2008年12月30日 10時37分更新
新年を前に美作市では企業や旅館の玄関先に飾る門松をつくる作業が行われています。
美作市巨勢の造園業者、高山幸吉さんの作業所では、県内の企業や旅館から注文を受けて毎年、この時期に門松づくりを行っています。ことしも25日から門松づくりが始まり、高山さんをはじめ家族や従業員が総出で作業にあたってきました。
作業では3本の孟宗竹を中央に置きまわりを紅白の葉牡丹や黒松、それにコケむした梅の枝や赤い実が鮮やかなナンテンで飾りつけていきます。
作業は27日まで続けられ、完成した門松は、地元の湯郷温泉の旅館や岡山市内の会社などに届けられることになっています。
高山さんは「景気悪化の影響で去年より注文は減っていますが、門松が福を呼んでくれるよう願いながらつくっています」と話していました。