30日午後3時54分ごろ、JR東海道新幹線の小田原駅(神奈川県小田原市)の下り線ホームから女性が線路内に入り、通過中だった東京発新大阪行き「のぞみ249号」(16両編成)にはねられ死亡した。
同新幹線は下り線の乗車率が最大で150%に達するなど、この日が帰省ラッシュのピーク。事故で新横浜―熱海間の上下線で約1時間半にわたり運転を見合わせ、計約140本で最大1時間45分の遅れが出た。同日夜もダイヤの乱れは続き、影響人員は17万人に上るという。
神奈川県警小田原署などによると、女性はホーム上から飛び込み防止用の柵の間を通り抜けて線路内に入り、列車と衝突。即死とみられる。(22:33)