師走の街を巨大なランタンが練り歩く「サンタプロジェクト」が20日夜、日田市の中心商店街で開かれた。大分国体マスコット「めじろん」などの光のパレードに、集まった見物客から拍手や歓声が上がった。
地元有志でつくる「本町2丁目サンタプロジェクト」(梶原孝義会長)が、冬の夜に子どもたちに夢を与えようと8年前から実施している。今年のテーマは「上昇」で、約40人が4カ月かけてランタンを作製した。
トナカイに引かれたそりに乗っためじろんを先頭に、お菓子の家、竜と3体のランタンが市中心街をパレード。JR日田駅前や温泉旅館街を約3時間かけて行進した。
竜のランタンは同市中本町の「ビジネスホテルカネセン」の玄関に30日まで飾られる。
=2008/12/21付 西日本新聞朝刊=