2008年12月30日 10時37分更新
年の瀬をむかえ、野宿を余儀なくされている路上生活者いわゆるホームレスの人たちに無事に年を越してもらおうと、28日岡山市でボランティアの人たちが温かい食事を配りました。
炊き出しを行ったのは日ごろからホームレスの人たちの生活支援を行っている市民団体「岡山・野宿生活者を支える会」です。
28日は岡山市の広場など2か所で集まったおよそ50人に、声をかけながら温かいカレーを手渡しました。
支える会によりますと、岡山市では路上で生活する人が増える傾向にあり、最近は特に20代から40代の若い人が目立つということです。
代表の豊田佳菜枝さんは「年末年始は日雇いの仕事もなくなる上、来年は景気の低迷で住む場所を失った人が路上生活を余儀なくされるのではないかと心配しています。少しでも多くの人に温かい食事を提供していきたい」と話していました。
支える会では岡山市の南方公園と城下地下広場で1月4日まで毎晩炊き出しを行うことにしていて、食事の準備などを手伝ってくれるボランティアや衣料品を募集しています。
詳しくは事務局090−1353−3042までお問い合わせ下さい。