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俺とガル。 【BL】タイトルNO.77998
    悠太 09/18(木) 19:59 IP:122.17.59.247 削除依頼

「ねえーお前の家行きたいってばあ」

だめ、無理。

「お願い、絶対散らかさないから! おとなしくしてるよ?」

だから、本当に勘弁してくれよ。
俺のこと考えてくれてる?まあ、考えてたらおかしいけど。
つーか、おとなしくしてるとか、禁句だろ。

「ねーえー! 言うこと聞くって。パシっていいよ」

ふざけんなよ、いい加減にしないと俺の理性ぶっちぎれるだろ。


……ね、お前さ。マジ可愛い。


NO.1 悠太 09/18(木) 20:10 IP:122.17.59.247 削除依頼

始めまして、どうもです。
悠太といいます、覚えてくださったら嬉しかったりしちゃいます←

まあ、題名見ていただければ分かると思いますが…

この(糞)小説は男の子と男の子のイチャイチャを描くBLです。
苦手な方は、戻るボタンをクリック願います。

ではでは、こんな至らない文才で申し訳御座いませんが、楽しんでくれたら幸せです。

NO.2 悠太 09/18(木) 20:44 IP:122.17.59.247 削除依頼
「痛いー!」

ガルの頬を抓る。
あまりにしつこいから、(俺の理性が保たないから)やった。

「ごめんってばー……。でも、やっぱいきた」
言葉を遮るために力を強める。
更に悲痛な悲鳴をあげるガル。

沢村颯太、通称ガル。
因みに、女っぽくって俺たちに可愛いとおちょくられるから、
「ガール」を短くして「ガル」に。

「いい加減、ガルいじめるな。お前だけのもんじゃないんだぞ」
と、圭に悪戯っぽく笑われたから、しょうがなくやめた。
俺だけのものにしたい……ベタかもしれないが、この言葉が妥当だ。

「馬鹿! 昴のメロンパン! ついでに圭も毛糸!」

と、かなり意味不明な言葉を言ったガル。
圭への言葉は何となくわかるが、俺はどうしてメロンパン?

圭は笑顔を崩さずにガルに近づいた。
……結局お前の方が、止まらなくなるくせに。

どうやら、圭は「毛糸」がトラウマらしい。

NO.3 悠太 09/18(木) 21:38 IP:122.17.59.247 削除依頼

「何だよお……昴も圭も、大嫌いだ」

少し距離を置いて言うガル。
相変わらず可愛い……犯したい。

「俺は大好きだよ、いじめがいがあって」
圭が笑う、まあ、いつも笑ってるけど。
その言葉に、俺も同感。
でも、こういう言葉聞いてると、独占欲がわいてきてしまう。

「圭やだー、ありえないし。お前さ……言うと怒るから言わないけど! 昴は違うよな」
「いや、同感。大好きだよ」
即答する。こうやって、いじめたいんだよな。
妄想タイムに突入するところだった。

文句をぶつぶつというガル。……可愛すぎるんですけど。
何でそんなに可愛いんだよ、くっそー。

「何だよ、」
ガルの言葉に、ハッとする。
ヤバイ、見つめすぎた。
赤くなっているところをもう一回抓る。
「何で同じところ抓るんだよ、やめろって! いだい!」



「可愛い」
圭と声が重なる。

「可愛くねーし、俺男だし。」
俺に頬を抓られてるからか、声がおかしい。
でも、可愛い、男にしては高い声には変わりない。

「今日、やっぱ昴の家行きたい。」

なんでこんなにこいつが俺の家に来たいのか知らないが、
圭も来るらしいから、反対の頬にも赤みを残して「いいよ」と言った。

NO.4 悠太 09/19(金) 19:52 IP:122.17.59.247 削除依頼
「昴が両方抓るからだろ!」

今、ピカチュウみたいだとからかい中。
両方の頬をほんのりピンクに染めた可愛い……ガル。

「ガールガールガル女の子〜」
「お前等、調子乗るなよ! もーやだあ」
圭作詞の歌が歌われる。
俺と圭は、爆笑。
ガルは怒りながら、必死に俺たちの口に手を当てる。
身長低めのガル、残念なことに届かない。

「すーばーるー! けーい! 黙れってば!」
気にせずに笑っている俺たち、かなり楽しい。
ガルは必死にジャンプしている。
その必死さが可愛くて、可愛くて。

「あ、着いたよ。……ただいまー今日、ダチいるから」
「おかえり、どうぞどうぞ」と笑う母親の声を無視して階段をのぼる。

「今飲み物もって来るな」
圭は、「ありがと」と微かに笑う。
ガルは「牛乳とかやめろよ!」と焦っていた。
俺は手をひらひらと振り、下に降りて行く。


「絶対に持ってくるよな。牛乳」
「さーね。」


コップにオレンジジュースを注ぐ。
一瞬、牛乳にしようかと迷ったが、俺たちと同じ、オレンジジュースを注いだ。

NO.5 ぽぽω`* 09/19(金) 19:57 IP:124.102.239.206 削除依頼
面白いです!!!

かなりネク★笑

NO.6 悠太 09/20(土) 08:12 IP:122.17.59.247 削除依頼


ぽぽω`*様☆

初のコメント……嬉しすぎます!
かなり頑張ります(待
お暇な時にでも、また読んでやって下さい^^

NO.7 悠太 09/20(土) 20:04 IP:122.17.59.247 削除依頼
いらないっつったのにあのババア……
俺に手作りのケーキを持っていかせやがった。

「遅くなってごめんな、ケーキ持ってけって五月蝿くて」
「さー」と言おうとした俺を遮り、ガルが目を輝かせながら言う。
「来た! オバサンのケーキ! 美味いんだよなあ」
チッ、コレ目当てで俺の家来たな、糞ガル。
つか、はっきり言って美味くねーし。

はしゃぐガルは、すごく可愛かった。
最近は、あまりヤって滅茶苦茶にしたいと考えることは少なくなった。
ただ、恋する乙女の様に「可愛い」と思うだけ。
小さな仕草にキュンと来て……ってキャラじゃねえ。

「ねえ、何してんの? 早く食べようよ」
ガルの声に少し驚く。
「あ、悪い」
お盆を机の上に置いて、ケーキとジュースを配る。
圭は「頂きます」と言い、ジュースを飲む。
ガルは「頂きます」と同時にケーキを口に運ぶ。
二人の差が激しいことが分かる。

「ガル、俺の半分やる」
俺的にはあんまり美味しくないから、好都合。
フォークで半分に切る、この感触は好き。

「え、マジで!? 昴大好き」

その言葉に俺の心臓は高鳴り続けた。
大好きだなんて、すごく嬉しい。
「いつもいじめられてるのに?」
圭の怪しい笑みが俺の思考を一旦止める。
「……それは、えっと、んー」

「でも、圭よりは優しいから、好きだよ」
その後は圭に……うん。まあ、やられました。

俺は、止めた思考をもう一回開始させた。

NO.8 檸檬紅茶+ 09/20(土) 20:26 IP:219.117.176.154 削除依頼
面白いです(pq*'v`*)

頑張ってくださいw

ねくっ!!!

NO.9 悠太 09/20(土) 21:11 IP:122.17.59.247 削除依頼
檸檬紅茶+様

すごく嬉しいです、本当に嬉しいです!
頑張ります、メッチャ頑張りますね!
ねくどうもです^^!

NO.10 悠太 09/21(日) 15:56 IP:122.17.59.247 削除依頼
圭が寝始めた。……勿論、俺のベットで。
ガルが圭の顔を弄り始めた。
日頃の恨みだろうか、段々とエスカレートしていく。

「やめろって、圭は寝起き最悪だろ。」
こんな軽い言葉じゃ足りないくらいの最悪。
だから、出来るだけ寝て欲しくないんだけど、無理に起こすと余計……
「後もうちょっとだけだから」
そういった時に圭の携帯が鳴った。
それに驚いたのか、ガルは黙る。

勝手に携帯を開くと、相手を確認する。

ん、……?女?

女という文字だけが目に入る。
女って、誰だよ。

電話に出ると、俺が話す間も無く、相手が話し始める。
「圭!? 待ち合わせの時間、もうとっくに過ぎてるよ!」
確かに女だけど、お前誰だよ。
「えっと……失礼なんだけどさ、あんた誰?」
「は? 圭の馬鹿!」
切れてしまった、いや、馬鹿って言われても。
待ち合わせって、圭。
何も言わないで俺の家来たのか?
どんだけだよ、……まあ、圭らしいんだけどさ。
「なあ、誰だった?」
ガルが首を傾げる。可愛い、やっぱ大好きだわ。

「女」
短く答えると、少し大きめの声で言う。
「って誰だよ! 範囲広すぎだろ」

ガルの頭をグシャグシャにする。
ガルは急いで頭を直しながら「何すんだよ!」と睨む。
「好き」と勢いで言えそうだったけど、寸前で止まった。

NO.11 悠太 09/21(日) 16:25 IP:122.17.59.247 削除依頼
さっき切った女は誰なんだろう。
圭の彼女?いや、ありえない。
アイツに彼女なんて出来たら「浮気」が原因ですぐに別れるだろう。
大体、束縛されるの嫌いだし、作らないだろ。

じゃあ、あの女は遊びの女か。
なら納得だけど、名前くらい登録してやればいいのに。

「昴ー遊ぼうよー。」
俺の腕を掴むガルは愛くるしかった。
女だったらいいのに、ガル……

「何するの?」
「えー……なんだろ」
笑うガル、これは貴重品。
いつも大体、嫌がってる顔しか見ないから。
まあ、その顔の方が好きだったりもするけど。

「早くしろよ、いじめるぞ」
その言葉に笑顔を消し去るガル。
慌てて俺に待ったをかける。

「待って、もうちょっとだから! 絶対動くなよ!」
「俺が気に入らなかったら即やるからな」
俺をチラチラと見ながら必死に考えるガル。

「はーい、ゲームオーバーだよ」

叫ぶガルに笑いかける。
まさか、その声で起きるだなんて。

「ん……うっせーなー……」

NO.12 悠太 09/21(日) 19:55 IP:122.17.59.247 削除依頼
ブツブツと文句をいう圭。
俺たちは前から酷い目にあっているから、怯え気味。
しょうがない、ここは可愛い子には旅させよということで……

可愛いガルには圭の生贄にさせよ、って感じかな。ピッタリ!
 
「ヤバイ睡眠不足なんですけど……騒いだの誰だよ」
俺たちは黙って指を差しあう。
圭は頭をダルそうにかきながら、欠伸をする。
「ガル、お前の所為な」
ガルは指を差されて、驚きと怪訝を混ぜた表情をする。
「何でだよ!」

「……何か、昴のベット、今日かなり寝やすかった、みたいな」
まあ、助かったからいいか。
ガルは、納得してないらしいけど。

これを理由に一週間はパシらされるんだろうな。
あ、でも、この家に来る時パシってもいいって言ってたからいいか。

ご愁傷様。

NO.13 悠太 09/22(月) 17:27 IP:122.17.59.247 削除依頼
「なあ、圭」
顔をこっちに向ける圭は眠気がまだとれないらしい。

「電話鳴ってたよ」
携帯を指差すと、圭は不思議そうに尋ねる。
「誰から?」
「……女」
そう答えると、「誰。」と聞き返す圭。
俺だって知らないよ、「女」なんて。

「まあ、女は全員登録表示が女だから、分かんないか。」
どうしてそんな……
酷いな、圭。
「お前さ、最悪な男だよな」
「女は遊んでもらえればいいんだろ」
淡々と話す圭は、流石だとでさえ思えてくる。
「なー、どういうこと? さっきの電話は誰からなの?」
理解不能なんだな、その脳みそじゃ。
ガルは俺や圭のシャツを引っ張って聞く。

「ガルにはまだ早い」
そう言って笑った。
ガルは不満そうに顔を顰める。
「同い年だろ! なー」
「遊びだけの目的で女と付き合うことが出来ますか。」
ニヤニヤと圭が質問する。
ガルは静かに自分の意見を言う。
「……無理」

「はい、おこちゃまガル君」
俺は、少し安心した。
もし、圭みたいな答えだったら、ショックで仕方ない。


NO.14 悠太 09/22(月) 19:46 IP:122.17.59.247 削除依頼
星が少し瞬く頃。
ガルは圭に眠気を貰ったのか、ずっと眠そうだったが、俺たちに寝ることを邪魔されて寝れなかった。

「眠い……、ありえないし」
迷惑そうに言うガルに悪戯に笑う圭。
時計の針は七時三十七分をさしていた。
「そろそろ帰るな」
ガルが立って伸びをする。
ガルの顔を見るのは、明日か。
少し寂しい。いつものことだけれど。
「おーおこちゃまは帰る時間か」
「うっせーし」

遠くでガルの「お邪魔しました」という声が聞こえた。
ドアの閉まる音を聞いて、ため息が出そうになる。

「なあ、昴ってさ。好きな奴いなかったよな」
圭が胡坐をかきながら聞く。
俺は皿とコップを片しながら、「ん。」と短く答える。
いや、いるけどいえねーよ。ガルだ、なんて。
圭らしくない質問だが、あまり気にしなかった。

「あ、じゃあちょっと置いてくるわ。ジュース、オレンジでいい?」
「おー」

コップの中にもう一度オレンジの世界が広がる。
柑橘の甘酸っぱいにおいが鼻を通る。
「圭君、帰るときは送ってあげてよ。」
「あーはいはい。」
世話好きなババアだよな、ったく。

NO.15 悠太 09/23(火) 17:54 IP:122.17.59.247 削除依頼
ジュースを飲んだ圭は、少し微笑んだように見えた。
何か、圭がおかしいな。
そう思い始めたけど、「まあいいや」で終わらせていた。

「……昴」
「へ?」
急に呼ばれて、変な声が出た。
少し顔を赤くして、俯く。
「酔った」
その言葉に、疑問だけが浮かぶ。
酔ったって、飲んでるのただのオレンジジュースだろ?

「圭、何言ってるんだよ。ありえねー」
笑って流したけど、何か怖い。

圭は、真面目な時ほど冗談を言う。

「飲んでみ、味が変だから。」
そう言って手招きをする。
不安があったけど、「友達」という言葉を信じて近づく。
俺らしくない、今日はそれが多い。

NO.16 悠太 09/23(火) 20:18 IP:122.17.59.247 削除依頼
妖しい笑みを見せた圭の、
「どーしたの? 早くしなよ」
妖しい言葉。
引き込まれそうで怖かった。

「何か、お前さ……今日一段と怖くね?」
とりあえず探りを入れてみようと思う。
それからでいい、ゴチャゴチャ考えるのは。
圭は、その言葉に反応を見せない。
「ん? 何が?」
偶然なのか、それとも圭の思惑か。
返す言葉が見つからない。

圭に操られてばっかだな、俺。
「あーヤバイ。」
圭の言葉にいちいち反応してしまう。

いきなり腕を掴まれた。
声を出す間も与えられず、もう片方の腕も掴まれる。

「な、何すんだよ!」
動揺してしまった。
圭の行動の意味が理解できなかった。
「そんなに吃驚するなよ。いつものドSぶり見せてみろって」

「…………お前には、意味無いだろ」
顔を逸らすと、圭は静かに言った。
「ご名答」

ガルの辛さが分かった気がする。
ごめん、でもお前を見るとやめられなくなるんだよな。

NO.17 悠太 09/24(水) 16:35 IP:122.17.59.247 削除依頼
「ね、昴?」
力を強める圭に、小さく返事をする。
「何?」

グッと押し倒されて、その状況を理解するまでの間があった。
さっきよりも近い、圭の顔。
吐息がかかって、思わず顔を逸らした。
「……にすんだよ」
「俺のこと、どう思ってる?」
穏やかな笑みは、とても今の状況には合わなかった。
さっき、圭が寝てたからか、グシャグシャだったシーツがもっとグシャグシャになった。
馬乗りになって、俺の両手首を片手で動けないようにする。
「俺よりも、……つーか、ドSの中の神? いや、大魔王?」
その言葉は、咄嗟にでたものであった。
圭は、笑う。

「キス、するよ?」
すること前提で聞いてくる圭。
逃げたい、その思いが俺の体を動かした。
必死に逃げようと手足に力を込めた。
「お、必死の抵抗か。噂で聞くけど、本当に抵抗ってそそるね」
コイツ……ありえねー、つか、何でこんなことすんだよ。
女でヤれよ。
俺、男だぞ。って、人のこと言えねーけどさ。
そそる?おかしいだろ。

「はなせ、」
「やーあだ。だって、やっと襲えるんだもん」
やっと……?
前から襲おうとしたのか。
つーか、そんなゴチャゴチャしたこと考えるよりも、俺はどうすればいいんだ。
最悪、その言葉が一番妥当だ。

なら、もし、俺がガルをヤろうとした時は、ガルも俺と同じ気持ちなんだろうか。
そう考えると、すごく悲しい。

NO.18 悠太 09/24(水) 19:18 IP:122.17.59.247 削除依頼

うう、何だか題名とかけ離れている気がしますです(日本語
読んで下さっているの皆様、ごめんなさい。(いないと思いますが)
圭と昴のあんなイチャイチャになってますね;
才能が無いの丸出しですね、お恥ずかしい。
コメント下さったら、嬉しすぎて泣きます。

よかったら、お暇つぶしにでも読んでください。

NO.19 悠太 09/24(水) 19:30 IP:122.17.59.247 削除依頼
俺は、抵抗することをやめた。
圭は残念そうに理由を訊く。
「どうしたの?」
ゆっくりと短く答えた。
「別に、……」

あっと言う間も与えられず、唇を重ねられた。
何も考えられなくて、頭の中が真っ白。
「ん……っふ」
息をしようとすると、すぐに塞ぐ圭。
苦しくて、辛くて。
限界を超えたような気持ちだった。

俺はこんなに酸素を求めているのに、圭は余裕そうに笑っていた。
「も……やめ、ろ」
「え、もう限界なの? 可愛い」
お前は全ての人間が可愛いんじゃねーの?
そんなことを考えていると、階段をのぼる足音が耳に入る。
圭はその音を聞くと、妖しい笑みをもう一度見せる。
まだ、息も整えていない俺は、かなり焦る。
「圭! 圭って! ババア来たから!」


「ちょっと、昴。あんたねー……」
ドアの開く音、ババアの声。

NO.20 ぽぽω`* 09/25(木) 20:03 IP:124.102.239.206 削除依頼
楽しく読ませていただいてます^^

NO.21 檸檬紅茶+ 09/25(木) 20:25 IP:219.117.176.151 削除依頼
ちゃんと読んでますよ〜

私の小説の方が題名と離れているんで、
あんま気にしない方がいいですよ(pq*'v`*)

頑張ってください

NO.22 悠太 09/25(木) 20:47 IP:122.17.59.247 削除依頼
ぽぽω`*様

うぎゃッ
嬉しいです、コメントもらえるだなんて!
優しいですね、有難う御座います。
頑張ります+。

NO.23 悠太 09/25(木) 20:54 IP:122.17.59.247 削除依頼
檸檬紅茶+様

読んでくださってるだなんて、嬉しすぎます。
あ! 檸檬紅茶様の小説、影ファンでした|ω・)←
「パフェとお前と空の上」……最高ですよ♪+。
題名にそりすぎて、逆に怖いくらい上手いです!
中々、コメントできなくてすみません↓↓
今度しますね!待っててください(黙

NO.24 悠太 09/25(木) 21:33 IP:122.17.59.247 削除依頼
「あ……、」

ため息をついたババア。
「ごめんね、圭君。昴寝てるの?」
「はい、なんか疲れたらしいです。」
布団に包まる俺には状況を見ることは出来ないが、言葉は聞こえる。
圭は、きっと表向きの笑顔で対応してるんだろうな。

圭とババアの会話が自分の中で薄れていく。
そういえば、俺はあまり圭の行為に対して反感を持っていない。
嫌だ、とは思うけど、縁を切るとかそこまで思えない。
俺もそういう仲間って事か、何か虚しいな。

「あ、俺、もう帰ります。」
まだ高鳴る心臓を必死に押さえる。
顔真っ赤かも……
「じゃあ、昴に送ってもらってね」
「あ、はーい。お邪魔しました」
ドアが閉まる音、一旦ため息をつく。

「昴」
寝たふりをしようか、このまま。
「昴ー」
圭の声が少し大きくなる。
俺は必死に目を瞑って、起きようとしなかった。

ガル、ごめんな。
そんな思いが一瞬過ぎった。

勿論、ガルは俺を想っていない。

「すーばーるー」
もしかしたら、このまま寝れるかもしれない。
今日は、ガルが夢に出てくると思う。

「犯すぞ」
「ごめん! 起きてます!」
即答で起き上がった、圭のその言葉は俺の心臓と脳を忙しくさせる。

NO.25 悠太 09/27(土) 17:49 IP:122.17.59.247 削除依頼
「送ってくれるんだろ?」
呆れたようにため息をつく圭に、ホッとする。
上着を着て、ドアノブに手をかける。
「行こう」そう言おうとした俺よりも、先に話したのは圭だった。

「ごめんな_」

後ろを振り向くことが出来ずにいた。
俺がもし、そればかり考えてしまう。
多分、俺もこういう行為をしたら、ガルに謝る。
その時、俺の顔は?
考えるだけで、すごく恐ろしかった。

「なあ」
圭が黙ってるから、一呼吸おいて話す。
「俺たち、……親友、な」
それだけ言って、ドアを開けた。

ガルにも、そう言って欲しい。
だから圭に、その言葉を言ったんだと思う。
俺たちの友情が、ずっとあり続けることを願いたい。
こんな行為が簡単に許せるのは、圭だからだと思った。

NO.26 ぽぽω`* 09/27(土) 18:29 IP:124.102.239.206 削除依頼
返事ありがとうございます

よかったら暇つぶしにおこしください

http://www.fumi23.com/to/i06/h/77723.html

NO.27 悠太 09/27(土) 20:17 IP:122.17.59.247 削除依頼
ぽぽω`*様

いや、こちらこそコメントどうもです^^
ぽぽ様の小説、行かせて頂きました!
暇つぶしだなんてとんでもない、食べてたアイス(寒いのに食ってました←)
おいといて夢中で読みました!
少し溶けて食べやすかったです(ちょ

NO.28 ぽぽω`* 09/28(日) 14:07 IP:124.102.239.206 削除依頼
有り難うございます!!

