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各界著名人の死亡を伝える。生前の業績や関係者の反応、通夜や告別式・葬儀での出席者の様子も。

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2008墓碑銘…「もっと、真面目にふざけなさいよ」

 2008年は、日本人のノーベル賞連続受賞など明るい話題があった一方で、不況の嵐で厳しい年の瀬となった。そして今年も、各界で多くの著名人が亡くなった。生前に残した言葉で故人をしのぶ。(敬称略。かっこ内は主な肩書と年齢、亡くなった月日)(読売新聞)
[記事全文]

◇記事に書かれている著名人
映画監督の市川崑さん死去 - 産経新聞(2月13日)
「ノンちゃん雲に乗る」児童文学作家、石井桃子さん死去 101歳 - 産経新聞(4月23日)
漫画家の赤塚不二夫さん死去 - 日刊スポーツ(8月23日)
さらば稀代の名優…緒形拳さん死去 - デイリースポーツ(10月8日)
加藤周一さん死去:国際的な知識人 「九条の会」一貫した主張 - 毎日新聞(12月6日)
作曲家の遠藤実さん死去、「北国の春」など5000曲以上 - 産経新聞(12月6日)
北山六郎氏が死去/財田川事件の弁護団長 - 四国新聞(1月7日)
川村二郎氏が死去 独文学者で文芸評論家 - 47NEWS(2月8日)
北島敬介氏死去/元検事総長 - 四国新聞(3月3日)
歌人の前登志夫氏死去 土俗的な独自世界詠む - 産経新聞(4月6日)
元日経連会長・永野健氏が死去−85歳 - 四国新聞(5月13日)
サッカー協会元会長の長沼健氏が死去 - 日刊スポーツ(6月20日)
ニュートリノの質量発見 物理学の戸塚洋二氏が死去 - ITmedia(7月10日)
ミリオンセラー「日本語練習帳」の国語学者、大野晋氏死去 - 産経新聞(7月14日)
「ラジオ体操第一」服部正さん死去 - スポーツニッポン(8月6日)
富山清翁氏死去/地唄、箏曲演奏家 - 四国新聞(9月6日)
参院議長から埼玉県知事、土屋義彦氏が死去 - スポーツニッポン(10月7日)
ニュースキャスターの筑紫哲也さん、肺がんで死去 73歳 - 産経新聞(11月7日)
小説「会津士魂」、作家の早乙女貢さんが死去 - 読売新聞(12月25日)

※ここより下は、メディア関係者と読者が作るガイドコンテンツです。   表示方法: 標準全部

2008年の訃報

読売新聞「ニュース月録」で月別の物故を掲載している。ウィキペディアの「訃報 2008年」の項目では日別に振り返ることが可能。スポーツ報知の「訃報・おくやみ」、オリコンの「おくやみ・訃報」では、芸能人に関する情報をまとめている。

訃報ドットコム

おくやみ:フレディ・ハバード氏
おくやみ:ジャスティン・エイラーズ氏
おくやみ:サミュエル・P・ハンティントン氏
おくやみ:ハロルド・ピンター氏
おくやみ:飯島愛氏

おくやみの挨拶

All About ガイド記事「心を込めて簡潔に お悔みのあいさつ」によると、弔問や通夜、葬儀の際に述べるおくやみの挨拶は、故人と弔問する側の関係によって変わるが、大切なことは遺族の気持ちを思いやり、心を込めて簡潔に言葉を述べることだと伝えている。

著名人の弔辞

赤塚不二夫に捧げたタモリの言葉
「8月2日にあなたの訃報に接しました。残念です。」からはじまる弔辞は、故人を彷彿させるエピソードを中心に進められていく。故人の決め台詞と言われた「これでいいのだ。」という言葉を混ぜながら、最後は「ありがとうございました。私もあなたの数多くの作品の1つです。合掌。」と締めくくっている。
手にした紙を何度も見ながら読んでいた姿が各メディアで報道されたが、実は紙には何も書かれておらず、全てアドリブだったということが判明した。
本田美奈子に捧げた岸谷五朗の言葉
「美奈子ちゃんがくれた手紙は宝物になってしまいました。筆不精の僕は、いつも電話でした。 実はこれが初めての手紙です。」と少年のような語り口調ではじまる。
美奈子ちゃんはずっとがんばっていたのに、 『がんばれ!がんばれ!』って言ってゴメンね。」と言葉を詰まらせるシーンが列席者の涙を誘った。
いかりや長介に捧げた加藤茶の言葉
まずは「長さん。随分急いで向こうに行っちゃったんだね」から始まり、「40年間本当にありがとう。そしてご苦労さんでした。何も心配なくゆっくり休んでちょうだい。さようなら。」で締めた。
飾らない言葉と、まるでその場にいるかのような雰囲気で話しかける様子は、生前の二人のコントシーンを彷彿させるようだったと言われている。

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