ニュースRIM、Motorolaを「リストラ社員の採用を阻止」したとして提訴Motorolaが削減した数千人の社員をRIMが雇用することを不当に阻害したとして、RIMがMotorolaを提訴した。(ロイター)2008年12月25日 07時55分 更新
カナダのResearch In Motion(RIM)は、米Motorolaの現役およびレイオフされた社員をRIMが雇用することを不当に阻止したとしてMotorolaを提訴した。 12月23日にシカゴの州裁判所に申し立てられたこの訴訟は、MotorolaとRIMが2月に結んだ契約にRIMが違反したとしてMotorolaがRIMを提訴した3カ月後に起こされた。2月の契約は、両社はお互いの社員を勧誘しないというものだった。 RIMは、この契約は8月に失効して既に法的効力はないとして、契約を無効とする裁判所命令を要請した。 RIMはまた、同社がMotorolaによる「不正競争」と呼ぶ行為に関する不特定の損害賠償を請求している。 Motorolaの広報担当、ジェニファー・バウラウフ‐エリクソン氏はこの訴訟についてのコメントを拒否した。 RIMの訴状には「大規模なレイオフを続けているというMotorolaの最近の発表にもかかわらず、RIMは成長を続け、米国および世界から新たな社員を採用している」とある。 Motorolaが9月4日に起こした訴訟で、MotorolaはRIMがMotorolaの機密情報を利用することおよびMotorolaの社員を勧誘または雇用することを阻止するよう裁判所に求めた。 RIMからのコメントは得られなかった。 RIMとMotorolaの訴訟はイリノイ州のクック郡巡回裁判所に訴訟番号717-200Sとして申し立てられた。 関連記事
[ボストン 24日 ロイター] copyright (c) 2008 Thomson Reuters. All rights reserved.
(翻訳責任について)
(著作権、商標について) 新着記事
|