よかったらお友達なってください^^

NO.29 檸檬紅茶+ 09/28(日) 16:01 IP:219.117.176.151 削除依頼
ネクです☆

いつも面白すぎですねw
ヘボ小説にも来て下さって
本当に嬉しいです゜+(*^v^*)+゜

ありがとうございました((土下座

そして、才能奪っていきます←
…無理ですねヽ(´д`;) ぁゎゎ… (;´д`)ノ

NO.30 悠太 09/28(日) 17:34 IP:122.17.59.247 削除依頼
ぽぽω`* 様

いやいや、もうお友達ですからね♪
またポポ様の小説に伺わせていただきます☆
コメント、どうもでした。

NO.31 悠太 09/28(日) 17:41 IP:122.17.59.247 削除依頼
檸檬紅茶+様

いつも面白いだなんて……あ、私の顔ですか!自信ありますよww
(1)檸檬紅茶様の小説がヘボ小説なら、私の小説の分類を答えなさい←
才能だなんて欠片もないんで、奪えませんって!お世辞が上手いんだから^^
檸檬紅茶様は既に文才があるんですから、私にわけましょうよ(無理

NO.32 悠太 09/28(日) 19:43 IP:122.17.59.247 削除依頼
真っ暗な空に星が瞬く。
圭と俺は、今までのように他愛ない話をしながら歩いた。
最初は少しぎこちなかったが、二人が好きな歌手の話をすると、笑顔が柔らかくなった。
「いーよな、お前は家が近くて」
圭は俺よりも少し前を歩いて言う。
少し早めに歩いて圭に追いつく。
「でも中学ん時、バスとか電車とか乗ってたんだよ、これでも。」
少し驚いた様子の圭に、微かに笑う。

バス停に着くと、少しじゃれ合って手を振り合った。
一回振り返ってみたけれど、圭は時刻表と携帯を見ていた。
その後は、一度も振り返らずに、来た道を当たり前に辿った。

圭の顔が俺に向けられたのを知らなかった。
「好き、……」
その小さな呟きは、空の黒に吸い込まれて消えた。

ガルに早く会いたいなあ。
そう思いながら歩く俺に、圭の思いは当然伝わらなかった。

NO.33 悠太 09/28(日) 21:34 IP:122.17.59.247 削除依頼
高校に入学してから今現在まで、未だになおらないものがある。
「っしゃー! ぎりセーフー」
チャイムが鳴って少し経ってから教室に入る俺。
家が近いくせに、こんなに遅い。
起きられないから、その言葉が妥当だ。
「遅刻魔」
圭に言われて、笑い返すとガルが小走りで来た。
俺の名前を伸ばし気味で言うと、圭を指差す。
「圭がかなりいじめてくるんだけど!」
俺のシャツを引っ張るガルがかなり可愛かった。

「いつものことだろ」
教科書を整えて、机の中に移す。
ガルはまだくっついてきて、俺を見つめる。
くそ、反則だろ、その顔。
いじめてくださいって言ってるようなもの。
「いつも以上にひどいんだって! クラスの奴らも助けてくれねーし。」
圭を見ると、いつもと変わらない涼しい顔をしている。
「……どんな感じで。」
小さい声で訊くと、ガルは恐ろしそうに言った。
「言葉攻めがかなりひどくなってきてるし、くすぐりもいつもより強烈」
「可哀想」とガルの頭を撫でて、圭に話しかける。
「朝っぱらからあんま酷いことすんなよ」
「気分だよ、気分ー」
爽やかに笑って、席を移った。

圭は女子を挟んで隣、ガルは後ろにいる。
近いから、話す時は圭が間の女子の席に移る。
「ガルー宿題あったっけ?」
あったよ、知ってる。
俺だって昨日、結構必死で頑張ったし。
だけど、解けなかった。
「お前、本当は知ってるだろ。……その頭じゃ解けないか。」
圭の言葉に「そーですけど。」と小さな声で答える。

「やーい、昴の馬鹿ー」
可愛いのは認める、でも同時にいじめたくなるのも確かです。

NO.34 悠太 09/29(月) 16:59 IP:122.17.59.247 削除依頼
ガルの筆箱にジャラジャラついたキーホルダーの一つを分解した。
ガルはかなりショックなようで、必死に直そうとする。
「何すんだよー! 本当に馬鹿だろ! 昴なんか嫌いだあ」
確かに俺は勉強は出来ないけど、ガルには言われたくない。
まあ、ガルは結構頭良いんだけど。

「まあ、俺は優しいから見せてやるよ」
圭がノートを開く。
綺麗な字が並ぶノートは、圭らしい。
「さっすがーA型の圭様。ノート綺麗ですね」
そう言うと、ガルがキーホルダーを直すのを中断して
「俺だって、綺麗だし!」
と、ノートを出し始める。
俺はシャーペンの芯をカチカチと出し入れしながら待つ。
見せたノートは、丸っこい字が並んでいた。
ため息をついて、圭のノートを写す。
「だからお前はいつまでもガルなんだよ」
女みたいな字。
ガルはギャーギャーと騒いでいた。

NO.35 悠太 09/29(月) 19:40 IP:122.17.59.247 削除依頼
訂正です。

見せたノート

は、

ガルが広げたノート

にして下さい。すみません;

NO.36 悠太 09/30(火) 17:00 IP:122.17.59.247 削除依頼
あいつは勉強得意で、運動が苦手。
だから、体育は嫌い、それ以外は好き……いや、出来る。
俺は運動得意で、勉強苦手。
だから、体育は好き、それ以外は嫌い……いや、出来ない。
不公平すぎる、何なら頭が良くなりたかった。
しかも、あいつは可愛いし。

お昼のパンを齧りながら思ったこと。
ガルは気にせずに、美味しそうに甘ったるいパンを食べていた。
その隣で珈琲牛乳を飲む圭。
いつも、何かを「食べている」ところを見たことが無かった。
大体は、珈琲牛乳を飲んで、俺たちと話していた。
「なー、テストどうだった?」
ガルの何気ないひと言に俺の心臓は大きく反応をする。
いや、その時のガルはいつもより特別可愛かったわけでもない。

人様にいえるような点数を取っていないんだ、俺は。

「昴はどうだったんだ」
圭が聞いてくる。
わざと俺に聞いたんだな、きっと。
「いや、俺はいいよ」
……。
少し間が空いた、ガルと圭は動きを止めている。

「また、赤点?」
圭の言葉に、ガルが首を縦に振った。

NO.37 悠太 09/30(火) 19:38 IP:122.17.59.247 削除依頼
「何でガルが俺の代わりに答えているんですか」
蹴りをいれると、叫ぶガル。
少し顔がにやけたかも……。
圭が「馬鹿」とガルを擽る。
くすぐったい、と笑うガルがかなり可愛い。
反則なんですけど、その顔。
圭を力なく叩いて、嫌がる。

_______________________________________________________________

短くてすみません。

NO.38 悠太 10/01(水) 09:34 IP:122.17.59.247 削除依頼
圭に名前を呼ばれて、ハッとした。
ヤバイ、見惚れてた。
「じゃあ、勉強するか。日曜。」
その言葉に、ガルが頷く。
圭とガルは、俺の方を見て笑った。
「お前等、絶対俺のこと馬鹿にしてるだろ」
少し不機嫌になって、頬杖をついた。
ガルは慌ててパンを差し出す。
「昴! これ食べていいから怒らないで」
そのパンをガルに返す。
「こんな甘ったるいの食えねーよ」
ガルは悲しそうに、謝る。
なんか、かなり可哀想に思えてきた。
だけど、そこもまた何ていうか……

「まあ、色々教えてやるから」
圭の怪しい笑みに、昨日のことを思い出す。
俺は、必死に断った。
「いい! 全然大丈夫だから!」
その様子を見て、ガルは不思議そうにパンを齧る。
「ドッチ系の考えしてるんだよ、お前は。勉強ですよ、」
「し、知ってるし!」
圭め……
笑う圭が妙に怖くて。

ガルは、状況がさっぱり理解できていない様子。
圭に聞いてるが、いつものように流されてしまう。
ああ、ガルが色々と鈍感で良かった。

NO.39 飛鳥 10/01(水) 20:11 IP:125.207.47.186 削除依頼
ガルの性格好きですww
可愛い男の子・・・
学校にぃたら惚れちゃぃそぅです/////

ネクスト希望です!!
更新頑張って下さぃ★^^

NO.40 悠太 10/01(水) 20:48 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様★

コメントすんごく嬉しいです^^!
ありがとうございますー♪+。
ガルですか!?「可愛い」目指してたので、嬉しいです★
飛鳥様が惚れたらガルもきっと飛鳥様に惚れますよ!
あ、でも昴が嫉妬する←

ネクどうもです!
更新頑張っちゃいます^^b

NO.41 悠太 10/01(水) 21:03 IP:122.17.59.247 削除依頼
何やかんやで勉強会やるんだ。
少しでも馬鹿にされないように、ちゃんとやろう。

「昴君……、ねえ。」
「昴、起きろよ」
女子の声が俺の耳を通った。
あ、一人はガルか。
「うっせーなあ……」
隣の、俺を起こした女子を少し睨む。
ソイツは慌てて謝った。
「ごめんね、圭に起こしてって頼まれたから」
曖昧な返事をして、もう一度目を閉じる。
大丈夫だ、帰ったら進研ゼミやるから……
ん、ああ、あれは中二でやめたっけ。

後ろから、俺の背中をつつく指。
「さっきから無視すんなよお」
少し怒って、かなり悲しそうな声。
愛おしくてたまらなかった。
コイツ、放置プレイは苦手だな。
よし、ヤる時は放置プレイしてみるか。
……何考えてんだ、俺は。
色々な呼び方で俺を呼ぶ。
結局最後は、いつもの甘い声に戻っていたけど。

NO.42 悠太 10/02(木) 21:40 IP:122.17.59.247 削除依頼
授業は、いつも通り普通に終わった。
目を瞑っただけで幸せ。
「声が嗄れたよー昴ー。……無視しないでよお」
ガルの声は普通に無視した。
だけど、俺の唯一無視できない声は、当然無理。

「こいつ、寝すぎだよな。ガル可哀想になー、俺がヤり返してやろうか」
うん、圭君は頭いいはずだよね。
なんか、字が違うよ。
やる、だからね、ヤる、じゃないし。
「へ?」
気の抜けたガルの返事。
「だーかーら」
「起きてます。だいじょぶですー」
俺は手をひらひらと挙げた。
ガルは圭を神様のように慕っていた。
「すげー! 圭天才じゃね!?」

圭はガルに相槌をうつと、まだ眠気が消えない俺の前に座った。
頭を叩いて、俺の名前を呼ぶ。
「んー……?」
ゆっくりと聞き返すと、圭は笑った。

「俺の伝言無視してんじゃねーよ」

黒く、笑った。
ガルに助けを求めようと後ろを向くと、ガルは他の友達と喋っていた。
「え、あ、ごめん」
とりあえず謝ったけど、許して貰えないだろうなあ。

NO.43 飛鳥 10/02(木) 21:43 IP:125.207.47.186 削除依頼
ガルゃっぱり[可愛い]ですww
昴が好きなのも分かる気がします!!

ガルに好きになって貰ぇるのは嬉しぃですね♪
ぁっ、でも昴もカッコイイですょね!!
学校にぃたらどっちか迷っちゃぅかもですね;;

ネクストです!!
更新頑張って下さぃ★^^

NO.44 悠太 10/03(金) 20:06 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

ガル、可愛いと2回も言ってもらえて……

幸せだね、ガル。
え、ん?ああ、カッコイイってゆーのは昴なんだって、君じゃない←

キャラを褒めて頂けると、とても嬉しいです^^!
有難う御座います><

あ、大丈夫ですよー♪
どっちも飛鳥様のこと好きになりますから★
学校にいたら……、圭と関わったら遊ばれるな←

頑張ります^^コメどうもですb

NO.45 悠太 10/03(金) 20:42 IP:122.17.59.247 削除依頼
圭は、何故か優しかった。
「まあ、いいか。今回は」

いつもなら、ガルと同じ扱いを受けてもおかしくなかった筈。
やっぱり、昨日のことが頭に残ってるのかな?
俺は、あんまり気にしてないし……
いつも通りの圭でいて欲しかったりするんだけどな。
変に気持ち悪いし。
それに、少しだけ、寂しい気がして。

「圭」
名前を、意味も無く呼んだ。
圭は、俺の耳元に口を近づける。
そして、囁くような声で言った。
「俺の今やりたいこと、知ってる?」
凄く驚いて、答えられなかった。
鼻で笑った圭の吐息が耳を赤くさせる。
「何であの時、舌入れなかったのかなあ。って」
「圭! ここ学校だぞ! このドS野ろ……」
俺が耳弱いのを知ったからか、息を多分わざと吹きかけた。

そんな時にタイミング悪く、後ろから同じ様なテンポで叩くかから、
アレか。
そう思って背を向けたまま訊く。
「はいはい、どーしました」
返事が返って来ないから不思議に思っていたら、俺の机に来て問う。
「何話してたの?」
またかよ、どんだけ知りたがるんだよ。
早いんだって、ガルにはさ。
「何だろーね」
圭が馬鹿にしたように笑う。
ガルは少し怒った様子。
……怖いっつーか、そそる。

「何でいつも、圭と昴で秘密の話してるの? 俺、寂しいよ」

あの、ごめん。かなり可愛いんだけど。

NO.46 飛鳥 10/03(金) 21:26 IP:125.207.47.186 削除依頼
ガルは天然なんですかね;;

ネクスト

NO.47 悠太 10/03(金) 21:46 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

んー天然ではあるんでしょうね。
まあ、ソッチ系の知識が全くといっていい程無い、みたいな方向で^^←
あんな汚れた二人には、純粋なガルが必要なんですよね!(待
明日には更新……頑張るので、お願いします(何をw

NO.48 飛鳥 10/03(金) 22:11 IP:125.207.47.186 削除依頼
まぁ、あんな二人だからガルみたいな子が合うんですね!!

また明日見ます♪

NO.49 悠太 10/04(土) 08:01 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

そうですよ!そうだ!←
だからガルは少し我慢しないといけないんだ!(笑
毎回来てくださって嬉しいです^^
有難う御座いますb

NO.50 悠太 10/04(土) 08:30 IP:122.17.59.247 削除依頼
圭が言った。
「いい加減、お前も分からないのかな?」
その言葉は、結構危ない。
勿論とでも言うのか、もう。
ガルは全く理解していない様子だった。
「だからさあ、」
圭はガルに近づくと、妖しい笑みを見せた。
そう、例えるならあの時の。
……ガル、ヤバくね?
「圭! 何度言ったら分かるんだよ! ここ学校だって!」
俺の声は予想以上に大きかったらしく、クラスの奴等がこっちを向いた。
ガルに、何もして欲しくなかったから、つい。
「最近、昴はエロくなったなあ」
みんなの視線が俺たちから外れた時に圭が言った。
俺は少し赤くなって、小さな声で「うるせえ」と言った。

チャイムが鳴り響いて、みんなが席に戻り始める。
圭は、最後にガルに囁いた。
「こーゆーことだよ、ガル」
ガルは半ば理解したらしく、俺と同じ様に顔を赤く染めた。

愛おしくて。
叶わない、その現実がすごく、辛かった。

NO.51 飛鳥 10/04(土) 20:22 IP:125.207.47.186 削除依頼
圭はSなんだ・・・;;

ネクスト

そうそう、ガルは少し我慢しなきゃ!!

