アフリカ・ジンバブエ観光庁が、中国観光業界の代表団を迎えるため掲げたプラカードに、中国語の代わりにハングルで文を書いたハプニングがあった。ジンバブエの「フィナンシャル・ガゼット」紙が報じた。
同紙の最新号によると、ジンバブエ観光庁は最近、中国観光業界の代表団を歓迎するプラカードを空港に掲げたが、その内容がハングルで記されていて中国人らを当惑させた、とのこと。ジンバブエ観光庁側はそうしたことに全く気付かなかったが、中国代表団が週明けに記者会見する途中、その事実に触れた後、一歩遅れて状況を把握した模様だ。
同紙によると、観光庁は今後似たようなことの再発を防ぐため中国人の通訳士を雇用する計画だ。最近ジンバブエ政府と関連業界が中国人観光客の誘致に全力を挙げているなか招かれた今回の事態について、フィナンシャルガゼットは「中国代表団が最大の競合国家のひとつである韓国のハングルで出迎えられたことについてそれほど良い印象を受けていないだろう」とした。