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『「余命1ヶ月の花嫁」乳がん検診キャラバン』



キャラバン日記

検診車の中で行われることとは・・・

2008年10月4日(土)


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今回のキャラバン日記は、ぱんだ会の芙美子さんの報告です。芙美子さんは千恵さんの高校時代の同級生。テニス部で3年間一緒に汗を流しました。キャラバンでは受診者の方々の緊張をほぐそうといつも明るく話しかけてくれています。

【キャラバン日記】
第9回乳がん検診キャラバンは、10月4日、富山県富山市総曲輪の街なか広場『グランドプラザ』にて行われました。当日、富山県はみごとな秋晴れ!残暑の日差しも遠のき、秋の風を感じました。富山チューリップテレビ感謝祭「sogawaサカス!」も開催され、活気にあふれる会場で、検診カーも負けじとフル稼働でした!
チューリップテレビのイメージキャラクター「さきちゃん」と「さいたろうくん」が会場にかけつけるなど和やかな雰囲気でしたが、検診の順番を待っている皆さんには次第に緊張の色が…!。会場へ来るまでに、以前検診を経験されたお知り合いから「痛いよ!!」という評判を聞いていたり、順番待ちの間にふと聞こえてきた「痛いらしいよ…」という声に急に心細くなったり。検診を待つ皆さんには閉め切った検診カーの中で何が行われているのか、見えないだけに不安になってしまいますね。

そこで今回のキャラバン日記では、笑顔で検診カーに入って頂くために!マンモグラフィ検診の手順をお伝えしようと思います。簡単な注意事項もありますので、受診をお考えの方はぜひぜひご参照下さい。

【1】入り口で靴を脱ぎ、スリッパを履いて検診カーの中へ
<これからの季節、ブーツでのご来場が増えますが、安全性からもなるべく着脱のしやすいものの方がいいですね>

【2】検診カーへ入ったところで、係員に問診表と整理券を渡す
<検診車に入る際に予め用意して頂くと、より早く更衣室へご案内できます>

【3】カーテンで仕切られたスペースに荷物を置き、上半身に着けているものを全て(ブラジャー・ネックレスも)外した状態で待つ
<検診カーの中では待ち時間はほとんどなく、すぐに呼ばれます。※髪の長い方にはまとめて頂く場合がありますので、まとめるものをご持参頂くか車内に用意しているゴムをお使い下さい>

【4】お名前が呼ばれたら、検査技師のいる車の奥に進む。
   <荷物と脱いだ衣類は全て置いたままで検査致します>

【5】場合によっては問診表の内容について2,3質問があった後
片胸ずつ『ぶ厚い』ガラス板で挟み、できるだけ平らな状態にしてX線撮影を行います。
<できるだけ平らに、が「痛い!」につながってしまいがちですが、この痛さには個人差があります。からだの周期によっても異なるので、程度は一概には言えません。加えて、一番強く挟んでいる時間は10秒に満たない短時間。その後まで残る痛みではないのでリラックスして下さいね。※検査中の雰囲気は、キャラバン日記名古屋編ご参照☆>

【6】両胸の撮影が終わったら更衣スペースへ戻り、服を着たあと荷物を持って検診カーを出ます。

以上です。箇条書きにするとやることが多いようですが、検診にかかる時間は以前の日記でお伝えした通り5分程度。そのうち実際の撮影にかかる時間は1分程度です(あとの時間は衣服の着脱など)。こういった流れの後、検診カーから出て来る受診者の方々がスタッフへ感想を語ってくれるのが私たちの密かな楽しみ。いつものキャラバンでは「痛かったです…」という声が8割程度。ですが!今回のキャラバンで検診カーから出てきた方々の声では、「思ったより痛くなかった」「全然大丈夫」「耐えられます」…。このようなコメントが通常より多かったことが印象的でした。富山の女性の芯の強さを垣間見た気がします。

受診して頂いた方へお願いしているアンケートに「痛かったですか?」という項目を足すと、全国統計が取れるかもしれませんね(笑)。受診される皆さんは、お待ちの間に検診カーから出てくる方の最初の一言に耳をすませてみてはいかがでしょうか。想像されているより、きっと率直な感想が聞こえてきますよ!

(報告:ぱんだ会 芙美子)

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