て来たのを確認して、シャワーを浴びた。
　ナオミは７時のバスで帰った。
　明日は退院。病室で寝るのも今夜が最後だ。

２００８年１２月１８日

　退院した。
　入院期間は１２月２日～１８日の１７日間。４人部屋が１日、個室が１６日。室料だけで５８８０＋１４７００×１６＝２４１０８０円。
　もう計らなくてもよいと昨日看護婦に言われてしまったのだが、ここまで毎日測定したので今朝も体重を計ってみた。86.5kg。昨日より100グラムの減。昨日は、シュークリームを食べたりしたから、体重の減少が少なかったのではないか。
　看護婦が薬をたくさん持ってきた。漢方整腸剤「大建中湯」は先日処方された７日分があるのに、さらに３０日分も渡された。また、手術後に頓服として処方されていた鎮痛剤と便秘剤（下剤）の、結果として使わなかった分も渡された。
　受持医ハリー先生が採血にやってきた。間に合ったら結果を知らせに来ると言っていたのだが、１０時きっかりに結果を知らせにきた。「悪くない」そうだ。
　なかなか、病棟事務からの説明が病室に来なくて１０時半になってやっと病棟をでた。
　今日は清算が無く、後日請求書が出来てから支払えばよいことになっている。しかし、その説明を聞くため、入院会計の窓口に寄るように言われる。入院会計の窓口で、診察券が返却された。
　病院からはタクシーに乗って帰って来た。１３４０円。
　帰宅１１時頃。
　昼食は生ラーメンのパックでナオミが作ってくれた「タンメン」。久しぶりのラーメンでうまかった。
　食後、ほんの少しうとうと。「眠るならベッドに行け」と言われてベッドに入ったが、ベッドに入ったら目が覚めてしまい、再びリビングに戻ってきた。

２００８年１２月２０日

　超音波検査のため病院へ。
　６時に目が覚めた。起床は７時。
　超音波検査のために朝食を抜いていこうかと思っていたのだが、「軽くなら食べても良い」というゆるい食事制限だったので、食べてゆくことにした。昨日の残りのカレーを食べた。
　検査の予約は１０時。あまり待たされずに、１０時半には検査が終わった。
　病院からの帰り、ローソンに寄って『ルーヴル美術館展』の前売りペアチケットを買った。来年の春には『ルーヴル美術館展』が２つあるらしい。このローソンで買ったペアチケットはフェルメールの『レースを編む女』が展示される方ではない。主催に朝日新聞社とテレビ朝日が加わっている方で、六本木の国立新美術館で開かれる。
　ついでだから、フェルメールの『レースを編む女』が展示される国立西洋美術館で開かれる方のルーヴル美術館展の前売り券も買うことにした。こちらは主催に日本テレビ放送網と読売新聞東京本社が加わっていて、読売系である。こちらの前売り券はローソンでは買えないようで、ファミリーマートまで買いに行った。

展覧会名	会場	会期	主催
ルーヴル美術館展 １７世紀ヨーロッパ絵画	国立西洋美術館 （東京・上野公園）	２月２８日～６月１４日	国立西洋美術館・ルーヴル美術館・日本テレビ放送網・読売新聞東京本社
ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち	国立新美術館	３月２５日～６月１日	国立新美術館・ルーヴル美術館・ 朝日新聞社・テレビ朝日

　３時、古淵駅で待ち合わせてハッシーと会った。２２日の辛島美登里のコンサートチケットを持ってきてもらった。「入院中に見舞いに持っていこうと用意していた」と言って、ヨックモックの缶入りのクッキー詰め合わせとコミックの単行本を３冊、戴いた。古淵駅近くのファミレス「ジョナサン」で１時間ほど、閑談した。
　夕飯は、スーパーで買ってきた寿司を食べた。たかだか１７日間の入院でしかなかったが、久しぶりの寿司のような気がして旨かった。
　退院して帰ってきて以来、ダイニングのいすに座ると、尻の骨が椅子に当たって少し痛い。尻が痩せたということなのだろうか。

