ハタヨガとは、呼吸法を使い、身体を通して行うヨガの総称です。
本来ヨガとは、瞑想を駐印とするものでしたが、その入門向けに身体の動きを取り入れたものがハタヨガです。
今回ここで取り上げたヨガスタイルの中にも、ハタヨガの流れを汲んだスタイルがあります。

ハタヨガに対して、こちらは瞑想を通して「悟り」や「解脱」を目的とするヨガスタイルです。
精神世界が中心となってくるので、上級者向けヨガと言えるでしょう。

ピクラムヨガの特徴は、なんといってもサウナ並みの「熱さ」です。
室温を40度前後に温めた部屋の中で、90分かけて26種類のポーズを取るのがオーソドックスなスタイルです。

 ビクラムヨガと同様、室温を40度前後にして行うのが特徴で、ビクラムヨガより、さらにダイエットにフォーカスしたスタイリッシュなヨガスタイルです。
女性を中心に人気急上昇中で、都内を中心にスタジオが急増している、注目のヨガスタイルです。

インテグラルヨガとは、インドの基本的なヨガをベースにスタイリッシュにアレンジしたものです。
ヨガを統合的(インテグラル)に学び、ヨガ的なライフスタイルを伝えていくことを目的としています。

アナンダヨガは、どちらかというと、古典的なスタイルのヨガです。
アナンダヨガは、比較的穏やかで、内部の感覚を重視し、肉体と精神の調和を目的としたヨガです。

アヌサラヨガは、アメリカで人気のヨガスタイルです。
人体の構造に対する深い知識を基に、体に負担をかけずに力を引き出していくという洗練されたスタイルは、幅広い層から支持を得ています。

 アイアンガーヨガの特徴は、一つ一つのポーズの長さです。
アシュタンガヨガとは対照的に、静止している時間が長く、瞑想を重視するヨガスタイルです。
各ポーズの完成形を目指して、さまざまな器具を使用することもあります。

 アシュタンガヨガで中心となるものは、「吸う」「吐く」といった呼吸法、そしてダイナミックなポーズです。
この二つを連続的に組み合わせて途切れなく行う、力強いスタイルが特徴です。

 アシュタンガヨガをベースにした、アメリカで改良されたヨガスタイルです。
従来のヨガより運動量が多く、カロリーがダイレクトに消費されます。
ダイエットや体を引き締めるのに効果的です。

 クリパルヨガが他のヨガと大きく違うところは、一律のものを教えるのではなく、個々人の自主性・個性を特に重視する点です。
レッスン内容もこの流れを受けて、一つのポーズに変える時間やカウントが、自由になっているスタジオもあります。

 クンダリーニヨガとは、体の中に眠るエネルギーを覚醒させることを目的としたものです。
数多くの格闘家やアスリートからの支持を得ています。

シバナンダヨガでは、12種類のベーシックなポーズを通じて、「精神力」「柔軟性」「呼吸」「瞑想」を習得します。
体を動かすヨガスタイルとは反対の、精神重視のヨガスタイルです。

最近人気のピラティス。ヨガが基本的に精神の鍛錬を重視しているのに対し、ピラティスは身体の鍛錬を重視しています。いわばヨガの動きを取り入れたエクササイズです。