NO.52 悠太 10/04(土) 20:47 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

Sは嫌いですか←
私は大好きで(腐
ガルは、何やかんやで一番しっかりしてたりとか……
あのS共は好き勝手やってるんで(待
ガルはそれを上手く全て受けるという(ちょ
ネクどうもです^^b

NO.53 悠太 10/04(土) 21:51 IP:122.17.59.247 削除依頼
授業はいたって平凡に終わった。
俺は、圭のプレッシャーに負けて寝れなかったけど。

そういえば、俺ら……
部活の顧問に呼び出しされてたっけ。
あ、ガルはいつも、週三くらいで美術部行ってたっけな。
俺と圭、最近部活サボってたんだった。
しょうがないか。
「なー、圭。放課後、一緒に行こうぜ」
荷物を持って歩きながら言う。
「どこに?」
本気で言ってるのか、このドSは。
呆れたようにため息をついて圭に近寄る。
「顧問に呼ばれただろ」
圭は少し顔を顰めた。
一緒に怒られてくれるよな……?
段々不安になってきただろうが!
「ああ、そっか。忘れてたー」
圭の笑顔に、初めてドキッとした。

ガルは今日部活らしい。
顧問に呼ばれたことを話すと、案の定、俺を馬鹿にした。
「俺を見習え。お前は不良すぎるんだよー」
「お前なんか見習うか。ボケ」
また頭をグシャグシャにした。
ガルは、嫌がる。
笑って、「ざまみろー」と言った。
ガルは拗ねて、俺の頭もグシャグシャにする。
「あ、お前」
もっとグシャグシャにすると、ガルもやり返す。
俺たちは、お互いの悪口を言いながらその行為を繰り返した。

NO.54 悠太 10/04(土) 22:35 IP:122.17.59.247 削除依頼
俺とガルの頭を叩く手。
……結構痛い。
「いったあー」
「いってえ」
二人で同じような事を言った。
何故か満足そうな叩いた本人。
「恥ずかしいことしてんな」
圭は、さらに頬を抓る。
俺等の悲鳴は、圭の餌食に。
「うっわ、二人ともそそるわ」

担任が入ってきて、三人とも少し叱られた。
慣れてしまったから、抜けた声で謝った。
ガルは黙っていたけれど、それを上手く俺と圭でカバーしていた。
「すいませんでしたー」
「……もういい、座れ。」
やっと観念したか、俺たちの攻撃に。
圭とピースをし合って、席に着いた。
髪の毛を直しながら担任の話を聞く。
多分、ガルも同じ事をしてる。

NO.55 ぽぽω`* 10/04(土) 23:44 IP:124.102.239.206 削除依頼
きゃー嬉しいです^^
友達...キャー(黙れ

ネクです
あー怒られますよ〜

NO.56 悠太 10/05(日) 08:03 IP:122.17.59.247 削除依頼
ぽぽω`* 様

こちらこそ嬉しいです^^b
よろしくお願いします!
いや、黙れだなんてそんな……
私の存在が黙れですよ(意味不
ネクどーもです><

NO.57 悠太 10/05(日) 08:24 IP:122.17.59.247 削除依頼
さっき担任に怒られたばっかなのに。
更に顧問に叱られるとか。
流石に疲れるな、ちゃんとやっとけば良かった。
「いいか、お前らは陸上部の部員として自覚が無いんだ」
はい、そーですけど。
部活なんて、やってられるか。
今はガルに夢中なんだよ、馬鹿!
「いや、でも俺らいなくても先生の人柄に惹かれて入った部員がまだ大勢いるじゃないですか」
そんなことを圭がケロッと言った。
俺は、「そ、うですよ」と少し動揺しながらも同意した。
「長澤……お前なあ」
あ、効いたかも。

圭が更に巧みな言葉を使い、何とか終わった。
しかも、週二でいいという好都合な条件。
全てが圭のおかげだ。
「圭、まじサンキュー」
「何か奢って」
反論できるほどの立場じゃないから、頷いた。

美術室を何となく覗くと、ガルと目が合った。
ヤバイ、これかなり奇跡じゃね?
マジで嬉しいんだけど……
「待って」
圭を引き止めると、美術室の窓を開けた。
ガルは立ち上がって、俺のところに来る。
「昴ー! マジ暇なんだよ……一緒に帰ろ。今、抜けてくるね」
俺が「おー」と返事をすると、圭が余計なことを言った。
「昴がコンビニで色々奢ってくれるんだって」
ガルは大喜びで、俺の方を見て、最高の笑顔を見せた。
まあいいや、すごく可愛いから。
「先せー、今日早抜けします」
顧問の話も聞かずに、俺と圭の背中を押す。
手の小ささが愛くるしい。

NO.58 飛鳥 10/05(日) 10:26 IP:125.207.47.186 削除依頼
ガルは女の子に生まれて来た方が良かったのかもww
いや・・
昴はガルが男の子だから好きになったのか・・・??
分かんねー!!
昴ー教えてくれー!!!!笑

Sは嫌いです;;
自分は良くSって友達に言われてて、
何かSの人って口調がムカツクんですよね;;
ゴメンネ、圭・・・><

ネクスト

NO.59 悠太 10/05(日) 14:14 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

そーですね、そしたら「可愛い女の子」でよかったんですもの(誰w
どうなんでしょう、昴は。
もしかしたら、「男の子」として可愛いのがいいのかも。

んー、俺は、ガルが可愛いからであって、その。どっちでも、……いや、でも

だなんて真剣に考える昴がいると思います^^
自分的には意味不明なんで、こーゆー答えは控えて欲しい←
自分が書いたんですけどね。

Sは嫌いですか……
口調がムカつくのは確かですね^^b
飛鳥様、Sなんですか!
なら、ガルと気が合うかもしれませんね(待
あ、圭は大丈夫ですよ。私が黙らせます←

ネクありがとございますv

NO.60 悠太 10/05(日) 14:38 IP:122.17.59.247 削除依頼
コンビニに着くと、一斉に広がる圭とガル。
やばいぞ、金が無くなる。
それも覚悟して、おにぎりを見に行った。
そこにはガルがいて、俺の存在に気付いているくせにこっちを見ようともしない。
俺の目に入ったのは、残り一つのツナマヨだった。
手を伸ばして、俺がそれを掴むと、ガルが「あ!」と言う。
「それ俺のー! 頂戴!」
そのお願いを難なく断って、ジュースを見に行った。
それでも、しつこいガルは俺についてきてツナマヨに手を伸ばす。
何か、そこまで欲しいわけでもなかったけど、
コイツには渡したくない。
そう思ってしまった。
俺はガルを擽ると、急いでジュースの売り場に向かった。
ガルは少し怯んで、「意地悪ー」といいながらおにぎり売り場に戻っていった。

圭は、カフェオレを持っていた。
それだけでいいのかよ、つか、どんだけカフェイン?
まあ、そこには突っ込まずにジュースを見る。

ガル、お前どんだけ買うんだよ。
人の金だぞコラ。
「ガル、何個か戻してきて」
手に抱えたお菓子やおにぎりやパンを指差して言う。
不満そうに「えー」と言いながらも戻しに言った。
俺と圭の分をとりあえず払って、後はガルの分。

減ったように見えないんですけど。
ガルの両腕にはまだたくさんの商品。
しょうがない、そう思ってガルの腕の中からどんどん商品を抜いていった。
「え? 何? あ、それ新作の……」

NO.61 悠太 10/05(日) 14:42 IP:122.17.59.247 削除依頼
抜いた商品をそれぞれの場所に戻すと、会計の場所に戻る。
「色々買ってくれるって言ったじゃんかー」
「限度ってものを知れ」
さっきのツナマヨも、今の抜いた商品も。
ガルの怒っているような、泣いているような。
そんな姿がすごく可愛かったから。
つい、弄りたくなってしまう。
ごめんな、ガル。でも……すごく可愛い。

____________________________________________________________

短くてすみません、さっき途中で切れました;;

NO.62 悠太 10/05(日) 16:49 IP:122.17.59.247 削除依頼
近くの、いつもたまってる公園のベンチに座る。
ガルは、俺が一つだけ、戻した商品を買ってやったことに気を良くしていた。
単純。

圭の携帯から、また音楽が流れた。
……全然、普通に無視してる圭が凄いと思う。
きっと、女からなんだろうな。
ガルは、音楽が流れる度に、
「メールじゃね?」
と訊く。それに対して圭は、
「ん、大丈夫。内容なんて大したことねーんだから」
そういいながらも、俺とガルには、きちんとメールを返してくれる。

ガルが美味しそうに食べるから、少し食べてみたくなった。
「一つ頂戴」
返事も聞かないで一つ摘んだ。
甘いチョコの味が口に広がる。
「お前、甘いの苦手のくせに」
大丈夫だ、その心配した顔で甘さとか感じないから。
重症だな、俺。
思ったよりも惚れこんでる。
最後に辛くなるのは、俺だって充分分かってる。
だけど、ガルを見てると、どの行動も、表情も声も仕草も。
全てが、儚くて、愛おしくて。

ガルは、少し顔を顰めた俺を見て、微笑んだ。

NO.63 飛鳥 10/05(日) 19:17 IP:125.207.47.186 削除依頼
昴マジで悩んでるんだ;;
可愛ぃー♪
ガルは・・
まー良ぃかww

ガルと気が合ぅかー;;
嬉しぃ様で嫌な様な・・・
まだ、圭と気が合ぅ方がww

ネクスト!!

NO.64 悠太 10/05(日) 20:39 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

昴、マジ悩んでますよ;
可愛いだなんて……、昴が怒ります^^(何故笑顔
ガルは、何ですかw
そですね、ガルと合う……ってゆーか、なんでしょう。
昴とガルみたいなコンビになれそうな感じですかねw
圭とは、かなり合うでしょうね^^
本人が心を開けば(待


NO.65 悠太 10/05(日) 21:02 IP:122.17.59.247 削除依頼
まあ、今悩んだって、出来ることは無いんだし。
この時間、とにかく精一杯楽しもう。

新しいお菓子の袋を開けるガルが言う。
「そえばさ、勉強会、誰の家でやるの」
ポテトのにおいが鼻に入った。
食いすぎだよ、頼むから太るなよ。
……嫌いにはならないけど。
「えー、ここはやっぱ昴の家だろ」
俺は、圭の言葉に炭酸飲料を噴出しそうになった。
「何で!? 昨日、俺んちで遊んだじゃん!」
お菓子に目を輝かせるガル。
お前の質問だろうが、責任持てや。

「だって、俺ら教えてあげるんだぜ?」
「教えてあげる」の部分を強調する圭。
それには言い返せなかった。
だけど、別に俺がやりたくてやってるわけじゃないし。
殆ど、お前の優越感のためだろうが。
言わないけどさ、言えないけどさ。
「そーだぞ、昴! お前の先生だぞー俺は」
俺の頭を叩くガル。
先生って、何で俺よりも上の立場にお前がいるんだよ。
そんなの許せるか。
「つか、今叩いた手でさっきまでお前は何してた?」
ガルはエヘ、と笑った。

俺がお前の可愛さに弱いの知ってやがったのか、コイツ。
だけど、最近は慣れたから、その攻撃は効かねーよ。
「虐めるぞ馬鹿」
「ていいながらも、圭よりは優しいもんね」
そう言って笑うガル、そう言えば、最近良く笑うな。
その方が可愛いから、いいけど。

NO.66 悠太 10/05(日) 21:13 IP:122.17.59.247 削除依頼
今更なんですが……
あいつ等のプロフィールって載せた方がいいんですかね?

NO.67 飛鳥 10/05(日) 21:41 IP:125.207.47.186 削除依頼
是非♪
プロフィール見たいっす!!

ねくすと

圭ー・・・
頼むから、心開いてww

NO.68 悠太 10/06(月) 16:45 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

そうですかw
なら、書いちゃおうかな^^
まあ、更新と交互に入れていこうと思いますb
圭は、中々心開きませんよw
頑張って下さい(笑

NO.69 悠太 10/06(月) 17:33 IP:122.17.59.247 削除依頼
沢村颯太 Sawamura Souta

●通称
ガル(昴たち以外は、名字か名前)

○誕生日/星座/血液型 七月三日/蟹座/O型

●性格
子供っぽくて、単純馬鹿。純粋。
優しい、大人な一面もあったりなかったり←
優柔不断 M

○容姿
髪 明るめの茶色 短くも無く長くも無く。
体系 普通(太る可能性は充分有り)
背 チビ。
顔 ご想像にお任せ致します。

●好きなもの
昴の家のケーキ(というか甘いもの全般) エビ類(エビセンとかも)
国語 休み時間 ディズニー 遊園地

○嫌いなもの
虫 無視 バス 電車 苦いもの(野菜全般) 
体育 先生


ガルについての質問とかあったらどうぞ☆

NO.70 飛鳥 10/06(月) 19:37 IP:125.207.47.186 削除依頼
ガルの嫌いな者が虫と無視って面白いww

ネクスト

NO.71 悠太 10/06(月) 19:42 IP:122.17.59.247 削除依頼
結局、誰んちでやるのかはっきりしなかったな。
話がずれた……、
「で、誰の家?」
俺が訊くと、圭とガルは俺の方を向いて不思議そうな顔をした。
「お前の家じゃねーの?」
圭が聞く。
え、そんな感じになってたの?
「俺、圭の家がいい」
すごく綺麗だし、親があんまりいないからのんびり出来るし。
圭は、露骨に嫌そうな顔をした。
「じゃあ、俺も!」
はーい、と手を挙げて言うガル。
どっちだよ、
「でも、久しぶりにガルの家行きたい」
あ、ダメだわ、ガルの家。
ガルのにおいが、詰まってて。

結局、圭が押して、ガルの家に。
ほんとに、理性持たないと思うんだけど。
圭は、痛いトコついてくるな。
「俺んちかよー、まあ、いいか」
どんな時でも、明るいガル。
その優しさにも惹かれた。

夕日に照らされたガルの顔。
この顔を、こんなに温かい気持ちで見れるのが、こんなに幸せだ何て、まだ気付くには幼かった。

NO.72 悠太 10/06(月) 20:04 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

そうですかwどもです^^
いや、私も嫌いですね、虫。
気持ち悪いし。
ネクありがとです^^b

NO.73 あみ 10/06(月) 21:06 IP:59.134.7.60 削除依頼
ほんとに面白いです!!
文才ありすぎです!

NO.74 飛鳥 10/07(火) 07:15 IP:125.207.47.186 削除依頼
ネクスト

ガルの家かー・・・
私行った事あるよ←え;;
汚かった・・・><
嘘っすよー!!藁;
意外と綺麗だったなー←うんうん


NO.75 まるた 10/07(火) 17:34 IP:121.114.13.129 削除依頼
ガル可愛いっす^^
文書くの上手いですね!!!
尊敬!

ネクストです^−^

NO.76 檸檬紅茶+ 10/07(火) 18:11 IP:219.117.176.154 削除依頼
お久しぶりです゜+(*^v^*)+゜
いつの間にたくさん更新されててびっくりしました!
さすがですねっ♪

ガルくんはいつも可愛いですね〜
でも、最近は圭くんが好きです!
私…Sキャラは上手く書けないので羨ましいです。・ω・`)。:゜★。

これからも頑張ってください!

NO.77 悠太 10/07(火) 19:17 IP:122.17.59.247 削除依頼
あみ様

面白いですか、え、私の幻聴だったりしないの、コレ!
文才ありすぎだなんて……嘘つき!(ちょ、失礼
あみ様はお世辞才(←なんだそれ)ありすぎですよw

NO.78 悠太 10/07(火) 19:24 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

なぬ!?
行ったことあったのかえ!(誰
汚かった……ご名答ww
綺麗だったとか、お世辞なんていらないよ^^
でも、昴にとっては、ガルの生活丸出しの部屋だから(単に片付けてない)天国かもw

NO.79 悠太 10/07(火) 19:27 IP:122.17.59.247 削除依頼
まるた様

ガル可愛いですか?すごく嬉しいです^^
文章書くのはうまくないです^^←
尊敬だなんて……私を尊敬するなら、小島よし●にしたほ(殴
ねくどーもですー^^

NO.80 悠太 10/07(火) 19:37 IP:122.17.59.247 削除依頼
檸檬紅茶+様

お久しぶりでーす^^b
暇なので、更新しちゃってます←
さすがだなんて、文章の下手さですか。
いつも可愛いですか!嬉しい限りです^^w
圭好きですか!?
うわお、何だか新感覚で幸せです><
いやいや、Sキャラ、上手いですって!
冗談キツイっすよw
てか、総合的に負けてます↓↓
頑張ります^^檸檬紅茶様も是非頑張って下さいーbb

NO.81 悠太 10/07(火) 20:17 IP:122.17.59.247 削除依頼
どうせ家は近いから、どっちかのバス停まで着いて行くことにした。
圭とガルだと、方向が違うから、迷う。
「あー、昨日着いてきて貰ったし、今日はいいよ。ガルの方が危ないだろーし」
そう言った圭は、ガルの頭を叩いて、「な、チビ」と幼い笑顔を見せた。
ガルは「うるせー!」と圭を叩いた。

圭は、ガルに殺り……やり返すと、満足気に帰っていった。
ドSめ。
「よし、チビガル帰るぞ」
並んで歩くと、改めて小さいな、と思う。
やっぱ可愛い。
「見下ろすなよ、馬鹿」
「お前が馬鹿」
恥ずかしそうに顔を赤らめるガル、うん、襲いたい。
いや、ダメだ。コイツの笑顔見られなくなるかもしれないんだから。
この幸せを逃がしちゃダメなんだ。

「何でお前んちなんだろーな、汚いのに」
その言葉に反応したガル。
「掃除すれば綺麗だもん」
「じゃあやれや」
言い返せないガル、勝った。
……あれ、どうしてガルは俺の手を握ってるの?
「え、あ……ガル?」
ヤバい、ちょっとキョドった。
嬉しさとか、緊張とか全て含めて、ヤバイ。
「一緒に片付けて」
何それ、俺に襲えっていってるわけ。
つか、何で俺が。
「俺一人じゃ、絶対無理だよ」
どんだけ散らかってるんですか。

NO.82 悠太 10/08(水) 19:36 IP:122.17.59.247 削除依頼
洋服を、洗濯機まで運ぶ。
漫画を綺麗に並べる。
ぬいぐるみを元のところに戻す。

そんな行為をやり続けている俺。
そうです、今、ガルの部屋の片づけをしてるんです。
結局、承諾したんですよ。

「ありがとねー」
「……こんくらいなら、お前一人で出来るだろ」
片付けたぬいぐるみの鼻をつまむ。
雑誌を片付けるガルが、「やめろ!」と慌てる。
掃除機を持ってきてかけ、ガルの洋服も吸う。
「おま、馬鹿! 吸うな!」
「何で?」
驚いた顔を見せるガル。
「昴のボケ!」

ベットに寝る俺と、そのベットによりかかるガル。
「終わったー……」
疲れた。最強に疲れた。

「なあ、俺さ。本当は、昴呼んだの、違う理由なんだよね」


何だよ、今更。


「伝えたいことがあるんだ」

NO.83 飛鳥 10/08(水) 21:11 IP:125.207.47.186 削除依頼
何々何々何々何々n←強制終了

ガル・・・
もしや昴を??
いあやー!!
めっちゃ気になる♪

ネクスト

NO.84 悠太 10/08(水) 21:33 IP:122.17.59.247 削除依頼
高崎 昴 Takamatu Subaru

●通称
昴 または 高崎(タカと呼ぶ人もいたりする)

○誕生日/星座/血液型 六月十六日/双子座/B型

●性格
クールってわけでもない← 
面倒なことは嫌い、好きなことは頑張る。
優しいかも。
ガルへの想いはおとm(強制終了
Sのような少しMっ気がありそうなような……

○容姿
髪 黒、少し長め。
体系 そこそこ頑張ってる感じ←
背 ガルより顔半分大きいくらい(アレ、一個だっけ)
顔 ご想像にお任せいたします。

●好きなもの
体育 パン (実は)ファンタ 寝る あたたかい場所
テレビ メール

○嫌いなもの
自分の家のケーキ 親(極端ではない) 先生 野菜類 甘いもの 魚類 
勉強全般(特に国語) 雨の日


昴についての質問とかあったらどうぞ☆

NO.85 悠太 10/08(水) 21:35 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

すみません! ちょっとのズレでコメントより昴のプロフィールが;
どっちも、「強制終了」を使ってるww
そんなに気にしてくださって……嬉しいですね^^

ねくどーもですー^^b


NO.86 悠太 10/08(水) 21:47 IP:122.17.59.247 削除依頼


  「俺さ、彼女できた」

ガルは、絶対に分かっていないだろう。
俺の、この気持ち。
言葉じゃ表せない、最低な気持ち。

沈黙だった間、期待していた俺。
馬鹿。

「昴?」
別に、誰とか知りたくもない。
知ったら、多分、ちょっかい出すし。
うわー……



失恋、か。

こんなに重い言葉だったんだな。
「おめでと、」
そんな言葉でさえもかけられない。
喋ったら、涙でそう。

「何でだよ」

「え?」
どうして、俺じゃ無いんだよ。

無意識のうちに、ベットからおりて、ガルの前にいた。

NO.87 あみ 10/08(水) 21:51 IP:59.134.7.60 削除依頼
お世辞じゃないっすよ←
ほんと毎回どきどきさせられまくりです!
ネク☆

NO.88 飛鳥 10/08(水) 22:33 IP:125.207.47.186 削除依頼
かかかか彼女ー!?!?!?!?!!?
何でよー!!!
昴・・・
可愛そうに
僕のペチャンコな胸でお泣き♪←殴

ネクスト

NO.89 みか 10/09(木) 21:20 IP:59.134.7.60 削除依頼
ネク希望です!
ついに昴がガルに・・!?

