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福岡鈴木が最終戦でプロ初ゴール/J2

<J2:福岡3-1湘南>◇第45節◇6日◇レベスタ

 福岡の右サイド鈴木惇(19)がプロ1年目の最終戦で、J初ゴールを決めた。主将布部陽功(35)が退団、中村北斗(23)ら主力流出危機の中で、はえぬきレフティーが成長を見せた。

 興奮を抑えられなかった。後半3分。FW大久保哲哉(28)の低く速いパスに、ダイレクトで左足を振り抜いた。J通算22試合で16本目のミドルシュートがゴール左上に突き刺さると、手袋を着けた右こぶしを何度も握った。「冷静だったら(ベンチの)布さんの所へ走ったと思う。かなり、うれしくて、気が回らなかった」。U-19(19歳以下)日本代表として海外経験も豊富だが、プロ初得点は格別だった。初アシストから約2週間で、今季の目標を達成したが「この喜びを、もっと早く味わいたかった」と自己採点は厳しい。ヒーローインタビューでは「来年はチーム一丸となって昇格し、最終戦でサポーターの皆さんと喜びを分かち合いたい」と誓った。

 7月の就任以来、ホーム10戦負けなしで終えた篠田善之監督(37)は会見で悲壮な覚悟を口にした。「今いる選手は必ず残してほしいと要望したが、どうなるか分からない。限られた予算で、どれだけできるかがクラブの明暗を分ける」。この日、ともに得点を挙げた、大久保とFWハーフナー・マイク(21)の2トップはレンタル組で、人件費を削減するクラブが引き留められるかは微妙だ。J1からオファーがある中村、退団する布部とMFタレイ(32)を合わせると、5人で今季55得点中30点。8日からの契約交渉次第では、攻撃力が半減する。鈴木の得点は明るい材料だが、それだけで照らすには、福岡はあまりにも暗い闇を抱えている。【佐藤千晶】

 [2008年12月7日10時57分 紙面から]


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