２００８年１２月２１日

　７時起床。
　町内会の餅つき大会に１０時過ぎに行って来た。毎年恒例の行事である。事前に配られたチラシについていた引き換え券で、ひとりに餅が一皿３個、無料でふるまわれる。ナオミとふたりで行き、ふたり分もらって、その場で食べた。一杯５０円で豚汁を売っていたので、それも一杯食べた。
　包丁研ぎのサービスも餅つき大会と同時開催で毎年恒例でやっている。包丁１丁研ぐのに料金は１００円。これもここ何年か毎年利用している。
　餅つき大会から、まっすぐ家に帰らずに、ドンキホーテに寄った。買い物をしてから家に帰った。スーパーの中を歩き回るのは、今の体調ではすこししんどい。ナオミがレジで精算している間、外の椅子に腰かけて待っていた。
　年賀状の宛名書きをした。２０枚の宛名書きを終えた。例年は旧式のワープロで宛名を印字しているのだが、今年はワープロのセットアップが面倒なので自分で手書きで宛名書きをすることにした。
　手術痕の傷が癒えてきているためか、痛痒い。腹帯が皮膚にすれることで、傷口を刺激するのが、痛痒く感じる。
　午後、ソファに横になりWOWOWで映画を見ているうちに、うとうと居眠りをした。
　今日は冬至。夕飯にかぼちゃの煮物を食べた。そして、風呂はゆず湯。
　退院する時に不通に風呂に入っても大丈夫と受持医から言われていたのだが、傷口を湯に沈めるのは怖くてできない。今夜のゆず湯も、へそ下まで湯につかっただけで上がってきた。

２００８年１２月２３日

　天皇誕生日。
　自宅静養５日目。
　手術から２週間経った。最近は傷口が癒えて少し痒い感じである。掻きむしるわけにもいかず、服の上から撫でるのだが、そうすると少し痛く、痛痒いといった感じ。
　会社の庶務から送ってもらった「給与所得者の扶養控除等（異動）申告書」が昨日届いていた。その申請書に記入し、短い手紙を添えて返信用封筒に入れた。
　年賀状の宛て名書きの続きを行った。だいたい全部書き終えた。印刷した葉書が１５枚ほど余っている。
　夕方、ジャスコのタイムセールで、ひとりひと品売る「たまご」を買うために、ナオミに付き合った。ジャスコの食料品売り場をうろうろしていたら、男性から声をかけられた。見ると、入院していた病棟の男性看護士だった。奥さんと赤ん坊と一緒に買い物をしているところだった。「その節はお世話になりました」と短い挨拶をした。
　「給与所得者の扶養控除等（異動）申告書」と今日宛て名書きした年賀状を、ジャスコ前の郵便ポストに投函した。

２００８年１２月２７日

　７時半起床。
　ナカニシさんとハッシーに、お見舞いのお礼を送るため、町田に行く予定であったが、ネットの三越の通販サービスで送れることがわかり、そのサービスを使ってタオルを贈った。発送は１月中旬になってしまうようだが、それもかまわないだろう。「内祝い」ののしをつけるように指定したのだが、「快気祝い」の方がよかったのだろうか。「快気内祝」というのがあれば、それが一番良いようだが。
　昼食後、ソファの上で昼寝。２時間ほど眠ったようだ。もう少し眠っていたいところを起こされてしまった感じで、頭がすっきりしない。
　一日中暖房の効いた部屋にいるせいか、体調もすっきりしない。はっきり具合が悪いわけではないのだが、頭がすっきりしなく、寒気のようなものも感じる。
　夕食後、傷口が痛んだ。食事をして腹が膨れると、腹が張り傷口に余分な張力がかかるのかも知れない。皮膚表面がちくちく痛む。鎮痛剤を飲むほどではないが、痛みがある。