NO.90 悠太 10/09(木) 21:24 IP:122.17.59.247 削除依頼
コメント返し、分ける必要がないことに今気付いた馬鹿←
いつも嬉しいです^^b



あみ様

お世辞じゃないっていうのは……、いくらあみ様でも、信じないですよ!
毎回ドキドキですか!?
私はクレームが来ないかドキドキですよw
ネクどーもでした^^b


飛鳥様

彼女ですー、ガルも中々やりますな。
まあ、健全な男の子だったんでしょうか?
昴、泣かせてもらえ←
ネクどーもでした^^b

NO.91 悠太 10/09(木) 21:31 IP:122.17.59.247 削除依頼
みか様

どうなんでしょう^^……
ネクどーもです★
ああ、いくらが食べたい(あ、すみません

NO.92 悠太 10/10(金) 20:01 IP:122.17.59.247 削除依頼
ここで手を出したら、俺、全て失うな。

ただでさえ、今は何もないのに。
すごく、空っぽなのに。

「昴……? どうしたの?」
あーあ、顔真っ赤。
彼女とヤる時もお前はドMか。

好きだよ……_馬鹿。


「おめでと、……」
からかう余裕なんて、当然俺には無かった。
ただ、応援の言葉をかけることでさえも辛くて。

幸せそうに笑うガル。
「おお! ありがとな!」
そんな笑顔、消し去ってやりたい。
我慢して、いつも通りガルと接した。
もともとガルは鈍感だから、少しの変化なら気付かない。

ガルは、俺を誘ってるようにしか見えない行動ばかりとる。
きっと、そう見えてしまうんだろうけど。

ガルの携帯が、メールを知らせる。
「あ、……」
嬉しそうに携帯を開く。
もしかして、いや、絶対そうだ。

「彩夏だ」
最悪だよ、本当に。

NO.93 みか 10/10(金) 20:18 IP:59.134.7.60 削除依頼
襲っちゃえば良かったのに←w

ネクです!
面白いー!!

NO.94 きいち 10/11(土) 17:12 IP:124.66.242.74 削除依頼
ふぉぉ!!いっきに読みました^^;
昴可愛すぎる…(ぉい←
NEXTです!!

NO.95 飛鳥 10/11(土) 18:10 IP:125.207.47.186 削除依頼
彩夏って誰だょ(#^v)コノヤロ-
彼女か?!!!?!??!
彼女なのか??!!!?!?!?!
ぉ母さん許しません!!!!!!泣←殴蹴
昴君と結ばれるならぉ母さん許したのに・・・><涙
女の子と付き合ぅなんて-!!!!!!!!!!!!!!!!
そんな子に育てた覚ぇぁりません!!!!

ネクスト♪

NO.96 悠太 10/11(土) 19:00 IP:122.17.59.247 削除依頼
みか様

襲っちゃえば良かったですかww
昴は弱虫毛虫ですよね←
面白いだなんて文字が見える……幻覚だあ!(落ち着け
ネクどーもです^^b



きいち様

いっきに読みましたか!?
目、腐りませんでしたか!?眼科、私の家の近くにありますよ!
昴可愛いですか、意外な意見ですね^^
嬉しいです☆
ネクどーもです^^b



飛鳥様

彩夏……誰でしょう。
彼女なんでしょうかねー^^
お母さん、許してあげて!
昴とならOKって、どんな親ですかww
ちょ、男の子じゃないといけないって、親失格ですよw
ネクどーもです^^b

NO.97 悠太 10/12(日) 17:51 IP:122.17.59.247 削除依頼
「なーんちゃって」
友達だよー、と笑うガル。
今、俺がどれだけ傷ついたか分からないだろ!
ガルの頭を強めに叩いて、ふてくされた俺はベットに潜り込んだ。
「何だよー昴の怪獣!」
マジ襲うぞ、お前。
どれだけ我慢してると思ってるんだよ、俺の苦労を少しは感じろよ。

「彼女のこと、好き?」
自分が傷つくのは充分承知。
なのに訊く俺は、馬鹿。

「好き……」
恥ずかしそうに答えるガル。
泣くぞ、俺。



「でも、昴の方が好きだよ」
後、圭も。
そう言うガルを、布団の隙間から見る。
なんでそうやって、俺に諦めるチャンスをくれないんだよ。

NO.98 飛鳥 10/12(日) 20:06 IP:125.207.47.186 削除依頼
も-ガルは天然ですか??!!??!?
天然で昴を困らせる様な事言ってんのか?!?!??!!?
でも昴さぁ好きって言ってもらえて嬉しぃんだょね;;
青春だね-♪

ぉ母さん失格?!!?
じゃぁ今度はぉ父さんとして生きょぅ!!←黙

ネクストw

NO.99 悠太 10/13(月) 14:18 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

はい、アイツは天然です、ド天然。
昴は素直に喜んでます^^
青春ですねー♪+。

最初からそう言ってくださいよー☆
お父さんなら全然OK(ちょw
お母さんは私です←

ネクどーもです^^

NO.100 悠太 10/13(月) 14:20 IP:122.17.59.247 削除依頼

100いくだなんて夢のよう……
応援してくださった皆様、コメント、本当に励みでした!
これからも是非是非お願いします^^b
あー幸せです♪+。
コメントは昴たちも喜んでたりします←

NO.101 名無し 10/13(月) 14:21 IP:59.134.7.60 削除依頼
毎回毎回コメントばっかで作品を書いてくれない。。。

NO.102 名無し 10/13(月) 14:22 IP:59.134.7.60 削除依頼
毎回毎回コメント返しばっかで作品を書いてくれない。。。

NO.103 悠太 10/13(月) 16:13 IP:122.17.59.247 削除依頼
名無し様

そうですね、すみません。
これから気をつけます;

NO.104 悠太 10/13(月) 16:57 IP:122.17.59.247 削除依頼
俺は、ベットから降りると、少し乱れた髪を直した。
「帰る」
「ちょ、待てよ! どーしたんだって!」
その言葉を無視してドアを開けた。
ガルは玄関までついて来て、必死に俺を引き止めた。


_でも、昴の方が好きだよ

ただ、純粋に嬉しかった。
でもそれは、友達としてであって。
俺が望んでいるような結果は、絶対にありえないから。
「じゃーな、」
靴を履いて、ドアノブに手をかける。
ガルのカラフルな靴が眩しかった。
「待って……、ごめんな」

ガルは、どうして謝ったんだ?
悪いのは、全部俺なのに。
好きになったのも、素っ気無い態度で諦めようとしてるのも。
……我が儘ばかりだよな、俺。

俯くガルの顔を覗いて訊く。
「何で謝ってんの」
「え、いや、……何となく?」
俺を見つめるガル。
俺たちは暫く黙って、ふきだした。

「俺も好きだよ、ガルのこと」
それだけ言うと、俺は恥ずかしくなって急いでドアを開けた。
大きくガルが手を振ってるのが、少しだけ見えた。

NO.105 きいち 10/13(月) 18:10 IP:124.66.240.176 削除依頼
はうぁあ(=Ω=)
なんかもどかしいです!!いや、そこがいい!!
ねく!!

NO.106 悠太 10/13(月) 18:40 IP:122.17.59.247 削除依頼
きいち様

もどかしいですかw
そこがいいだなんて、安心しすぎてまた調子に乗りますよ、私←
ネクどーもです^^b

NO.107 飛鳥 10/13(月) 19:29 IP:125.207.47.186 削除依頼
昴可愛ぃ-!!!!
惚れちゃぃます//////////
照れ屋なんだねぇww
良ぃ事知っちゃったょ・・・ふふふふふ←

天然に何言っても無駄ですね;;
コレだからガルはガルなんだょ!!!!

ぉ母さんの許しが出た------------!!!!
って訳でぉ父さんをヨロシク★^^

ネクスト
更新頑張ってね↑↑

NO.108 飛鳥 10/13(月) 19:30 IP:125.207.47.186 削除依頼
忘れてた;;

100ぉめでと-!!
次は200頑張ってね!!
応援してますww

NO.109 悠太 10/13(月) 19:51 IP:122.17.59.247 削除依頼
失恋?
いや、まだ失恋なんかしていないんじゃないか。
そんな淡い期待が頭の中で現れた。

ただ、ガルに彼女が出来ただけで、振られたわけじゃない。

さっきのガルとの関わりで、大分、プラス思考になった。
ガルは、やっぱり俺を幸せにする。

肌寒い道を歩きながら、頬を少し赤らめて考えた。
手をポケットに入れて、温める。

自分の部屋で音楽を聞きながら頭を冷やすと、やっぱり少し悲しい。
だけど、……うん、なんか俺、頑張れる!
確かな保証はないけど。

明日の勉強会、ガルの家だっけ。
勉強しなかったら、圭に馬鹿にされまくるだろうな。
そんなこと思いながらお菓子を取りに一階に行く。
親に話しかけられたけれど、無視して部屋に戻った。

お菓子を摘みながら、数学の教科書をパラパラと捲る。
勿論、意味不明。
そうだ、数学は諦めよう。
他の教科を試すが、意味は無かった。

NO.110 悠太 10/13(月) 19:59 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様


昴、可愛いですか、嬉しいです^^
惚れちゃいますか?お父さん、子供に手を出してはいけない←
照れ屋ですねー……昴は。
ガルはガルですね、どんまいだww
100だよー!メッチャ嬉しい^^b
200かあ、……うん、頑張ります☆+。
応援アリガトです><

ネクどーもです^^

てゆーか、何か今更ですが(笑)
タメOKですかw

NO.111 悠太 10/14(火) 17:58 IP:122.17.59.247 削除依頼
昨日も行ったガルの部屋。
昨日はほろ苦い思い出と、かなりの幸せをもらったど。

今日は不幸せしかもらってない。
「本当に馬鹿だね、昴」
「ギネスブックに載れるな、その頭なら」
最低だよ、こいつ等。
ちょっと俺より頭いいからってさ。
馬鹿にするだけで、公式も教えてくれないし。

寝っころがって、教科書を見てるふりをしながら目を瞑る。
「あ、昴が寝てるー」
俺の脇腹を擽りながらいうガル。
暴れる俺を、圭も来て抑える。
「や、ちょ! 無理、ガルてめー!」
「勉強会で寝た、罰ゲーム」
楽しそうに笑う圭とガルを睨む。

乱れた服を直すと、真面目に勉強。
……とはいかずに、ガルのノートに落書きしまくる。
鉛筆からボールペンに。
「消えない! ありえねー!」
消しゴムでガルが必死に消そうとする。
「仕返し」
「圭ー」
甘い声で圭の名前を呼ぶ。
ちょっと嫉妬。
「知らね」
圭の適当な返事にガルが顔を伏せた。

NO.112 悠太 10/14(火) 18:22 IP:122.17.59.247 削除依頼
昨日はほろ苦い思い出と、かなりの幸せをもらったど。

昴、おまw 何弁喋ってるんだよw
すみません、ミスです;

昨日はほろ苦い思い出と、かなりの幸せをもらったけど。

に訂正してください。

NO.113 悠太 10/14(火) 21:46 IP:122.17.59.247 削除依頼
何度も頼むと、圭はため息をつきながらも丁寧に教えてくれた。
「おおー。圭、さっすがー」
のんきに笑うガル。
今度のテストの点数が悪かったら絶対、親に猛勉強させられる……
あー、授業ちゃんと聞いてりゃ良かった。
今更なんだけど。

疲れた、とガルの携帯についているプーさんをいじる圭。
「ボケ! 誰が俺に教えるんだよー……」
弱音をはく俺を気にせずに、「だって飽きた」と頭をかく。
「腹すいた、昼」
圭が言った。
沈黙が流れて、ガルがきっかけでじゃんけんが始まる。
「じゃーんけーん」


「うっわ、ありえね」
圭が負けて、しぶしぶ立ち上がる。
コンビには結構遠いから、面倒だよなあ。
「あ、俺ね! 牛乳はやだ」
など、色々と注文した。
圭は覚えるのが面倒だからと、俺に全部メモらせて、そのメモを持って部屋を出た。

NO.114 飛鳥 10/15(水) 18:17 IP:125.207.47.186 削除依頼
昴可愛ぃですょ-!!
惚れちゃって良ぃですか?!笑
ってかまたガルと昴2人っきりだ-;;
昴はもつのか??!!?!?!?!

タメは全然okですょ-♪
後,呼び捨てもokなんでww

ネクスト

NO.115 悠太 10/15(水) 19:13 IP:122.17.59.247 削除依頼


じゃあ……飛鳥^^

タメありがとねー よろしくー♪+。
どーぞどーぞw惚れちゃって!お父さんw
昴なんかでいいなら^^b
昴は、我慢強いようで弱いような……
まあ頑張れ!←

ネクどーもね^^b

NO.116 悠太 10/15(水) 20:09 IP:122.17.59.247 削除依頼
ノートを閉じて、バックにしまう。
多分、もう勉強はしないだろう。
「大丈夫だって、いざとなったら俺が答え教えてあげるし」
ピースをするガル。
俺はそのピースをグーにした。
「お前のこと、信じないし」
「うー、最低」
嘘、絶対信じる。

あー、なんかもう、彼女とかどうでもよくなってきた。
別に、奪ったもん勝ちな気がしてたまらない。
「何ニヤついてんだよー」
「うっせー」
頬を抓ると、俺の手を叩く。

じゃれあってると、突然ガルが、
「あ」
と抜けた声を出し、立ち上がる。
俺は、少し驚いてガルを目で追う。
「じゃーん」
タンスからトランプを出して、俺に見せる。
「それ、お前がなくしたって喚いてた……」
「そーなんだよ! あったんだ!」
ベットの下を指差して「ここ!」と言う。

三人でやろう、ということになり、ベットの上に置いておいた。

あの嬉しそうな顔、すごく惚れるんだけど。
マジ可愛い。

NO.117 悠太 10/17(金) 17:10 IP:122.17.59.247 削除依頼
圭、遅すぎる。
A型で几帳面なんだけど、かなりのマイペースな圭だからか。
「お腹空いたー。」
「知らねーよ」
ベットに寄りかかる俺とガル。
隣で声を出しているガルを見ると、やっぱ可愛い。
「何? 俺のこと食うなよー」
何でそういうこと言うかなー。
悪戯に笑うガル、お前のその笑顔が歪むところを俺は見たいんだけど……
本当に襲いますよー。
「食うかアホ」
いや、食べたいけど。

そんなやり取りを楽しんでいると、ドアが開いた。
圭は無言で机の上に置いて、疲れ果てたように倒れた。
「よっしゃー! 圭サンキュー」
「おー」
ガルは幸せそうに袋の中を探る。
俺は少しグシャグシャになったレシートを見て、ハンパと三分の一を払った。
ツナマヨを食うガルも、俺を見て急いで財布を取り出す。
あ、ツナマヨとられた。

かなり元気のない圭。
腕を閉じた目の上に当てて、食べようとしない。
「おいー、圭ー」
珈琲牛乳を頬につける。
「冷……ってーな」
いきなり起き上がって、押し倒される。
「痛、……ん」
耳に息をかけられて、「ボーケ」と笑われた。
変な声でたじゃねーか。
かなり悔しい、つーか、俺心配してやったのに。

「喧嘩はダメだよー。何、珈琲牛乳の奪い合い?」
のんきなガル。
「圭に近づくなよ、お前、マジ危ない」
必死に言ってるのに、ガルは軽く「何だよそれー」と流す。
地獄みるのお前だぞ。
俺も、圭じゃ守れないかも……

NO.118 悠太 10/17(金) 18:39 IP:122.17.59.247 削除依頼
テーブルを挟んでガルがいる。
さっきの行動、見れなかったのか。
いや、でもさっきのは純粋な馬鹿にはきついんじゃないか。
考えていたら、何かが腕に当たった。
ビニール袋特有の音と、柔らかい食感。
「何だよ」
「パンー。後は、」
と、ガルはファンタ、プリン、と投げてくる。
胡座をかいて座る圭は、珈琲牛乳を飲んでいる。
カフェイン大好きだな、このドS。

一通り食べ終わって、ゴミを片付ける。
「じゃあさ! トランプな!」
待って。食後だから。
俺の願いも、勿論聞こえるわけもなく。
圭は、珍しく座って、ガルが配り終わるのを待っている。
「負けたら、罰ゲームな」
今日俺、罰ゲーム運がありすぎるんだよね。
だが、ガルと圭の盛り上がりをみると、今更、拒否は出来なかった。

俺にとっては必死のババ抜きが始まる。

NO.119 美香 10/17(金) 18:44 IP:59.134.7.60 削除依頼
×ゲーム・・ふしだらな行為に走っちゃいけませんよ圭wwww

NO.120 悠太 10/17(金) 19:41 IP:122.17.59.247 削除依頼
罰ゲームの内容。
ガル、彼女にマジ甘いメール。
俺と圭、部活に一週間、毎日出る。

「かなりドキドキー。つか、俺だけなんか酷くね?」
「ガルだから」
そんな会話が、何だか妙に硬い感じで交わされる。
真ん中にたまるトランプが増えていく。
ババは、俺から圭が抜いて、それからどうなったのか。

え……これって。
奇妙な悪魔の絵がババを表す。
ガルが心なしか……いや、ニヤニヤしてる。
枚数は、少なくなっている。
俺は扇形に並べたトランプを圭に向ける。
一番右側にババ。

圭が、ババをとった。
これは、素直に喜んでいいのか。

この後も、続いているババ抜き。
緊張感が無い、もう大丈夫じゃないかと思った。
「あ……」


負けたの?俺。……そうだ。
「最悪、」
一週間、部活とか、死ぬ。
圭とガルの余裕そうな笑顔がムカつく。

NO.121 悠太 10/17(金) 19:45 IP:122.17.59.247 削除依頼
美香様

コメントありがとうございます^^
すんごく嬉しいです♪+。
罰ゲームです、ふふふw(お前が危ない
ふしだらな行為に……これからどんなことが待っているのかw
更新、遅くなるかもしれませんが、これからもお願いします^^

NO.122 飛鳥 10/18(土) 09:02 IP:125.207.47.186 削除依頼
昴弱っ;;
毎日部活頑張ってね!!

ネクスト


NO.123 悠太 10/18(土) 21:20 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

昴は弱いですw(決め付けw
部活、ファイトだねー♪+。

ネクどーも^^
毎回のコメント、かなりの励みですb
超嬉しいよー!

