2008年12月30日 19時53分更新
年末も押し迫り、岡山市の商店はおせち料理や雑煮など正月用の食材を買い求める人たちでにぎわいました。
戦後すぐにできた岡山市の岡ビル市場は鮮魚や野菜、それに総菜などの小売店がおよそ50店集まっていて、新年まであと2日と迫った30日は大勢の客でにぎわいました。
このうち魚屋には、刺身用のマグロや生きたままのイセエビ、それに一匹丸ごと焼いたタイなどが所狭しと並べられました。
また、雑煮に入れる食材として好まれているブリは、鮮度や脂ののり具合をじっくりと吟味してから何切れも買っていく客も見られました。
このほか、おせち料理として食べる黒豆やつくだ煮などの総菜は小分けにされたパックが人気で次々と売れていました。
岡ビル市場は31日も夕方まで営業していて大勢の人で賑わいそうだということです。
買い出しに訪れた人たちは「あす、子どもたちが帰省するので、にぎやかに過ごそうとたくさん買い込んでしまいました」と話していました。