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内田流出阻止へ鹿島異例の4年半契約

 鹿島の日本代表DF内田篤人(20)が、鹿島と異例の大型契約を結ぶことが分かった。内田の代理人を務める秋山氏が30日、3回目の交渉に臨み、11年1月末まで残っていた契約に新たに2年半を加えた4年半契約で合意。初年度となる来季の年俸は推定で3000万円となった。鈴木満強化部長によると、クラブは当初5年を提示したが、最終的に13年7月30日まで延長することでまとまったという。

 過去、C大阪のMF柿谷らユース世代の選手がトップ昇格する際に5年の長期契約を結ぶことはあったが、すでにトップで活躍する選手が4年以上の契約を結ぶのは異例中の異例。鹿島でもMF小笠原やDF中田らの3年延長が過去最長で、4年半はクラブ史上最長となる。

 今回の大型契約は、内田の海外クラブへの流出を阻止したい鹿島側の意思の表れだ。日本代表でも不動の右サイドバックに定着した内田は、欧州での知名度もアップ。すでにオランダの名門アヤックスやPSVなどが興味を示している。新たに結び直す契約には海外クラブからオファーが来た場合の条項も盛り込まれているが、鹿島側としては看板選手の流出をギリギリまで回避させる意向だ。

[ 2008年12月31日 ]

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