NO.124 悠太 10/18(土) 21:51 IP:122.17.59.247 削除依頼
グランド、秋の日差し、消えかかった白線。
「あっつー……」
「おいー頑張れよ! タカ!」
毎日の様に陸上部に出てる奴等に笑われた。
まあ、当たり前だよな。
青春ですねー、頑張りますねー。
俺なんか、ガルと圭と一緒に帰れないんだ。
「分かってるー!」
大回りで十周って、最近はそんなに走ってないし。

息があがって、ひかげを求める俺。
「何、こんなんでいいの? アップ」
あの顧問にしては……
「あー、今日はアイツいねーもん。サボって、タイムでもはかろうぜ」
それを聞いて、「そっか」とタオルで汗を拭う。
涼しい風、暑い日差し。
俺の体は対応出来てないかもしれない。
「ちーっす」
いかにも陸上部っていう奴が隣に座る。
うん、笑顔が眩しいね。青春だ。
「あー、菊池。お前も頑張るなー」

菊池は、以外……というか、いい奴だった。

NO.125 飛鳥 10/18(土) 22:07 IP:125.207.47.186 削除依頼
励みになっちゃぅ?!
じゃぁ毎回見に来たら書き込む!!!
これ見て頑張っちゃって♪←殴

昴君頑張るね-;;
青春だょっ!!!笑
ぅん,
ガルとか圭とかと帰れなぃのも青春だょ!!←ぇっ

ネクスト
頑張ってねww
また見に来るから★^^

NO.126 悠太 10/19(日) 08:38 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

励みになりまくり!
こんな文才の欠片も無い小説に毎回来てくれてありがとう^^
そんな、忙しかったら全然大丈夫だから!
頑張っちゃうぜb
昴、頑張るよー。ま、しょうがないね。
二人と帰らないのもたまにはね、いいと思うよ!
そーだそーだ、青春だ。

ネクどーも^^b
頑張るよー! 見に来てくれるの!?
すんごく嬉しい♪

NO.127 悠太 10/19(日) 09:40 IP:122.17.59.247 削除依頼
明るい声が溢れる。
他の部活の奴等が真面目にやってるのを見ると、少し笑えた。
「昴、真面目に来れば絶対に速くなるのにー。」
「無理無理」
靴紐をきつく結んで、立ち上がった菊池は笑顔をみせた。
スパイク……、大分履いてなかったな。

菊池が走る姿は、輝いていた。
本当に、走るのが好きなんだなあ。
速いなー。
一回くらいは走ろうかな。

スタートの位置に立つ。
「お、昴走るの? じゃー、よーいドン」
準備できてねーよ!
戸惑った俺だけど、走り始める。
ケラケラと笑うスターターたちを睨む気持ちで走った。

タイムは、案の定遅くなっていた。
「くっそー」
菊池も笑ってたな、あいつめ。

NO.128 悠太 10/19(日) 17:21 IP:122.17.59.247 削除依頼
菊池には、彼女がいる。
俺の質問攻めに負けた菊池が白状した。
「イチャイチャしまくってるわけ? その子と」
「うっさい、馬鹿!」
誰にも言ってないそうで、俺に言ってくれたのは以外だった。
でも、誰とでも仲良く出来る奴だから……
「何だっけ、あか」
顔を真っ赤にして、必死に止める菊池は可愛い。
……いや、何言ってるの俺。
「昴のボケ」
「お前が笑ったからだろー」


最後にみんなでリレーということになって、俺はBチーム。
アンカーとかは、嫌いだから真ん中に行った。
「はいじゃー、よーいドン」
さっきと同じスターター。
みんなに頭を叩かれる。
俺のときは笑ってたくせに。

こんな軽い奴等ばかりだけど、やっぱり陸上部で、速い速い。
それなりにリレーを楽しんだ俺は、菊池たちと一緒に帰った。

NO.129 美香 10/19(日) 17:34 IP:59.134.7.60 削除依頼
菊池に浮気するなああ!!!!!ばか昴!←

NO.130 飛鳥 10/19(日) 19:20 IP:125.207.47.186 削除依頼
文才ぁりまくりだから;;
こんな面白ぃ小説見た事無ぃょっ!!
ホントに♪

大丈夫,ど-せ飛鳥は暇人だからww
頑張っちゃって!!

昴真面目にゃらなぃとダメだね-;;
遅くなってるねww
頑張れ♪

ネクスト★
頑張れ♪

NO.131 悠太 10/19(日) 19:56 IP:122.17.59.247 削除依頼
美香様

本当ですよね! 浮気性のばか昴。
コメントありがとうございます^^
すんごく嬉しいです!!
お暇な時にでも見てくださったら光栄です。

飛鳥様

なんかこの小説の褒め言葉が見える……
ごめん、眼科行って来るね←

はい、私も暇人です^^
頑張っちゃいますよー♪+。

昴は真面目という言葉を知らないんじゃないだよ。
遅くなるのは当たり前だねw
(スターターの所為でもあるけどw)

頑張るよ、ネクどーも^^b

NO.132 悠太 10/20(月) 08:35 IP:122.17.59.247 削除依頼
長澤 圭 Nagasawa Kei

●通称
圭 または 長澤

○誕生日/星座/血液型 十月二十七日/さそり座/A型

●性格
面倒くさいのは大嫌いで、飽き性。
頭は良くて、運動もそこそこ出来る。
「遊び」が激しい。純粋では絶対にない。
極度のドS←

○容姿
髪 暗い茶色 長い……かな。
体系 よく分からないけど←  痩せ型だけど筋肉もあるみたいな?
背 昴と変わらないけど、圭の方が少し大きい。
顔 ご想像にお任せいたします。

●好きなもの
ザ・カフェイン!← 寝ること 人を弄る
罰ゲーム


○嫌いなもの
面倒なこと全般 冬・夏 散らかり
うるさい 


圭についての質問とかあったらどうぞ☆

NO.133 悠太 10/20(月) 09:36 IP:122.17.59.247 削除依頼
夕日が俺らを照らす。
俺の長い髪は、短い髪の奴等の中では少し浮いていた。
広がって歩いていたから、たまに自転車に乗ってる人に嫌な顔をされた。
そんな集団の後ろで俺と菊池は話していた。

エナメルバックを揺らすから、菊池の方を向いて「何だよ」と訊く。
「昴も彼女いるでしょ。教えろ!」
「いませんよー」
少し寂しくなった。
ガルと菊池が妙に重なる。
ダメだ俺……好きなのはガルだろ。
「嘘つけ」と俺を叩く菊池に笑いかける。

だけど、この時間が幸せなのに偽りなんて無かった。
……ただ、友達として好きなだけだ。

「本当に、彼女はいないって」

悲しいけど、事実。
菊池はつまらなそうに石を蹴った。
その石は、前を歩く一人にぶつかって菊池とそいつの追いかけっこが始まる。

その光景を笑ってみていた俺たち。
菊池が助けを求めて走ってきたから、みんなで逃げた。
必死な菊池が面白くて、可愛いとまた思ってしまった。

NO.134 悠太 10/20(月) 16:40 IP:122.17.59.247 削除依頼
家に帰ると、携帯を開いた。
菊池とアドレスを交換したから、メールしてみようかなー……なんて。

あれ、でも菊池の名前って何だっけ。
確か、ひろ、ひろ……
いいや、メールで訊いてみよう。
名前言えたのだって、ジャージとかに書いてあったからだし。

”ひっど! 裕隆だし!”
と絵文字満載で返ってきた。
てきとうに謝った後、他愛も無い会話。
やっぱり、明るくていい奴だった。


エナメルだと重いなあ。
今日は圭来てくれるんだっけ。
そんなことを思いながら遅刻気味の登校。
「はよー。」
「昨日はどうだった?」
圭が訊くから、俺は思ったままを答える。
「まあまあ、意外と楽しかった。顧問いなかったし」
そう言って笑うと、圭は「何だ、もっと嫌がってるかと思ったのに」と言った。
「うっせードS」
そう圭に言うと、ガルが「そーだ」と笑った。
やっぱりお前の方が可愛いと思うよ。

菊池は隣のクラスだから、あんまり話せないかも。
ちょっと残念……
「おーい、昴」
ドアのところで手を振っている菊池が目に映った。

NO.135 飛鳥 10/20(月) 16:42 IP:125.207.47.186 削除依頼
ぉぃぉぃぉぃ?!!!??!?!
昴君???!
もしかして,菊池とか言ぅ奴好きになってなぃょね??
なってたら泣くょ?!
だって昴はガルの事ホントに好きだと思ってたのに・・・

って,昴は男に恋しちゃぅんだね;;
も-しょうがなぃのかな-;;;

ネクスト

眼科は行かなくて大丈夫だょ!!
褒めてるの♪
嘘じゃなぃからね-★ミ

NO.136 悠太 10/20(月) 19:51 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

大丈夫大丈夫、裕隆はいい奴だよ!(笑)
まあ、友達としてだと思うから! 泣かないで^^;
昴君は一途なはずー♪+。
ちょっと気持ちが揺らいでるだけさー☆

昴はある意味でヤバイ子ですね。
お母さんは少し悲しいで(黙

うわー、そんなに優しいのは飛鳥だけだよー;;
ありがと! めっちゃ嬉しいし!

NO.137 悠太 10/20(月) 20:26 IP:122.17.59.247 削除依頼
菊池の名前を呼ぶと、ニカッと笑ってこちらに来た。
俺への用件を後回しに、二人に手を振る。
「おー! 颯太と圭じゃん。」
その言葉にガルは笑顔で振り替えして、圭は笑いかけた。

菊池は腰を屈めて、椅子に座った俺に話す。
ガルと話す圭を指差して、小さな声で言った。
「圭、連れてこないと、俺が顧問に怒られるから、よろしく」
背中を叩いて笑ってみせる菊池の耳を引っ張って訊く。
「は? だって、週二でいいって」
菊池は「痛いよ」と耳を手で覆いながら
「知らねーよ、そんなのー」と言った。
最後に俺にもう一度手を振ると俺の制止を無視して行ってしまった。

ガルと圭は話が終わった俺に話の内容を訊いてきた。
「まあ、大丈夫。それよりさ、圭、今日は部活くる?」
圭は躊躇いも無く、「行かね」と短く答えた。
そんな、それじゃ菊池が。
「いや、来てくれよー」
「だって、スパイク持ってきてないし」

圭にさっきの菊池の言っていたことを話すと、圭は興味なさそうに相槌をうった。
「何だよ、友達だろ。助けてやろうぜ」
「うん、そーだな。……あのクソ顧問に文句つけるわ」
俺の返事も聞かないで、自分の席に戻った。

これでいいのかどうかは知らないけど。
とりあえず、良かった。

NO.138 飛鳥 10/20(月) 21:01 IP:125.207.47.186 削除依頼
ネクスト♪

圭適当だなぁ;;
頑張れww

NO.139 み* 10/21(火) 08:12 IP:123.108.237.26 削除依頼
さりげずっと読んでました!
気になる〜(>∀<*

圭、めっちゃタイプです、どツボです、どうしましょう←
昴襲っちゃえばいーのに!

NO.140 悠太 10/21(火) 18:47 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

圭は適当な奴ですからねー^^
頑張る☆+。
ネクありがとね! 更新頑張るわw



み*様

初めましてー♪+。
来て下さって嬉しいです^^
また来て頂けたら光栄で(図々しい

さりげ見ててくださったんですか! うふふ←
続き、更新しますよー!

圭ですか、そうですか。あんなドSがいいって言って下さるなんて……
優しすぎる、泣きますよ私!
私もどうしましょう、え、圭何とかして←
アイツなら、いつでも襲える気がす(黙

NO.141 悠太 10/21(火) 19:38 IP:122.17.59.247 削除依頼
昼休み、圭は顧問のところへ向かった。
アイツ、ただ潰したいだけじゃねーの? そう思ったけど、笑顔で見送った。
どんまい、クソ顧問。

俺とガルは、屋上へ向かう前の階段に座り込む。
「すごいよなー、圭。」
ガルの呟きに、俺も頷く。
成績良いんだから、先生への態度をもっと正せば優等生じゃん……。
いや、だめだ。圭は優等生って柄じゃない。

帰ってきた圭は、予想通りの勝ち誇った顔。
「週二ゲットー」
「さすが」
ある意味尊敬、俺だったら、黙って部活出るし。
あの顧問に逆らおうとかあんまり思えないもんな。

ガルが財布を見ててため息をついた。
「お、金欠か。ガルちゃん」
ガルは黙って頷く。
やっぱりお前、可愛いな。
「昴ー、お腹すいた。何か奢って」
「やだー」
圭にも頼んだガルは、勿論断られた。
ガルは「ケチ」と言って、携帯をいじりはじめる。

NO.142 悠太 10/22(水) 16:53 IP:122.17.59.247 削除依頼
結局、俺と圭を頼るガル。
可哀想に思えてきて、残りのパンをあげた。
ガルはお礼をすごい勢いで言うと、パンに齧りついた。
間接キス……、いや、何考えてるんだ俺は。変態か。
いや、変態か……。

「美味い! マジ感謝」
「あ、彩夏」
圭が言った言葉にガルは驚いて、目を見開いた。
俺も驚いてあたりを見渡した。
「嘘ー」
ガルは圭を蹴って、「ドアホ!」と言った。
そういえば、彩夏って誰だ。
去年も今年も同じクラスじゃないはず。

勉強、勉強。
俺は頭に入らないまま、ノートを閉じた。
つーか、やる気無いし。
圭に(というか、隣の女子)起こされた時は、ただ話を聞いてただけ。
ノートは写してない。
ガルも俺に「ちゃんとやれ」と笑った。

今日も部活か……って、顧問いるんだっけ。
最悪ー。
廊下に出ると、菊池が待っていて、一緒に更衣室に行こうと誘われて、頷いた。

NO.143 飛鳥 10/22(水) 17:13 IP:125.207.47.186 削除依頼
飛鳥も圭尊敬しちゃぅょ;;

昴はさ,ホントにガル大好きだね!!
間接キスとか普通,女子が思ぅ事だょね;;

ネクスト

NO.144 歌鐘 10/22(水) 21:28 IP:125.175.125.119 削除依頼
遅れて申し訳ありません!!
ななななななんというストーリーの
面白さッ><
わたしのなんて、紐の端っこですよ><
ネクスト!!
待ってます^皿^

NO.145 悠太 10/23(木) 17:06 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

だよねー^^ 圭はすごいよ←
はい、昴は女子で(黙
考えが乙女だよね、うん、乙女野郎。

ネクどーもね^^b嬉しいわー♪+。

歌鐘様

来て下さったんですか!?
すごく嬉しいです! ありがとうございますー><
ストーリーの面白さなんて欠片も無いじゃないですか!←
歌鐘様が紐の端っこ!?
ちょっと待ってください! 私は何人ですか!←

ネク嬉しかったです、どーもです^^b

NO.146 悠太 10/23(木) 21:44 IP:122.17.59.247 削除依頼
顧問の怒声をグランドが吸う。
走って走って走って……、陸上部なんだと改めて実感したりした。

「高崎! 早くスタートに立て!」
緩い返事をして、スタートの位置に立つ。
頭を叩かれて、「何すか」と言うと、
「真面目に走れよ」と言われて少し不機嫌になった。

菊池の応援を背中で受け止めた。
まあ、冷やかしも少し混じっていたけど。
「頑張れー! 昴ー!」
その声と共に笛が鳴った。
「風が気持ちいい」とかそんなこと考えられなかった。
ただ、ひたすらゴールに向かって走った。

タイムを計っていた部長が、悪戯に笑って、
「昨日より、大分あがったな」と言った。
「うるさいっす」と部長を叩いて菊池の元に向かった。
菊池は「かっこいー、昴君。チョコ貰ってー」と冷やかした。
そんな菊池の顔にタオルを投げつけた。
菊池はタオルを払って、騒ぐ。
菊池の弱点の首を手で触ると、嫌そうに首を竦めて「ばか」と弱弱しく言った。

NO.147 飛鳥 10/24(金) 18:43 IP:125.207.47.186 削除依頼
ネクスト♪

NO.148 悠太 10/24(金) 19:49 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

ネクありがとー^^b☆+。
嬉しいです♪

NO.149 悠太 10/24(金) 20:25 IP:122.17.59.247 削除依頼
あ、ガルからメールだ。
帰り道、菊池の話を聞きながらメールを確認する。

「誰、彼女?」
うん、って答えられたらなあ。
「なわけねーだろ、朱里ちゃんとでも仲良くしとけ」
「あー! 名前言ったな! ばか、ばか!」
俺を叩く菊池、「聞こえてない」と連呼して笑った。

メールの内容は、”陸上部、おつかれ”みたいな内容で、嫌味だろう。
てきとうにメールを送った。
「なんだ、颯太か」
勝手に覗く菊池の頭を叩いた。

またガルからメールが来た。
”圭と俺の家で遊んでる”そんな内容。
……危な!

考えるなんて馬鹿な俺には到底無理で、体が先に動いていた。
菊池に「じゃーな!」と別れを告げて、走った。

NO.150 飛鳥 10/25(土) 08:28 IP:125.207.47.186 削除依頼
昴の方が危なぃょ-;;
でも,
圭の方がもっと危なぃか-><

ネクスト

NO.151 悠太 10/25(土) 09:06 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

そうだね、ある意味ねww
まあ、圭はもう、アレですからね←
コメントありがとー☆+。+
嬉しいよー♪

ネクどーもです^^b

NO.152 悠太 10/25(土) 09:29 IP:122.17.59.247 削除依頼
ガルの家について、インターホンでおばさんと会話する。
ドアが開くと、ガルが少し驚いた顔をしていた。
「いきなりどーしたの」
「圭は、?」

ガルの部屋に行く。
何だよ、”圭? 帰ったよー”って。
全く、心配してかなり損じゃん。
「まあまあ、」
そういって、ベットに座るガル。

「彼女とラブラブなのー?」
最近、人の彼女のことばっか突っ込んでるな、俺。
ガルは、恥ずかしがったけれど、意外と色々な話をした。
一緒にどっか出かけた?
学校で話してた?
何か、全部ムカつくんだけど。
些細なコトなのに、かなりイライラする。

「あと、」
「もういい」
何きれてるんだ、俺は。

お前に彼女出来たのだって、すごく辛かったのに。
今更、こみ上げてくる怒り、悲しみ。
どうしたんだ、俺。

NO.153 悠太 10/25(土) 15:18 IP:122.17.59.247 削除依頼
失うことは、怖い。



「すば……」
気付いたら押し倒していた。
ベットの柔らかい感触が、圭とのあの行為を思い出させた。
こんな気分なんだ……、襲う方って。

ごめんな、ガル。
俺から質問しておいて、こんなことしちゃって。
何でだろな、彼女出来たって聞いたときの方がショック大きかったのに。

ガルに彼女が出来て、楽しい思い出がたくさんあることを知った。
それに、最近は俺が部活だったから、あんまり話せなかったし。
今日だって圭と……もしかしたら、「危ない」じゃなくて、「嫉妬」だったのかもしれない。

「どうしたんだよ、なあ」
まだ、自分のこの状況の危険さが分かっていない。
俺の腕を揺すって、問い続ける。


 「お前は__俺のこと好きか?」


最低だって、分かっているけど。
ガルに嫌われるって分かってるけど。

もう、後戻りできないのも、分かってしまっているから。

NO.154 飛鳥 10/25(土) 21:12 IP:125.207.47.186 削除依頼
昴大変だね-
飛鳥はのほほんとして見てるよ♪
こ-なる事が分かってたからさww
嘘です;;

ガルはさもっと考えろよ!!!

