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坂田、完全決着つける/WBAフライ級 (2/2ページ)

2008.12.31 05:00
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坂田、完全決着つける/WBAフライ級
1年納めのけじめのファイト。前回対戦はドロー。坂田が完全決着をつけて新年を迎える(撮影・岡田亮二)【フォト】

 1年納めのけじめをつける。坂田は「今までで最高の練習ができた。あとは最高の試合をするだけ」と意気込んだ。挑戦者デンカオセーンとは昨年11月に対戦して3者3様の判定で引き分け。坂田が2度目の防衛に成功したが、完全決着をつけて気分よく新年を迎える。「強い挑戦者だが、やってきたことをリングで出せば結果は出る」と再戦に自信をのぞかせた。

 V5。日本人の世界フライ級王者にとっては、特別な数字だ。世界王者のまま不慮の交通事故で他界し、「永遠のチャンプ」と呼ばれる故WBA世界同級王者・大場政夫氏(享年23)が持つ、日本人最多のフライ級5度の防衛記録に並ぶからだ。さらに、広島は自身と協栄ジム・金平桂一郎会長の故郷でもある。防衛して迎える元日には、広島・呉市にある先代会長の正紀氏の墓前に勝利の報告をするつもりだ。

 「(V5の)記録はあまり意識していないが、地元でできることに感謝して、勝って広島を盛り上げたい」。故郷に錦を飾る、気合が高ぶる。(山田結軌)


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坂田、完全決着つける/WBAフライ級

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