２００８年１２月２８日

　７時起床。
　今日はいのたつ夫妻と快気祝い（内祝い）の宴。朝、「４時頃家を出るときに連絡します」とメールが届いた。
　４時頃、いのたつから電話がかかってきて「これから向かう」とのこと。１時間弱かかって５時少し前にマンションに着いた。いのたつのクルマに乗せてもらってせんざん本店へ。予約は５時半であったが５時１０分ほどには店に着いてしまった。予約よりも少し早いが席に通してもらい、食事を始めた。
　いのたつは運転手のため、自分は病気のため、男性ふたりは酒が飲めない。男性ふたりはグレープフルーツジュースを注文。いのたつ夫人がチューハイを、ナオミがグラスワインを注文。快気祝いの乾杯をした。
　いのたつはふぐを食べるのは数年ぶり２回目、いのたつの奥様は今日が「ふぐデビュー」とのことで、めずらしさも手伝って美味しく食べれたようだ。かく言う自分たち夫婦も、去年のお父さんの誕生祝いでふぐ会席を食べて以来の１年ぶりのふぐ料理である。

　料理を食べながら、正月２日３日のいずれかに、ロマンスカーMSE『ベイリゾート』号で、ディズニーシーに行かないかと誘った。いのたつの奥様の仕事の都合で、２日は行けないが３日ならば行けるとのこと。実家に年始挨拶に行く予定だったそうだが、誘いに乗ってディズニーシーに一緒に行ってもらえることになった。いのたつ夫婦はふたりでディズニーリゾートに行ったことはまだないとのことだ。
　帰宅してポストをのぞくと病院から入院費の請求書が届いていた。入院費の総額は６３万４９４円だった。

２００８年１２月２９日

　６時起床。５時半ごろ目が覚めて、そのまま眠れなかった。
　テレビのチャネルをザッピングしていて、３チャネルが映らないのに気がついた。リビングのテレビだけでないことを確認するために、古い携帯電話のアナログテレビが映る携帯電話で３チャネルを映してみたがやはり映らない。いま使っている携帯電話でディジタル放送でNHK教育テレビを映してみたら、放送休止と表示された。地球温暖化対策、節電とCO2排出削減のための放送休止だそうである。
　昼少し前、スーパー「ライフ」に買物に出かけた。年末の間、毎日午後１時まで、ポイントカードのポイントを５倍付けるというセールをしているというので、１時までに買い物に行こうと出かけた。

　昼食は、今月２５日に１６号線相模大野にオープンしたラーメンのチェーン店「味の時計台」という店に行ってみようと決めていた。相模大野方面から１６号線外回りに入り北上して、かっぱ寿司の隣にその店は出来た。ところが入ろうとすると駐車場が満杯で（１８台分しか駐車スペースがないようだ）おまけに、席の空くのを待つ行列が店の外にまで出来ていた。車が停められないなら仕方ない。そのままクルマを北上させ幸楽苑まで行き、ラーメンを食べた。
　帰りに島忠ホームセンタに寄った。
　ナオミが銀行に寄って帰るというので、銀行の近くでナオミをクルマから下ろし、自分は先に帰宅した。
　少し眠くなり、テレビを見ながらソファの上に横になった。間もなく眠りに落ちたようだ。
　ナオミが帰って来て起こされた。３０分ほどのうたた寝だったようだ。
　いのたつからメールで連絡が入り、明日１４時に町田で会うことになった。特急券を買いいのたつ夫妻の分を渡し、その後に一緒にディズニーシーのチケットを買いにディズニーストアまで行く予定だ。
　今夜の入浴で、退院後初めて、手術後初めて、手術痕を湯船に沈めた。もともと、退院時に、湯船につかっても良いといわれていたのだが、今日までは傷口を湯に浸けぬようにへそ下までしか湯船につからないようにしていた。明日で手術３週間。傷口もしっかりふさがっているので今日は肩まで温まることにした。