イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの空爆は30日未明も続き、パレスチナ側の死者は360人を超えました。
30日未明の空爆は、前日に続き対イスラエル強硬派のハマスが所有する建物が標的となった模様です。4日連続となるガザへの空爆で、AP通信はこれまでに364人が死亡、1400人以上がけがをしたと伝えています。
イスラエルのバラク国防相は29日、「全面戦争」という言葉を使い、攻撃続行の考えを改めて示しています。
一方、ハマス側もロケット砲による攻撃で応酬し、これまでにイスラエル人4人が死亡しています。また、ガザ以外の各地では、パレスチナ人がイスラエル兵に石を投げつける抵抗運動が激しさを増し、対立が収まる兆しは一向に見えていません。(30日11:04)