計量を一発でパスしたWBA世界フライ級王者・坂田健史(左)と挑戦者・デンカオセーン・シンワンチャー(中)=広島市西区・広島サンプラザ
ボクシングのWBA世界フライ級タイトル戦(デイリースポーツ社後援 31日・広島サンプラザホール)の調印式、計量が30日、広島市内のホテルで行われ、王者・坂田健史(28)=協栄=が50・7キロ、挑戦者デンカオセーン・シンワンチャー(32)=タイ=が50・6キロでパスした。
5度目の防衛戦に向けて万全をアピールする坂田は「最高の練習ができたし、最高のコンディションに仕上がった。あとは自分を信じてリングに上がるだけ。結果は必ずついてくる」と自信満々だった。
一方の挑戦者は「体調は100%。何も問題はない。坂田は非常に強く、我慢強いファイターだけど、今回は自分が勝つ。この一年間、坂田のビデオを何回も見て研究してきた。自信はある」と、昨年11月のリベンジを誓った。