携帯電話で搬送の可否を確認 愛知県が新救急情報システム |
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救急搬送が集中して病院が受け入れを拒否する事態を防ごうと、愛知県は、救急隊員が携帯電話で病院の受け入れ可否の現状を入力できる新情報システムを開発した。ほかの隊員が病院の混雑状況を確認できるため、効率的に素早く患者を運べるようになるという。県内の消防本部が来春から順次導入を始める。 新システムは県がNTTデータと共同開発。救急車で患者を運ぶ際に、救急隊員が病院に受け入れ可否を問い合わせ、大丈夫な場合は「○」、断られたときは「×」を携帯電話からシステム画面に入力する。 「重症」「軽症」などの情報も登録可能で、過去12時間分の履歴が表示される。急患が集中している病院や、重症者が多い医療機関がリアルタイムで分かるため、余裕のある受け入れ先を見つけやすくなる。 現在のシステムは各病院が受け入れ可能な診療科を入力しているが、治療優先で情報の更新は遅れ気味。新システムは救急隊員の入力で情報を補うことができる。
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(初版:12月30日17時8分)
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