インテリマウスのホイールの主な機能 ホイールは前後に回転し、ボタンとしても動作します
インテリマウスのホイールとは?
従来のマウスにある 2 つのボタンの間に、回転する「ホイール」を埋め込んでいます。

インテリマウスのホイールは前後に回転し、18ステップで 1 回転します。またホイール自体を押し下げることで第 3 のボタンとしても機能します。

インテリマウスのホイールは単独で使用したり、またはキーボードの「Ctrl キー」や「Shift キー」と組み合わせて使用することによって、一般的には下記の 1 ~ 5 の機能を提供します。

インテリマウスのホイール機能は、Windowns 95/98 または Windowns NT 4.0 で動作する標準的なスクロール バーを持つアプリケーションでお使いいただけます。

インテリマウスは、ホイールに対応していないアプリケーション ソフトウェアにおいては通常の 2 つボタンのマウスとして動作します。

インテリマウスのホイールの主な機能

1.スクロール

ホイールを前後にくるくる回すだけで画面上のドキュメントをスクロールさせることができます。今までのように画面の右端にあるスクロール バーにわざわざポインターを持っていく必要がないので、ドキュメントを見続けながらすばやく簡単にスクロール。ホイールを 1 ステップ動かすと、通常 3 行スクロールします。(この行数はコントロール パネルで調整できます。)

2.パン (連続スクロール)

ホイールをボタンのように押し続けながらマウスを動かすと、ドキュメントを好きなスピードで好きな方向に連続スクロールすることができます。ホイールを離せば終了。その間ドキュメントは連続的にスクロールするので、特定の部分をすぐに探し出すことができます。

3.オート スクロール (読書モード)

ホイールを一度クリック (カチッと押してすぐに離す) してからマウスを動かすと、その後はドキュメントが自動的にスクロールします。スクロール スピードは動かしたマウスの距離に比例します。ゆっくりスクロールさせれば、長い文書もコーヒー片手に楽々読めます。

4.ズーム

Ctrl キーを押しながらホイールを手前に回すと、ドキュメントの表示が縮小され、逆に回すと拡大します。マイクロソフト エクセル 97 では、ホイール 1 ステップで 15% ずつ拡大・縮小します。

5.データズーム

Shift キーを押しながらホイールを回すと、データを折りたたんで隠したり、再び開いて表示させたりすることができます。マイクロソフト ワード 97 なら、アウトライン モードで見出しだけを表示させたり、隠れている本文を表示させたり、文書作成がスムーズに、ぐんと効率よくなります。インターネット エクスプローラでは、「戻る」「進む」を瞬時に行います。