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温家宝首相直筆の石碑、済州島で除幕

 中国の温家宝首相が自ら揮毫した「徐福公園」という四文字が刻まれた石碑の除幕式が26日、済州道西帰浦市の同公園で行われた。

 温首相の揮毫は2007年4月、韓中親善協会の李世基(イ・セギ)会長が韓中交流15周年行事の開幕式に出席するために訪韓した温首相に徐福公園整備の趣旨を説明し、受け取ったものだ。揮毫が刻まれた石碑は、姜大明・山東省長から贈られた名山・泰山の岩で製作され、高さ3.5メートル、重さ10トンにもなる。

 徐福公園は2000年余り前に秦の始皇帝の使節だった徐福が男女500人を引き連れ、不老長寿の薬草を探すために済州島を訪れたとされる足跡をたどるため、西帰浦市西帰洞の正房瀑布近くに整備された中国式庭園。

 中国の蔡武文化相は「徐福が不老長寿の薬草を求めて済州島を訪れたのは韓中文化の出発点だ。温首相による『徐福公園』との揮毫は韓中文化交流の象徴で、協力関係をさらに発展させていこうという意味を持っている」とあいさつした。

 除幕式には蔡文化相のほか、中国の程永華駐韓大使、韓中親善協会の李世基会長、李相福(イ・サンボク)済州道行政副知事、金亨受(キム・ヒョンス)西帰浦市長、在青島韓国総領事館の金善興(キム・ソンフン)総領事、青島地区の韓国企業協会のイ・ヨンナム会長、西帰浦市徐福文化国際交流協会のキム・ヒョンタク理事長らが出席した。

済州=オ・ジェヨン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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