ネクスト

NO.155 美香 10/25(土) 21:20 IP:59.134.7.60 削除依頼
きゃー!!
つっついにこのときが・・
襲うほうって・・どんな気持ちなんだろ←

NO.156 悠太 10/26(日) 15:12 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

昴は大変だよね、可哀想(お前がいうなw
いやいや、のほほんと見てもらって結構ですよ^^←
飛鳥様は予言能力が有るということで(ちょ
嘘じゃないよね!(強制かよ

ガルは、頭良くても考えるのは無理ですねw
ネクありがとうー^^b



美香様

美香様、ついにこの時ですww
こんな展開を待ってたんですかw中々やりますn(黙
襲う方はどんな気持ちなんでしょうか……←
昴か圭に聞いてください^^b←

NO.157 悠太 10/26(日) 17:44 IP:122.17.59.247 削除依頼
「親友なんだから、当たり前だろ」

やっぱり、な。
「俺は、お前のこと好きだよ」
「いや、だから俺も」
分かってないよ、お前は。
友達としてなんて、お前を見れていないんだよ。
今の俺は。

段々と顔を近づける。
「冗談やめろよ、なあ」
ごめん、本当にごめん。
大好きなんだ。
気持ちが、抑えられなくて。

俺の胸や腕を小さな手で叩く。
「昴! どうしたんだよ」


重なった唇。
ただ、その現実を受け止めないかのように目を閉じた。
ガルの見開かれた目を直視するだなんて、俺には無理だった。

”ごめん“その言葉が頭の中で絶えずこだました。

「ん……」
たまに漏れる息。
苦しいんだって充分分かった。

これ以上やる勇気はなくて、だけど、やめる勇気はそれ以上に無かった。
儚い現実を目の前に、ただ目を瞑って耐えるしかなかった。

NO.158 悠太 10/26(日) 21:27 IP:122.17.59.247 削除依頼
唇を離すと、ガルは肩で息をし始めた。
目線は、俺から逸らしている。

ダメだ俺、圭みたいに余裕なんて持てない。


「すば……る、昴」


何で涙目なんだよ、
どうしてそんなに俺を狂わせようとするんだよ。

ガルの頬に触れる。
少し怯えて、反応した。

「やだ! ……何で」
俺の手を払って、悲しそうに言う。

その言葉に力が入ってしまった。
掴んでいたガルの右腕を痛めた。

「痛い……、」

ジャージの上を無理矢理脱がす。
「昴! もう無理! やだ、ねえ!」
シャツを少しあげると、白い肌が覗いた。
そのまま上にあげた。

ガルの言葉は痛いほど耳に届いていた。
だけど、ずっと聞き流した。
一つ一つ返事なんてしていたら、俺は中途半端に愛してしまうんだと思う。

この行為を続けることは、失うこと。

NO.159 飛鳥 10/27(月) 18:53 IP:125.207.47.186 削除依頼
ガルと元の関係に戻れないって分かってても昴はもう止めれないんだよね・・・
分かるよ、昴の気持ちww←

そーだよ、こーなる事飛鳥は分かってたよ★←
ふふふふふふh←キモイ

ネクスト!!^^

NO.160 悠太 10/27(月) 21:05 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

そうなんですよねー、複雑複雑^^←
分かっちゃうんだwまあ、私も分かりますけども(ちょ

やっぱりねー← 知ってたんだかr(黙

ネクどーもです^^b

NO.161 悠太 10/27(月) 21:23 IP:122.17.59.247 削除依頼

 シーツが涙で湿っていることに気付いた。

それから、胸の突起を弄ったり、キスをしたりを繰り返していた。
その間、ガルは必死に我慢して、声を出さなかった。
俺は、ヤっていることに夢中で、全然気付いてあげられなかった。

「……ガ、ル。」

愛おしい名前を呼ぶ声は微かに震えた。
怖くて、悲しくて。
俺が手を離すと、小さな体をもっと小さくした。
丸まった体と、赤くなった手首。
乱れた息、髪。赤く染まった頬ととめどなく溢れる涙。

全部全部、俺のせい。

そう思うと、途端に泣けてきた。
「ガル、……」
返事もせずに泣くガルは小さかった。

ガルは体を起こして、俺の名前を呼ぶ。
悲しそうに、辛そうに。
涙を何度も拭って、でも、涙は溢れた。

ガルを抱きしめた。
ギュッと抱きしめて、離したくなかった。


「……ごめん」
ガルは、抵抗もせずに俺の背中にしがみついて、いつまでも泣いていた。

NO.162 美香 10/27(月) 21:33 IP:59.134.7.60 削除依頼
ついに・・・!!!

もうそろそろ最終回??やだよー!

NO.163 飛鳥 10/28(火) 19:43 IP:125.207.47.186 削除依頼
どーなっちゃう?!
メッチャ気になるww

完結まで頑張ってね♪
また見に来るから★^^

ネクスト!!

NO.164 悠太 10/28(火) 19:59 IP:122.17.59.247 削除依頼
美香様

まだまだぐだぐだとやっていきます←
やっと、ここいらまで来た感じですよ^^
圭が存在感薄くなってきてるので、どうにかしなきゃ!(ちょ
コメント嬉しかったです!
良かったらまたお暇潰しにー♪+。


飛鳥様

メッチャ気になってくれて嬉しいww
ありがとねー^^b
完結まで、頑張るよ!! もうマジ感謝だし;v;

ネクありがとーんb

NO.165 悠太 10/28(火) 20:42 IP:122.17.59.247 削除依頼
涙声のまま、ガルが小さく言った。

「どうして、……なんで」

もう一度、ギュッと抱きしめる。
ガルの弱弱しい声を聞いて、耐えられなかった。
どこにも行かないで欲しかった。

「ガルが、どんどん離れちゃう気がして……」
「昴、」

髪の毛を梳かして、ガルを見る。
目を充血させたガル。
赤く染まった頬に触れると、今度はそのまま動かなかった。

「ガル、好き。」

NO.166 飛鳥 10/28(火) 22:08 IP:125.207.47.186 削除依頼
昴・・・・
頑張ったよ!!
ガル!!
昴の気持ち分かってあげてよ!!

ネクスト

NO.167 悠太 10/29(水) 21:22 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様

昴は頑張ったよね! 本当に;
ガルは本当におばかですw
気持ちとか全然考えないでボケーっとしてそうだ←

ネク有難う♪+。

NO.168 悠太 10/29(水) 21:38 IP:122.17.59.247 削除依頼
赤い頬をこれでもかって程、赤く染めるガル。
「あの、その、ありがと! え、いや何か違う……」
ムードぶち壊しじゃねーか。
ガルらしいけど。

俺が少し笑うと、ガルも安心したように笑う。
何でお前が俺を気遣ってるの?
優しすぎるだろ、ばか。

「嫌だったろ? ごめんな。もう友達やめる覚悟もできてるから。」

俺の顔をジーッと見た後、ベットに寝るガル。
俺に背を向けて、小さく何か言ってるが、聞こえない。
友達、続けられるの、これ。
マジで気まずいし。悲しいし。
俺って最悪でしょ。


「別に……嫌ではなかった、かも」

驚いて、嬉しくて。

でも、あんなに嫌がってただろ。
嘘つくなよ。
「嘘つき」
小さく呟く。
ガルは顔をこっちに向けて、
「本当だし!」
と言った。

「大体、こんなことで友達やめるはず無いじゃん。」

ガルの中で、俺はどんな存在なのかは分からない。
だけど、その言葉は今のネガティブな俺には幸せすぎた。

「……エロ」
「なんでだよ! つーか、お前が言うな!」
俺を叩くガルの手の小さな温もりが、嬉しかった。

NO.169 飛鳥 10/30(木) 16:58 IP:125.207.47.186 削除依頼
良かったね-昴!!
嫌じゃなかったって♪
ぃゃ-・・・
本当ど-なるかと思ったけど,
友達続けれて良かったんだょね?!

たしかに,
ガルはエロイかも;;
だって嫌じゃなぃって・・・

ネクスト
更新頑張ってね-★

NO.170 悠太 10/30(木) 21:32 IP:122.17.59.247 削除依頼
飛鳥様


本当に、ガルはいい子かもしれないなあ←
友達続けられて良かったよ! 絶対に昴、安心しまくりだよ!

かもしれないね、ガルはエロい←
嫌じゃないのはどうしてなんでしょうか。

ネクありがとー^^b
頑張るよ♪+。

NO.171 飛鳥 11/01(土) 07:31 IP:125.207.47.186 削除依頼
170オメデトウ♪
あと30で200・・・
頑張れー!!!

NO.172 悠太 11/01(土) 17:15 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

170だね! いつのまにだー^^
嬉しい☆+。
飛鳥のおかげだネ!
頑張るよbb

NO.173 悠太 11/01(土) 17:21 IP:122.17.157.191 削除依頼

 お詫び

えっとですねー、ウチのおかんがですね、パソコンで変なことしましてですね。
何やかんやで書き込むことを極力避ける、てきな感じになってしまったんです;;
あ、直しますんで! 多分、そんなに時間はかからないと思うのですが。

私も、親に秘密で書き込むつもり満々ですが←
来れない時は、この作品を上げてくださったら嬉しいです。
色々と厚かましい、迷惑な奴ですみません。

ご協力お願いします^^b

NO.174 飛鳥 11/01(土) 19:00 IP:125.207.47.186 削除依頼
下がってたら上げるね★
安心して♪
頑張って早く直せれたら良いねww

NO.175 悠太 11/01(土) 21:55 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

早速来た奴←
今がチャンスだから更新しまくるぜィ♪+。
あ、そんなしまくりはしないけどさ。
あげてくれるの!? ありがとー;
めっちゃ安心したよ^^b


NO.176 悠太 11/01(土) 22:18 IP:122.17.157.191 削除依頼
「続き、ヤっていい?」
「ふざけ、!」
ガルの言い分なんて聞いてやるか。
幸せなんだよ、俺は。
お前がいけないんだよ、ばか。

再びベットに押し倒すと、ガルは力を込めて抵抗。
ひ弱さがまた可愛くて笑ってしまった。
「何ニヤついてんだよ、ド変態」
嫌味を言うガル。
余裕かますなよ、コイツ。
「うっせ、この」
シャツの上から胸の突起を弄る。
ガルは笑顔から、一気に顔を歪ませた。
「んん、」
俺が油断してた時に、ガルは自分の右手を自由にする。

そして、俺の耳を触った。
「ばかガル!」
「え、いや。こんなに効くとは……」
行為を中断してしまった。
マジでありえない。
誰だ、……圭か?
「何でやったんだよ」
ガルは驚きながらも答えた。
俺の予想通り、

「だって、圭が昴の弱点はここだっていうんだもん」
といってまた触るから、
「む、り……」
と弱弱しくなってしまった。
ガルは「えへ」とわざとらしく笑った。

NO.177 飛鳥 11/02(日) 10:05 IP:125.207.47.186 削除依頼
も-続きが気になってまた来ちゃったょ;;

昴何か弱くなった??笑
ガルの方がSっぽく見ぇる・・・><
ゃっぱり,昴の弱点知ったから??

ネクスト

何時でも上げに来るょ★

NO.178 悠太 11/02(日) 12:08 IP:122.17.157.191 削除依頼
今がチャーンス! ということでw

飛鳥様

続き気になるだなんて嬉しい><

昴は元々弱い奴だったんだ←
つか、ガルは調子に乗りやがったよ(おまw
次の投稿では立場が一気に変わると考えておいて下さい(あ、軽くネタばれ

ネクありがとー! 飛鳥いるとかなり安心だー^^b

NO.179 悠太 11/02(日) 12:37 IP:122.17.157.191 削除依頼
何で俺が受けみたいな空気なってるんだよ。

もう一度、細い手首を今度は強めに掴んで行為を続けた。
「も、やだ……」
黙ってガルのモノを触ると、過激に反応するガル。
足をじたばたと動かして叫ぶ。
「どこ触ってるんだよ! アホ!」
「本当はアレで止めるつもりだったんだけどねー」

「おーい、ここ起ってるぞ」
胸の突起を指で押す。
ガルは顔を真っ赤にさせて嫌がる。
「ん、だめえ……」
甘い声が、更に俺の手を早めた。
「女かお前は」
「うっせ、……あ」
感じた声も、顔も可愛い。
大好きだ。
「いきなり、なん……でえ」

「お前が俺をからかうからだ、ばか」

NO.180 飛鳥 11/02(日) 18:51 IP:125.207.47.186 削除依頼
本当に立場逆転だょ;;
ガルも弱っ・・・><

ネクスト♪

安心とか嬉しぃww
飛鳥もこの小説見れて幸せ-!!

更新頑張れっ★

NO.181 飛鳥 11/03(月) 18:59 IP:125.207.47.186 削除依頼
上げときます!!

NO.182 飛鳥 11/04(火) 19:23 IP:125.207.47.186 削除依頼
また上げとくねww

早く更新出来ると良いね♪

NO.183 悠太 11/04(火) 19:39 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

だよねー、ガルは弱いなあ^^←
立場逆転……まあしなかったらしなかったらで昴はやばいわな。

つか、ネクかなりありがとう!
この小説見れて幸せだなんて、嬉しすぎる!
何度も何度も小説あげてくれて本当にありがとう。
大好きだよー!(笑

NO.184 悠太 11/04(火) 20:33 IP:122.17.157.191 削除依頼
ガルがいきなり腕に力を込めるから不思議に思って問う。
「何」
ガルは黙って自由にすると、時計を差した。
時計の針は九時ちょっと過ぎを差していて、俺にとってはかなりヤバイ状況。
「何でもっと早く言わないんだよ!」
急いで帰る準備をする。
連絡してたらまだしも……絶対に怒られる。


座っているガルは、髪がボサボサ。
「髪ボサボサだ」
やっと気付いて直す。
すんごく小さいことを今更実感してまじまじと見てしまった。
可愛いな、やっぱ。

ガルの髪をもう一度グシャグシャにした。
「何す……」
「彼女大切にしろよー」
ガルは少し怒って言った。
「ならこんなことするなよ、ばか」


「ごめん」
急に態度の変わった俺に驚きと不安を隠せずにおどおどするガル。
謝っておかないと、もう謝れない気がしたから。

NO.185 飛鳥 11/05(水) 19:23 IP:125.207.47.186 削除依頼
9時・・・
飛鳥もそんな時間に帰ったら怒られるょ-;;
一緒に怒られょ-,昴★←

本当にこの小説見れて幸せだょ!!
何時でも上げに来るからね-ww

ネクスト

飛鳥も大好きょ♪←

NO.186 悠太 11/05(水) 19:50 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

だよねー、ウチじゃ抹殺だわWW
一緒に怒られてくれるの!? やったじゃん、昴ぅ〜♪

いつでもあげるだなんて、そんな苦労かけれないよ;
たまーーーーーーーーーーーーにでも幸せだよ★*+。

ネクありがとん♪+。
わー、両思いじゃん^^

NO.187 悠太 11/05(水) 20:06 IP:122.17.157.191 削除依頼
重い空気、沈黙。
俺はこの空気を、沈黙を取り消すことは出来なかった。
出来るわけなかった。

そんな中で、ガルが抜けた声を出す。
ついつい噴出しそうになった。
「昴ー」
「何よ」
そう問うと、ガルは真顔なんだかそうじゃないんだかわからない顔をして言った。
「ド変態」
頬を抓って、「うっさい」と笑う。

「じゃーね」
手を振って、ドアを開ける。

「おー、また明日学校でな!」
「うん」

本当は、その言葉がすごく嬉しかった。
普通でいてくれるガルの優しさをかなり感じた。


「あの、すみません。遅くなってしまって……」
「いいんですよー。また来てね」
ガルの家の親は本当に優しいんだな。
こんな時間まで家にいるのに怒らないし。
帰ったら説教か。

NO.188 悠太 11/05(水) 20:34 IP:122.17.157.191 削除依頼
俺を叩くように冷たい風。
火照っていた頬も冷えた。
ガルに、手、出しちゃったんだよな、俺。

空を見上げても月と明るい星が二、三個輝くだけ。
無性に寂しくなって、ため息をついた。

喘いでるガル、可愛かったな。
……本当に大丈夫かな、アイツ。
実はメッチャ傷ついてたりしないか?
あ、でも俺は圭にヤられても大丈夫だった。
いや、それは俺個人だし、ガルじゃねーよなあ。
それに、キスだけだったし(問題は問題だけどさ)

コンクリートがいつもよりかたい気がした。
余裕かましてるけど、今かなり不安だし、俺。

携帯を見ると、圭からメールが来てて、そのメールは俺の重い足取りを更に重くするものだった。



”ガル、彼女とヤったかも。しかも……ガルが攻めで”

NO.189 飛鳥 11/06(木) 18:41 IP:125.207.47.186 削除依頼
ぇぇぇぇぇぇぇぇ-------------------?!?!?!!!!??!?
ガルが攻め?!?!??!!!?!?!
圭!!
何かの間違ぃだょ!!!
ガルは飛鳥の中でメッチャ受けなんですけど・・・;;;;
昴も受けで・・・
圭だけが唯一の攻めだと思ってた・・・><;;
だから昴がガル襲った時はビビったけど><;;

ネクスト

ホント何時でも上げるからねww
頑張ってね♪

NO.190 悠太 11/06(木) 21:15 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

だよね!? 何かの間違えだよね!?←
さーてどうでしょうか^^
私の中でもガルは受けですww
昴も受けかΣ(゜д゜) 実に面白い(ちょ
襲ったときはビビったか、私もだw
まあ、受けな一面もあるよね、昴は。
圭が受けはキモイ← アイツは攻めじゃないとなw

頑張るよ^^ ネクありがとー!!

NO.191 悠太 11/06(木) 21:40 IP:122.17.157.191 削除依頼
”嘘だろ!? だって、ガルだぞ?“

そう打って、激しく動き出す心臓を睨む気持ちで家へと向かった。
バスの中でも返信は来なくて、俺を不安にさせるだけだった。

温かかったバスから出て、寒さに体を縮める。
その後、早足で家に向かった。
ドアを開けて、小さな声で帰宅を伝える。
「ただいま」
返事がない、何だよ、みんなで俺のこと無視しやがって。
「おーい? ただいま!」
大きめな声で言うと、どんどんと近づいてくる足音。
うるさいな、静かに歩けよ。
「遅い。どこにいたの?」
「はいはい、すんません。ガルの家にいました」
靴を脱いで、横を過ぎ、階段をのぼる。
後ろから、不思議そうに、
「ガルって誰よ。」と聞く母親。
「颯太だよ、そーた」
返事は聞かないで部屋に入った。
寒い、ヒーター入れよ。

メールが来た。
圭、頼むから!!

NO.192 飛鳥 11/07(金) 17:58 IP:125.207.47.186 削除依頼
圭,頼みますょ!!
嘘でぁって欲しぃ><

だょね-!!
ガルは受けだろ♪
昴はどっちも有りかなww
確かに圭の受けはキモイ;;←

ネクスト

NO.193 名無し 11/07(金) 19:16 IP:59.134.7.60 削除依頼
ねく!
主さんお忙しい中更新ありがとうございます!
ゆっくりでいいですのでがんばってください★

NO.194 飛鳥 11/08(土) 17:59 IP:125.207.47.186 削除依頼
後も-ちょっとで200・・・
頑張れ-!!

上げるね★

NO.195 悠太 11/08(土) 20:09 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥 様

本当だよね!! お願いします^^
まあ、圭が簡単にお願いを聞く奴じゃ無いよね←
嘘だといいね♪+。*

そうそー!! やっぱそんな感じになるよね。
大体、受けと攻めは決まってるしww

2回もコメントありがと^^
すんごく頑張りますねー★。+



名無し様

お忙しいだなんて、暇な時が殆どですよ^^
ですが、そういっていただけると気が楽です♪+。
更新、頑張りますので、良かったらまた見に来て下さい★*。+
ネクどーもですー^^

NO.196 悠太 11/08(土) 21:00 IP:122.17.157.191 削除依頼
「あ、昴! おはよー」
菊池の高い声を無視する。
菊池は少し間をおいてからまた呼び始めた。
「昴ー? 昴。昴昴昴。すーばー」
「うるさい」
俺のひと言に少し黙った菊池は早歩きで俺の隣に来た。
顔を覗き込んで、ジーッと見てくる。
「怒ってんの?」
「怒ってない」
少し考えた菊池はまた質問する。
「悩んでるの?」

「悩んでるの。」

菊池は、「そっかそっか」と笑った。
その後は、いつも通り明るい菊池で、励まそうとしている様子も無かった。
菊池らしいな。

携帯を開いて、もう一度圭からのメールを確認した。
本当に信じたくない。

”今回はマジ“

短いこの文が、俺にとってはショックでしかたがなかった。
彼女とヤったって言うのもそうだけど、ガルが攻めって……。
ヤったってだけでも信じられないのに。

つか、俺、立場無いし。

NO.197 悠太 11/08(土) 21:22 IP:122.17.157.191 削除依頼
俺の携帯を除いて笑った菊池。
「今度って、圭のメールいつも嘘なのかよー」
「勝手に見るなって言ってるだろ」
首を擽ると、大きく反応する菊池。
面白くて、もっとやると、菊池が叫ぶようにして嫌がるから笑ってしまった。

それを見て、竦めていた首を伸ばして、俺の顔を指差した。
「あー、笑ったー」
そういって笑う菊池。
励ます様子もないだなんて、全然そんなこと無かった。

ありがと、菊池。

菊池が別れる時に、「頑張れ」と言いながらピースをした。
すごく勇気付けられて、笑顔を見せた。


NO.198 飛鳥 11/08(土) 21:39 IP:125.207.47.186 削除依頼
菊池良ぃ人-♪
菊池好きょww←

圭今回は本当なんだ・・・
ど-する昴??
本当なんだって★笑

ネクスト

NO.199 飛鳥 11/08(土) 23:09 IP:125.207.47.186 削除依頼
後1個で200じゃん★
200は悠太がとって下さい!!
上げ♪

NO.200 悠太 11/09(日) 16:48 IP:122.17.157.191 削除依頼
ありがとう飛鳥!!
と、とりあえず……

皆さん、ありがとう!
これからもよかったらよろしくお願いします^^bb

ちゃんとしたコメントは後ほど^^ノシ

NO.201 悠太 11/09(日) 16:57 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

裕隆いい人だよねー^^
私も裕隆好きだよ♪+。 陸上も一生懸命頑張ってるし。
今度、プロフィール書こうかな?

