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気合十分 WBA王者の坂田が広島入り '08/12/30

 大みそかに5度目の防衛戦を控える世界ボクシング協会(WBA)フライ級王者の坂田健史(協栄、広島県府中町出身)が29日、会場となる広島市に入った。帽子を目深にかぶってマスクをした王者の眼光は鋭く、31日の防衛戦へ気合をみなぎらせていた。

 午後6時すぎ、金平桂一郎会長らとともに帰省客で混雑するJR広島駅に到着。「広島に来るのはいつも帰省するときだけだった。試合で来るのは初めてで緊張感はあるが、熱い良い試合をしたい」と抱負を口にした。

 大みそかの世界戦は日本ボクシング界初。「良い状態でリングに上がれる。一年の最後に広島を盛り上げたい」と王者として年を越すことを誓った。

 挑戦者で同級1位のデンカオセーン・シンワンチャー(タイ)も同日広島入り。30日は前日計量と調印式がある。(友岡真彦)

【写真説明】体調に注意を払い、マスク姿で広島入りした坂田(中央)。左は金平会長




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