岡山放送局

2008年12月30日 10時37分更新

振り込め詐欺は11月減少


11月の岡山県内の振り込め詐欺の被害は件数、被害額ともことしに入って最も少なくなったことが岡山県警察本部のまとめでわかりました。

岡山県警察本部のまとめによりますと、11月1か月間に県内で被害届けが出された振り込め詐欺の件数は5件被害額はおよそ473万円で件数、被害額ともことしに入って最も少なくなりました。

また、ことし1月から11月末までの被害の件数は293件、被害額はおよそ4億4500万円で、去年の同じ時期に比べて、件数で89件、金額で2億円余り少なくなっています。

しかし、「納めすぎた税金を返す」とウソの電話をかける「還付金詐欺」は76件と去年の同じ時期に比べて、43件増えているほか、警察官を名乗ってキャッシュカードをだまし取る新たな手口の詐欺もことし7月以降で9件起きています。

このため警察では身に覚えのない不審な電話に注意するよう引き続き呼びかけるとともに、取締りを強化することにしています。