圭はいつも嘘つきなイメージだよね、まあ、今回は本当だったようで←
昴ー、どうするー^^?

飛鳥ありがとう!200ずうずうしく取らせていただきました(ノ−v−)ノ
もしも300まで行ったらそのときは飛鳥がとってね! 約束だよー!

NO.202 悠太 11/09(日) 20:00 IP:122.17.157.191 削除依頼
えー、こんにちは。え、あ、こんばんは←

私みたいな未熟者が200まで書き続けられたのは、
優しい皆様の応援のおかげです。
それ以外、考えられません。

文才の欠片も無い私の小説を見ていただけて、本当に幸せですー^^

まだまだうざったく続いていきますが、昴たちを是非是非よろしくお願いします!

NO.203 飛鳥 11/09(日) 20:21 IP:125.207.47.186 削除依頼
200ぉめでと-♪
全然ず-ず-しくなんてなぃょ!!
次は300目指して頑張ってね♪
ぅん,300は飛鳥が貰ぅねww←
完結するまで応援するからね!!
頑張って完結させてね★

圭は嘘吐きそ-だょね;;
でも今回は本当・・・><
昴かなりショックだろ-ね・・・♪←

ねくすとだょ↑↑
更新頑張れ★^^

NO.204 悠太 11/09(日) 20:29 IP:122.17.157.191 削除依頼
朝のお決まりの挨拶をてきとうに交わした後、席に着く。
ガルが背中を突いて、
「今日は遅刻じゃないんだね」
と笑った。
「よく寝たからな」
「何で?」

圭からのメールにショックを受けてベットに倒れました。

なんていえるはずも無く、誤魔化した。
圭を見ると、こっちの様子も気にせずに読書。
余裕だよなー、本当に。

昼休み、圭とガルを連れて菊池のところへ向かう。
菊池は弁当を食べていた。
「何それ、彼女からの愛妻弁当?」
…………。
あ、ヤベ、口滑った。
「え、裕隆って彼女いたの!?」
「なーんちゃって」
ガルに、ばか。と叩かれた。
良かった、気付かれてなかったー。

「あ、圭! 今日は来るだろ?」
俺を少し睨んでから言う。
ごめんな。
「行かない。つか、これからも行かねー」
圭らしいけど、ずるい。

NO.205 飛鳥 11/09(日) 21:07 IP:125.207.47.186 削除依頼
確かに圭らしぃ♪

ねくすとだょ-ww

NO.206 yui* 11/10(月) 09:28 IP:220.109.199.250 削除依頼
こんにちは!
一気に読んじゃいました☆
とってもおもしろいですー(*´∇`)
文才わけてください←

ねくすとー☆

NO.207 悠太 11/10(月) 18:21 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

コメント遅れてゴメンね;

ありがとう! 飛鳥のおかげだよー^^
優しい言葉をかけてくれるから、メッチャ頑張れるんだ♪
本当に感謝してるよ!
どぞどぞ、貰ってやって下せェ←
完結するまで!? うっわー、すんごく嬉しい!
ありがと、頑張って完結まで粘ります^^

圭が嘘つきじゃなかったら圭じゃない!←
今回は! 本当だー;
昴ー、喜ばれてるよー^^

ねくありがとう♪+。
圭はやっぱり圭だよね★。+*


yui*様

初めましてー^^
一気に読んで頂けましたか!?
嬉しいです! ありがとうございます。
とっても面白いだなんて……私を嬉死にさせる気満々ですね!←
文才、分けられるんだったらわけてみたいです←
ねくどーもです^^b

NO.208 悠太 11/10(月) 19:53 IP:122.17.157.191 削除依頼
ガルのことを気にする日々、時間は過ぎていった。
段々、冷え込みが激しくなってきていた。

「あー! もう無理!」
「うっせ!」
マフラーを持って叫ぶガル。
圭がドアの外で早くしろ、と待っている。
「昴、巻いて」
俺に渡すガルは、後ろを向く。
ばかかコイツは、マフラーぐらい巻けとけ。
「今日の朝、巻いてたじゃん」
「アレは雑誌に載ってたの」
そういえば、不器用なガルにしてはやけに上手だったな。
そんなことを考えながら、黄色いマフラーを巻く。
「はい完成」
背中を軽く叩いて、圭の元へ。
「ちょっと苦しいけど、お前にしては上出来だ」
「何様だ」

外に出ると、案の定、いやそれ以上寒い。
もともと冷え性の俺の手は既に冷たかった。
ガルの頬に触ると、変な声を出した。
面白くて笑っていると、ガルがいきなり、
「遊園地行きたい」
といい始めた。
圭がそれを聞いて笑った。
「お前じゃ身長制限で乗れるのが限られちゃうだろ。行ってもつまらねーよ」
「そんなに小さくないし!」
圭の言葉が面白くてつい笑ってしまった。
そんな俺達をガルが睨む。
「保護者同伴のところは、俺達が着いて行ってやるよ」
「そんなに子供じゃねーよ! 高校生だっつーの!」
「精神年齢はガキだろ」
ひたすら言われ続けたガル。
必死に反抗する姿が可愛かった。

NO.209 飛鳥 11/11(火) 20:07 IP:125.207.47.186 削除依頼
最近寒くなって来たもんね-・・・
3人とも風邪引かなぃでね★

ぁ-!!
遊園地,飛鳥も連れてって??
身長は・・・大丈夫だと思ぅ;;
ガル何cmだ??

ネクスト

本当に完結まで鬱陶しくぃるからね!!
また来るね-ww

NO.210 悠太 11/12(水) 19:31 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

飛鳥は優しいなあ^^
大丈夫さ、みんな体は丈夫!
男の子だもん、ガル以が(失礼

いいよー、来る!?←
身長、全然OKだっbb
ガルは、んー……102cm?←

ネクあんがとー^^!

いやいや、鬱陶しいだなんて滅相も無い!
是非きてくだされ♪+。*

NO.211 悠太 11/12(水) 19:50 IP:122.17.157.191 削除依頼
見慣れた公園も、冷たい空気の所為か、妙に冷たく感じる。
ブランコの鎖は氷のように冷たくて、思わず一瞬、手を離してしまった。
くだらない話をしているガルと圭。

ガルは、本当に俺のこと受け入れてくれてるんだよな?
何か心配になってきた。
もし、本当は俺のこと、”怖い“とか思ってたら……。
優しいから、本当は抱え込んでたり?

「おー、圭上手いな! 分かる分かる、これがショクパンマンで……」
「これがメロンパン、アンパン、カレーパン」
次々と指を差して無表情に等しい顔で言う圭。
「先言うな! つーか、パンでやめるな!」
高校生にもなって砂にお絵描きもどうかと思いますが。
いかにも圭、って発言が出まくり。

「あ、彩夏ちゃんとは仲良くしてるー?」
「……してますけど」
顔が真っ赤なガル。
下を向いて、恥ずかしいんだな。
圭はそんな様子を見て更にいじめたくなったらしい。
「で、ヤったんでしょ」
「おま! 声でかいし! つか口に出すな、あー!」
俺の心にもかなりグサリと。
「まあまあ、よくもヤりますね」
「お前みたいなプレイボーイに言われたくないー」
どんな会話してるんですか。
悲しいですよ、俺は。

ブランコを扱いで、扱ぎまくった。
空に近づいて、離れて、また近づいて。

「ガキだなー、アイツも」
「本当だ、あんな嬉しそうに」
「お前が言うなガキ」

NO.212 飛鳥 11/12(水) 21:02 IP:125.207.47.186 削除依頼
そ-だね♪
ガル以外はねww←

ぇっ?!
ガルちっちゃ;;笑
飛鳥でも150は有るょ??

じゃぁ鬱陶しく来るね★←

ネクスト
更新頑張れ-↑↑

NO.213 悠太 11/13(木) 20:36 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

そ-だね♪
ガル以外はねww←

ガル以外だよね、やっぱw
あんまり言うと泣いちゃうぜ(笑

ガル小さいよね^^
いや、そんな102cmはありえんけどww
高校生でそんなんだったら、昴が萌えてしょうがないし←

うん、どんどん来てb
楽しみにしてる^^

ネクどーもねb
頑張るぜィ♪+。

NO.214 飛鳥 11/13(木) 21:18 IP:125.207.47.186 削除依頼
ガルが泣く所見たぃ♪
泣ぃちゃぇょ!!笑

そ-だょね;;
昴が萌ぇちゃぅかもだもんね!!←
でもそんな昴も見たぃけどww

また来るね★^^
ねくすと><↑↑
更新頑張ってね-♪

NO.215 飛鳥 11/14(金) 19:52 IP:125.207.47.186 削除依頼
上げ-↑↑

NO.216 悠太 11/14(金) 20:05 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

ガルが泣くところ見たいかー♪+。
私もです←ww
泣いちゃえだよねっ^^

うん、昴はアイツ……
萌えまくるね、きっと。
そんな昴みたいかーw 今度、暇があったら書いてみようかな←

うんうん、来てくれー;;
あ、面倒だったら無理しなくていいよ!
2回もコメントありがとん☆+。*、


NO.217 悠太 11/14(金) 20:31 IP:122.17.157.191 削除依頼
ガルと圭がバス停に行くのについていった。
良いよな、圭は。
バスだけだけど、一緒なんだもんな。

「うひゃー寒いな」
マフラーに顔を埋めるガル。
その姿が可愛くて、白い息を漏らしながら圭と笑った。
ガルは意味が分からないらしくて、俺達を見て首を傾げる。
あ、メール。菊池かな?
圭? 何で圭から……
”こんな奴が彼女とヤったんだよな、しかも攻めで“
本当だよなー。
てか、俺がガルのこと好きなの知ってるのかっつーの。
どんな角度からも攻めてくるな、アイツは。

バスが来て、ガルと圭は窓から手を振った。
俺は振り替えして、見えなくなると自分の家に帰った。

冬の空気に霞むような夜空が少し寂しい。
そんな空の下を歩いた。

NO.218 悠太 11/14(金) 20:45 IP:122.17.157.191 削除依頼

 そう、こんな日々が普通だったなんて考えていた俺は馬鹿だった。

小さいようで、この幸せはとても大切なものだった。
だからこそ、儚くて。
そっと触れて、優しく見守っていなければいけなかったのに。
不器用な俺は、簡単に砕いてしまった。


まさか、こんなにも俺達が涙色に染まるだなんて思っていなかった。

NO.219 悠太 11/14(金) 21:33 IP:122.17.157.191 削除依頼
最近は、毎日の様に陸上部に出ていた。
菊池が、来て、と言ったからというのもあるけど、
すごく楽しい。走ることが。

そして、菊池とも更に仲良くなった。
「最近、昴が来てくれて、裕隆嬉しい!」
ギューッと抱きつく菊池の頭を叩いて、
「キモイ、ばか、変態!」
と罵声を浴びせるけど、効果は無いらしい。
他の陸上部の奴等にからかわれて、力なく笑うしかなかった。
通りかかった部長に、ニヤニヤされた。
「なんだー、タカと菊池できてたのかよ。ならそういってくれれば良かったのに」
その言葉に反応して言い返す。
……必死になってばかだな俺は。
「違いますよ、コイツには朱」
「あー言うなあ! 部長、何でもないです!」
部長は菊池の頭をくしゃくしゃして笑って、問う。

「校庭20周する? 今の話詳しく話す?」

「部長……最低っす」



「あれ、昴は?」
「ん、陸部ー。……ほら、今あそこで菊池と先輩と話してる。」
楽しそうだなー、と圭が言う。
コートに手を通して、下を向いたガル。
「ふーん、そっか」
興味なさそうな返事に、圭はガルを見た。


「ふーん? 彼女いたんだ。菊池」
部長はかなりニヤニヤと笑う。
弱みを握って喜んるな、部長。
「もー、本当に部長ありえませんね。」
「タカが口滑らしたからだな、タカが悪い」
「俺ですか!? まあ、そうっすね……」
顔を真っ赤にして言う菊池と、笑う俺達。
菊池は恥ずかしそうにタオルで顔を隠した。

NO.220 悠太 11/14(金) 21:34 IP:122.17.157.191 削除依頼
「喜んる」は間違えです。
部長は、「喜んでます」!←
すみませんでしたm(__)m

NO.221 飛鳥 11/15(土) 08:00 IP:125.207.47.186 削除依頼
菊池ってからかぃゃすぃね-;;
弄りたぃゎ-♪←

ガルど-しちゃったの??

ネクスト

また来ます★^^

NO.222 悠太 11/15(土) 08:57 IP:122.17.157.191 削除依頼
ゆっくりと歩くガルと圭。
そうすれば長く話していられるから、なんてガルが言ったからだ。
「お前ってさ、彼女と帰らないよな」
「だって、……ハズいし。彩夏は帰りたいらしいけど」
コンクリートの道が、夕日に照らされる。
冷たい空気とは差のある温かい色。
「てか、そうしたら圭が一人で帰るんじゃん。」
ガルは圭の方に顔を向ける。
少し驚いた圭は、すぐに少しだけ微笑んだ。
「なんやかんやで、お前って友達の方が大切にしてるよな」
ガルの頭を叩いて、圭が言う。
「たまには彼女大切にして、ヤってやれ」
「なんでそっち系にいくんだよ、変態!」
擽られて、ガルが嫌がりながらも笑った。


顧問から怒られて、てきとうに謝った。
その後、キツイ練習メニューをやらされた俺達。
部長は逃げたから、俺達を見て笑っていた。

「あかりがついてるね、菊池」
「あかり」の部分を強調して言う。
どこかの教室を指して、笑う。
「うるせ!」
菊池は俺を叩いた。
そして、俺のエナメルバックを奪って逃走。
俺達は校庭で追いかけっこをしていたが、みんながブラシがけしたところまで走ってしまった。
結局、顧問にまた怒られて、叩かれて、ブラシがけをするはめに。

「昴のばか」
「菊池がばか」

NO.223 悠太 11/15(土) 09:14 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

菊池からかいやすいよね^^
どぞどぞ、弄っちゃってー♪+。←

ガルどうしちゃったんでしょ;
これからいろいろと頑張りますのでよろしくです^^

ネクありがとー☆*。+、
また来て下さいっ!

NO.224 飛鳥 11/15(土) 10:21 IP:125.207.47.186 削除依頼
ねくすとぉ^^b

菊池も昴も馬鹿だょね-♪←
まぁそこが可愛ぃんだけどねww

この小説に出てくる人物ってさぁ、
実物に居たらそれぞれ相当モテるよね;;

NO.225 悠太 11/15(土) 12:42 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

ネクあんがとー^^

そーだよね、どっちもばか。
勉強も出来ないけどねw
そこが可愛いか^^ 嬉しいよ♪+。

実際にいたらモテる!?
そうかな……^^ 何か、良かったね、我小説の登場人物たちよ←
誰が一番モテるのかなー?

NO.226 飛鳥 11/15(土) 18:00 IP:125.207.47.186 削除依頼
勉強出来なぃんだww
そこも可愛ぃ★^^

誰だろ-;;
ぁんがぃ圭とか菊池とかじゃなぃかな-・・・
ぅん!!
女の扱ぃに慣れてそ-だから♪←
でも飛鳥は昴の性格が一番好きかもww

NO.227 悠太 11/16(日) 09:00 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

勉強も出来ないよww
昴はとにかくばか←
裕隆もそんなに頭はよくないw
可愛いかー、ありがとw

圭はやっぱりそういうイメージだよね^^
女の扱いに慣れてるかー♪
でも、圭は大事に出来ないだろうね^^
裕隆は、誰とでも仲良く出来るし、大切にしてあげれれそう。
ガルは、モテるよりも、友達としてが多いかもww
昴かー♪ ま、ばかだから一緒にいて気楽かも(笑

NO.228 悠太 11/16(日) 09:45 IP:122.17.157.191 削除依頼
中一レベルの問題を出し合う。
高校生にもなって何やってるんだろう、何て考えはばかな俺達には浮かぶはずも無く。
「あー、じゃあ水素はどうすれば発生するんだー」
「そんなの知ってるし、鉛に塩酸を……」
俺の言葉を聞いて、菊池はニヤリと笑った。
「はい違う! 亜鉛にうすめた塩酸を加えるんですーばかー」
「うっせ! じゃあ、二酸化炭素の発生方法言えよ」
こんな言い合いを続けていると、空は真っ暗になっていた。
顧問は、もう帰れ、と叫んで職員室に戻っていった。
俺達はブラシを投げるように置いて、校門を出た。

楽しくて、幸せだった。
ただ、それだけ。


真冬並みの寒さ。
ヒーターのついている教室でも少し肌寒い。
昼飯も食べ終わって、話しをしていた時に、ふと圭が言った。
「今日は俺、陸部出るわ」
「え?」
ガルは驚いて、寒そうに両手を擦っていた行為をやめた。俺も驚いた。
どうしてか問うと、俺の方を見て笑った。
「何となく、走ろうかなって」
その言葉を聞いたとき、嬉しくてすぐに笑顔になった。
「マジで! やった!」
だけど、ガルが一人で帰るのか。
それはそれで可哀想だな。
ガルの方をチラッと見ると、
「最悪ー」
とか言いながら笑っていた。

その笑顔が、心からのものだったのかなんて、俺には到底分からない。

「圭ー、更衣室行こう」
菊池が俺の教室に来て、圭を呼ぶ。
俺も振り返って圭を見る。
ダルそうに返事をした圭は、俺達の方に歩いてきた。
「待って、圭!」
ガルが圭を止める。
圭は、不思議そうにガルを見ると、先言っててと俺達に言った。

NO.229 悠太 11/16(日) 09:54 IP:122.17.157.191 削除依頼
窓の近くにいるガルの方に圭が向かう。
「どうしたんだよ」
「……あのさ、俺」
沈黙が続いて、ガルはゆっくりと口を開いた。


「走ってる昴は好きだけど……陸上部の昴は、好きじゃない」


圭はその言葉を聞いて、ガルを見つめる。
少し考えて、寒いのに窓を開けた。
冷たい風が教室を廻る。

「それは……友達として?」


NO.230 悠太 11/16(日) 11:03 IP:122.17.157.191 削除依頼
更衣室のドアが開いて、圭が入ってくる。
暗い顔をした圭に、恐る恐る問う。
「圭、……? どした」
「来い」
そういって、無理矢理俺の腕を掴んだ圭は、走って更衣室を出る。
俺は意味が分からずに、走りながら訊く。
「おい! 待てよ……、なあ!」
あまり使われない第二音楽室に連れて行かれて、圭がドアを静かに閉める。
俺は息を整えながら、圭を見た。
「どうしたんだよ……」
少し笑った圭は、俺に近づいてくる。
座っている俺は、圭を見上げる。

