岡山放送局

2008年12月30日 10時37分更新

ペットの飼育放棄減を


岡山県は捨てられたり、保健所などに持ち込まれたりするペットを減らすための指針を定めた「動物愛護管理推進計画」をとりまとめ、今後、飼い主に対して協力を呼びかけることにしています。

「動物愛護管理推進計画」は、改正された動物愛護法に基づいて各都道府県に策定が義務づけられているものです。
今回、岡山県が策定した計画では「飼い主が責務を適切に果たすことが適正な飼育を推進する」として飼い主の責任を明確に定義しています。

その上で、飼い主に対して自分の連絡先を記した首輪をペットに装着することや最後まで責任を持ってペットを飼育するという意識を持つことなどを呼びかけています。そして、こうした取り組みによって県内の保健所などが1年間に引き取るペットの数を昨年度の3140匹から10年間で半減させる目標を掲げています。

岡山県では、「飼い主がペットの飼育を安易に放棄しないようさまざまな機会を通じて呼びかけ計画で掲げた目標を実現したい」と話しています。