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【衝撃事件の核心】相次いだ無差別殺傷…キーワードは「理不尽」 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:死刑制度
茨城県土浦市で3月、8人が殺傷された事件をはじめ、6月の東京・秋葉原で17人が殺傷された事件など今年は「無差別殺傷事件」が相次ぎ、何の罪もない人々が次々に襲われた。1−11月の通り魔事件の死傷者数は42人で過去最悪(警察庁まとめ)。一方、11月には「逆恨み」的な動機から元厚生次官を狙った連続殺傷事件も起きた。凄惨(せいさん)な事件から浮かび上がるキーワードは“理不尽”だ。
誰でもよかった
「駅に着いて7、8人殺そうと思った。悪いとは思っていない」
JR荒川沖駅(茨城県土浦市)で8人を殺傷した金川真大被告(24)はこう供述した。
金川被告は当初から無差別殺傷を計画していたわけではなかった。最初の“ターゲット”は妹だった。
「母に口答えする妹に腹が立った。妹を殺すつもりだったが、家にいなかったのでやめた」
この理由で金川被告は予定を変更。家を出てたまたま見かけた男性(72)を殺害し、4日後には8人を殺傷した。
この事件を意識したとされるのが、秋葉原で無差別殺傷事件を起こした加藤智大被告(25)。事件4日前、携帯サイトの掲示板にこう書きこんでいた。
《高校出てから8年、負けっぱなしの人生 悪いのは俺なんだね》
《土浦の何人か刺した奴を思いだした》
自動車工場で派遣社員をしていた加藤被告は、「派遣切り」の恐怖にもおびえていた。自らが置かれた境遇に不満を募らせていた様子もうかがえる。携帯サイトの掲示板にはこうもつづっていた。
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