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庭に車突っ込み母娘死亡 三原市、父も重体 '08/12/29

 二十九日午前八時二十五分ごろ、三原市久井町坂井原の国道486号沿いの民家に、道路からはみ出した乗用車が突っ込み、庭にいた建設業盛谷浩二もりたに・こうじさん(51)と妻良美よしみさん(41)、次女の里歩りほちゃん(4)を次々にはねた。

 三人は病院に運ばれたが、良美さんと里歩ちゃんが間もなく脳挫傷や外傷性ショックなどで死亡。浩二さんも収容先の病院で死亡した。

 乗用車の広島市中区土橋町、建設業の男性(25)は軽いけが。三原署は男性から自動車運転過失致死傷の疑いで事情を聴いている。

 調べでは、現場は見通しの良い片側一車線の道路。三人は庭の花壇の手入れをしていたらしい。

 現場は山陽自動車道三原久井インターの北西約三キロ。

 近くの住民によると、国道486号は盛谷さん宅の手前約五十メートルに緩いカーブがあるが、車線をはみ出すような場所ではないという。

【写真説明】民家に乗用車が飛び込み3人死亡した現場。手前が国道486(29日午後1時4分、撮影・室井 靖司)




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