総務省がまとめた2007年の全国物価地域差指数によると、都道府県別にみた物価水準が最も高いのは東京都で、低いのは沖縄県だった。全国平均を100として算出した指数で、最高と最低の差は16.6ポイントと、5年前の前回調査に比べ0.2ポイント拡大した。東京は住居費や教育費が高く、物価が高止まりしており2割近い差が生じた。
最も高い東京都の指数は108.5で、第2位は神奈川県(104.8)、3位は京都府(102.8)。東京都は住居費の指数が146.7と高いことが響いている。下位の3県は沖縄県(91.9)と群馬県(94.7)、宮崎県(94.9)だった。(28日 07:00)