「ガルに負けるわけにはいかなくてな、」

木製の床の上に押し倒されて、頭を打つ。
痛い、と思いながらも自分の状況にパニック。
「おい、待てって。どうしたんだよ」
黙っている圭は、薄っすらと笑みを浮かべている。
それが妙に怖くて、体に力が走る。
やめてくれ、と言おうとしたとき、その言葉を塞がれた。
最初は触れるくらいだった、がそれでも俺は苦しくて。
圭が馬乗りになってるため、足も動けず、腕は押さえられてる。
途中で舌が入ってきて、俺の口の中を犯し続ける。

「っは……」
いきなり離された唇。
前のように、肩で息をする。
圭が何を考えているのか、さっぱり分からなかった。
どうして、こんないきなり……

「今日は、途中で止めてやらねーよ。」

NO.231 飛鳥 11/16(日) 18:34 IP:125.207.47.186 削除依頼
ガル何言ったんだょ!!
ってか圭!!!!
飛鳥の昴襲ぅな-;;←

ネクスト


NO.232 悠太 11/17(月) 17:08 IP:122.17.157.191 削除依頼
俺の腕を圭のネクタイで縛る。
その間、俺は「嫌だ」と騒いでいたけれど、
「ここ防音だけど、あんまり騒ぐと聞こえるよ」
と笑われて、少し怒る。
「じゃあ、ヤんなよ」
「そうはいかなくてさ、ごめんなー」
全然気持ちのこもってない言葉。
どうして、今なのかもさっぱり分からずに小さめの声で嫌がる。

圭は、俺の様子を見て妖しく笑う。
「そそるねー、そーゆーの」
「くそ……ド変態!」
そういいながらも、手が縛られていて何も出来ない。
足も動かせないし……もう最悪だ。
圭がジャージのチャックを下ろし、体操着をたくしあげる。
やだ、やめてくれ。
「や! 無理だって、ここ学校だし! 圭!」
「うっさいって。」
ズボンまでも脱がしながら言う圭。
俺の羞恥は最高潮になり、大声で叫んだ。
「やめろ! やだ! ふざけ」
キスをされて、喋ることもできなくなる。
短めのキスだった。
口を離して笑った圭は、
「今度、喘ぐ意外で大声出したら、この姿ケータイで撮ってみんなに送りつけるよ」
とご機嫌そうに言う。
最悪、最低、ドS、変態、卑怯者!
そんなこと言えるはずも無く、返事を強請られて、
「は、い……」
と答えるしかなかった。

NO.233 悠太 11/17(月) 17:11 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

ガルなんて言ったんでしょう♪+。
楽しみにしててねー^^
やっとここら辺まで来て、安心です。
500で終わらないかもしれないなあ;
飛鳥の昴かー★+。*
そうだね、でも圭は素直に言うこときく奴じゃないからねww

ネクどもです^^

NO.234 飛鳥 11/17(月) 17:37 IP:125.207.47.186 削除依頼
500で終ゎらなかったら2個目作っちゃぅしかなぃでしょ!!笑

圭-;;
本当にゃめて??
ど-せならガルにゃってくれ!!←

ネクスト

NO.235 悠太 11/17(月) 17:42 IP:122.17.157.191 削除依頼
胸の突起を舐めたり、手で弄る。
「あ、……」
俺は声を必死に我慢して、目を瞑る。
この現実を直視できるほど、大人にはなれなかった。
「可愛い」
「や、う……は」
泣きたくなんかないけど、泣きそう。
ガルも、こんな気持ちだったんだ、なのに笑ったりして……
最低だ、気付いてやれなかった。



触れるだけのキスをした圭は、真面目な顔で俺を見た。

「ごめんな、……最低だって分かってるけど」

俺の鎖骨辺りに赤い、赤い痕をつける。
俺は、黙ってるだけで。
ただ、泣きそうだと分かったのか、何故か優しい。

「お前を、他の奴に渡したくないから」
「圭、……?」

俺の髪を片手で梳くと、薄い笑みをみせる。
その笑顔が儚くて、俺は何も言えなかった。

NO.236 飛鳥 11/17(月) 17:55 IP:125.207.47.186 削除依頼
他の奴に渡したくなぃって・・・
誰だ-?!?!?!?!?!?
ま-何となく分かるけどね;;

圭が優しぃなんて><;;
1年に何回かしかなぃょ!!
きっと♪←

ネクスト

NO.237 悠太 11/17(月) 18:28 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

そっか、やっぱ二個目かあ♪+。
でも、今もうひとつ書きたい作品があるからなー
同時進行かもw もしかしたらね^^

泣かないでー、飛鳥!
ガルかw どんだけー^^
まあ、確かにガルなら大丈夫かも、←

誰でしょう、まあ分かっちゃいますよね^^
黙っておいてやってくれ、俺のためにb←

一年に一回どころか一生に一d(殴
圭の優しさは超レアです!


ネクストどもでーす、
というか、テスト期間な私……
何をやってるんだ、全く。

NO.238 飛鳥 [MAIL] 11/17(月) 21:12 IP:125.207.47.186 削除依頼
飛鳥も今週の木曜日からテスト週間だょ;;
ぉ互ぃ頑張ろぅ♪

同時進行でも飛鳥は見るょ!!
たとぇテスト週間でもね★
勉強しろって感じだょね;;
馬鹿だから意味無ぃのww

上げ↑↑

NO.239 ななし 11/18(火) 22:07 IP:59.134.7.60 削除依頼
あげ!

NO.240 11/19(水) 00:08 IP:222.5.62.169 削除依頼
あげ

応援してます!
かなり楽しく読ませて貰ってます´`
頑張って下さい!

NO.241 飛鳥 [MAIL] 11/19(水) 17:34 IP:125.207.47.186 削除依頼
ぁげww

NO.242 悠太 11/20(木) 14:11 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

そっかー、ウチは終了♪+。
頑張れ飛鳥! 三人も応援してるよ←

ありがとぉー!
どうなるか分からないけど、よろしくね^^
馬鹿だからなんて、そんなことないよ!
意味無いだなんて、昴と菊池ぐらいだよ←

あげありがとね、毎回嬉しすぎるよ^^



ななし様

あげありがとうございます!
嬉しいです^^ 頑張って更新しますので、
良かったらまたどうぞ(黙



風様

あげありがとうございます^^
あ、初めまして!
来てくださって嬉しいです、悠太と申します♪

応援だなんて……優しいですね、風様は!
楽しく読んでもらえて光栄です。
頑張ります!

NO.243 悠太 11/20(木) 14:33 IP:122.17.157.191 削除依頼
「圭は、……なんでこんなことするの?」

かすれた俺の声に、圭は静かに答える。
「分からない」
と、短く、しっかり。
俺は理解できないはずのその言葉に、何故か少しだけ納得してしまった。
寒さと、怖さとで体が冷える。
俺が身震いしたのを見て、悪戯に、
「すぐに温めてやるからな」
と笑う圭に不機嫌になって、ばか、と言った。
気持ちが和んだ、どうしてかなんて知らない。

圭がもう一度俺に触れようとした時。
俺は目をギュッと瞑った。
「昴ー?」
小さいけれど、俺の名前を呼んでいるのが分かった。
声はよく分からないけど、多分菊池。
圭も寸前で止まって、ドアの方を気にしている。
けれど、再開しようと手を動かし始めた。
「あ! け、い」
「ん?」
「菊池、いる……ん」
圭は、関係ない、と二回繰り返す。
ばれたらヤバイ、そんなことしか頭に浮かばなかった。
「やだ……圭、や」
圭はため息をついて、うるさい、と笑うと立ち上がった。
そして、ドアの方に向かって行く。

NO.244 飛鳥 [MAIL] 11/20(木) 19:05 IP:125.207.47.186 削除依頼
3人が居てくれてば心強ぃ!!笑

ネクスト

圭-;;
何するの??
飛鳥にも教ぇてょww←

NO.245 悠太 11/20(木) 19:46 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

そっか^^ じゃあ裕隆もおまけで←
ネクありがとー! テスト頑張れ^^

圭は何をするんでしょうか♪
お楽しみにしてて★(黙

NO.246 悠太 11/20(木) 20:06 IP:122.17.157.191 削除依頼
ドアを開ける圭。
俺は焦って、動揺した。
けれど、同時に逃げるチャンスだと思って、
ネクタイで縛られた手を使って立ち上がろうとする。
少しだけ温まった体を一生懸命動かす。
「くそ……!」
圭は俺を見て、頑張れ、と意地悪そうに笑うと、ドアから顔を出してキョロキョロと見渡す。

「あ」
不意に圭の口から漏れた言葉。
その言葉に、反応した奴が俺以外に一人。
「圭! お前、どうしたんだよ。昴は?」
ばかか、圭! お前頭良いんだろ。
相変わらずの気の抜けたような声に少し安心、……というわけにはいかない。
当たり前だ、この状況がばれる寸前なのだから。
近づいてくる足音と菊池の声ほど、俺の心臓を騒がせるものは無かった。

「昴? 知らねー、どこかで自慰でもしてるんじゃね?」
「マジかよ、エロすぎるなー昴」
俺はそんなにエロくねー!
菊池の前でそんな恥ずかしいこと言うなよ、最悪。
「さっき圭が連れてかなかったっけ」
「ああ、その時のはもうとっくに終わって、今はサボろうかと思って」
ていうか、なんで圭はわざとばれるような行動をしたんだろう。
とりあえず、物音を立てないようにする。
「サボるの? じゃあ俺もサボろうかなー?」
菊池が笑ったのが分かった。

圭の意図が全くつかめません。

NO.247 飛鳥 [MAIL] 11/20(木) 20:40 IP:125.207.47.186 削除依頼
圭-ぉ前頭良ぃんだろ!!笑

菊池も居てくれんのか!?
メッチャ嬉しぃ♪

ネクスト

NO.248 悠太 11/20(木) 20:50 IP:122.17.157.191 削除依頼
俺をチラッと見る圭に、首を横に振って、だめだ、ととにかく伝える。
圭はいまいちよく分からない表情を見せると、菊池の方に顔を向ける。
「誰かいんの?」
「んーん」
覗こうとしたのだろう、圭が少しだけ反応していた。
そんな姿を見て、俺はビクビクしながら隠れようと静かに動き始める。

菊池が少し考えてからか、言った。
「ま、いいや。昴探してくる」
よし、良かった。
とりあえず、良かった。
圭は返事をして、ドアを閉めた。
菊池がまた俺の名前を呼びながら歩き始める。

圭がため息をつきながら戻ってくる。
「楽しかった? もがいてるの」
「全然、」
圭の笑顔に、作り笑顔で答えると圭に問う。
どうして、わざと菊池に話しかけたのか、と。

NO.249 悠太 11/20(木) 21:42 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

圭は頭良いよー^^;(笑)
どんな時でも、ソッチ系でもいけるんだけどねえ←

菊池もだよー♪ 頑張れ! ウチも応えn(殴
嬉しいか! 良かった☆

ネクどーもです^^b

NO.250 飛鳥 [MAIL] 11/21(金) 07:04 IP:125.207.47.186 削除依頼
悠太も居てくれんの??
5人も居たら幸せすぎて涙出ちゃぅょ-;;

圭って本当に人甚振るの好きだょね-;;笑

ネクスト
更新頑張れ-★

NO.251 悠太 11/22(土) 09:41 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

いてくれるよ!←
だから、頑張れー^^ 終わって、絶望的な私に言われたくはないよねw
私は結果がドンマイ☆すぎて泣いてるぜb←

圭はそういう奴だからね。
もう、何か昴も許せちゃうんじゃないかと心配です←

ネクありがと! 更新頑張ります^^

NO.252 悠太 11/22(土) 11:00 IP:122.17.157.191 削除依頼
俺の予想通りの答えが返ってきた。
「んー、俺の気まぐれだな」
知ってますよ、それくらい。
圭はそういう奴だってわかってますもの。
「やっぱね」
その言葉に、圭は反応せずに俺に近づく。
俺は足を懸命に動かして圭から逃れようとする。

ネクタイの結び目を口で解こうとするが、中々解けない。
それを圭はジッと見て、いきなり俺の目の前まで来る。
「な、……に?」
「いや、解けるのかなーと思って。観察してるだけ。どうぞ?」
エロいコトは一旦中断ね、と言って手元に目を移す。
俺は少し圭を睨むと、解こうともう一度挑戦する。

解けそうになったとき、俺は笑みを見せた。
それを確認すると、圭は動いた。
そんなことも気にせず、もうちょっとだ、と解く。
「あ、せこ……い!」
圭は俺の耳を弄る。
力が抜けて、喘ぐことしかできなくなる。
そのまま押し倒されて、解きかけたネクタイをもう一度、さっきよりもきつく結ぶ。

圭は、
「残念でした」
と素っ気無く言うと、また俺で遊び始めた。
俺は反抗する気にもなれず、声を我慢して耐えるだけだった。

NO.253 悠太 11/22(土) 11:26 IP:122.17.157.191 削除依頼
「言わないの? ほら、」
俺のモノを刺激し続ける圭は、にやりと笑う。
悔しくて、でも、それ以上に快楽を求め始める俺。
「……ん、はあ」
「我慢しすぎは体に悪いんだよ、昴」
顔を真っ赤にして、息が荒い俺とは全く正反対の圭。
圭はお構い無しに、俺の弱いところを攻めてくる。

「イか、せて……くださ、ん……い」


マフラーを巻く圭は、ピアノの椅子に座っていた。
やっと息が整ってきた俺に話しかける。
「俺のこと、嫌いになった?」
俺は、間をおいて思ったことをそのまま素直に言う。
「嫌いになりたくてもなれないし」
「……そっか」

圭がピアノの鍵盤を指で押す。
高めの音が少し響いて消える。
「ガルって、ピアノ弾けなかったっけ?」
「あー。前、少し弾いてたな」
圭の方が、弾けそうなイメージあるけどなあ。
なんて考えてたら、圭が立ち上がった。
俺は反射的にビクつく。

ドアを開けて、人がいないことを確認すると、振り返って手を振る。
「じゃーな、お大事に」
ニヤリと笑った顔とは対照的に、背中は寂しかった。
「またなー」
ドアを閉めるときに、圭にかけた言葉。
ばいばい、だなんて寂しすぎた。

NO.254 飛鳥 11/22(土) 11:57 IP:125.207.47.186 削除依頼
ゃ-;;
ゃっぱりそ-言-事されても友達ってゃめれなぃんだねww
友達って良-な♪←ちょっと違ぅ

ネクスト

テストは飛鳥もダメダメだょ・・><

NO.255 悠太 11/22(土) 17:25 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

そうだね、男の友情って憧れるよね←多分コイツも違う方向に……
友達っていーよね♪(やめ

嘘だぁー! 私は知ってるんだから!(何故
まだテスト本番じゃないんだよね? 頑張ってなぁ♪

ネクどーも^^b

NO.256 悠太 11/23(日) 17:50 IP:122.17.157.191 削除依頼
思い体をあげると、圭と同じ様に確認すると、ゆっくり歩いた。
ため息が続けて何回もでるような、憂鬱な気持ちになった。
既に暗くなった空は、廊下を暗くするだけでなくどこと無く冷たい空気を漂わせた。
少し寒気がして、自分なりに急いでみる。

陸上部は片づけをしていて、今帰るのは気まずいからとゆっくり着替えようとした。
が、エナメルが無い。
盗まれた? それとも、菊池が持っていった?
ふざけるな、朱里ちゃんのことばらすぞ。
と、半ば勝手な思い込みで陸上部が片づけをしている場所へと向かった。

部長に遅いと叩かれ、部員にも遅いと言われて、笑顔で俺にエナメルを渡す菊池にも言われた。
案の定、みんなに言われたから少し不機嫌になった。
だから、ばれないように帰りたかったのに。
最悪、菊池のばか。

解散して、着替えると更衣室を出た。
すぐに菊池がきて、
「一緒に帰ろ」
と笑った。
「朱里ちゃんみたく、ラブラブは出来ねーよ」
「何言ってんだよ!」
その笑顔が眩しすぎて、俺の気に障りました。
この野郎、俺の苦労も知らないで。

NO.257 飛鳥 11/23(日) 18:57 IP:125.207.47.186 削除依頼
大変だねぇ;;
昴もね・・・><;;

ネクスト

テストはもぅ真面目に頑張るからね!!

NO.258 悠太 11/23(日) 20:51 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

大変だねえ。
昴は最近、苦労ばかりだね、ちょっとは幸せにしてやらないと可哀想かな?
ま、こっちにもいろいろと都合があるのさw

ネクありがとー!
忙しかったら、無理して来なくていいからね^^
ま、テストの息抜きにでもいいしさ♪


NO.259 悠太 11/23(日) 21:20 IP:122.17.157.191 削除依頼
クリスマスが、何週間後かに迫り始めた頃。
寒いから、と部活を休もうとしたけれど、菊池に強制的に連れて行かれた。

寒い、と何度も言うのに、菊池はその言葉だけはシカトした。
何かムカついたから、耳元で、あーかりちゃん、と囁くと菊池は俺を叩いた。
その後、俺達は笑いあって、部活に励んだ。

そんな平凡な日常の中で、ガルとの関わりが少なくなってきたような……。
熱狂的に好きだと思えなくなってきた気がする。
自分でもなんだか寂しい感情になってきた。
今日も菊池が迎えに来たけど、今日は断った。
「ガルー、一緒に帰ろ……あれ?」
教室に、ガルもいないし、圭もいない。
クラスの奴の顔を見て、ため息をつくと、探そう、と思って廊下を歩いた。

下駄箱につくと、圭がしゃがんで待っていた。
「お、昴ー。今日は一緒に帰れるんだ」
「うん、……つか何してんの」
圭は少し間をおいて、何か企んだような笑みを見せた。
「待ってるの」
そう短く答えると、圭は説明をした。
それは、説明とはいえないほど、ヒントが足りないものだったが。

「2−Cの教室にレッツゴー。俺が昴を襲った理由も、待ってる理由も全て分かる」

かもよ、と小さく付け足した。
荷物を圭に預けて、階段をのぼった。

NO.260 悠太 11/23(日) 21:38 IP:122.17.157.191 削除依頼
走って、2−Cまで行こうとすると、話し声が聞こえた。
反射的に、抜き足忍び足、と静かにする。
何か話してるのは分かるけど、よく聞こえない。
ていうか……誰?
徐々に近づいて、窓から覗く。

ガルと……女子? 多分、彩夏ちゃん?

意外と可愛い。
失礼か。うん、可愛いな。

「え……」

思わず声が出て、だけど本人たちは気付いていないようだった。
そんな姿、見たくなんてなかったけど。
目に焼きついてしまうのが怖かった。
俺は、見てられなくて逃げてしまった。
すごく、心臓が苦い薬を飲んだように苦い。
頭の中に酸素がいきわたっていないんじゃないかと、不安になってしまいそうだ。

圭は、こんな様子を見せたかっただけ?
だったら何がこんなのから分かるんだよ。
逆に、理解なんてしたくない。
全然分からないままでいいし。

悲しい、……

NO.261 悠太 11/24(月) 11:20 IP:122.17.157.191 削除依頼

 ガルは、彼女と抱き合っていた。

それは、俺自身が確りと見た真実なわけ。
納得しよう、なんて気持ちは結局、偽りだ。

圭は、眠そうだった。
ノンキだなあ、と思いながら圭の方に行く。
圭は俺に気付くと、荷物を渡した。
「どーだった?」
「……別に。」
俺の顔を見て、圭は少し笑った。
何も考えられなくなって、俺はボソッと言ってしまった。

「最悪、」
その言葉を聞いて、圭は少し表情を曇らせた。
だけど、すぐに笑って、立ち上がった。
「さき帰るな、ガルよろしく」
「は? ふざけ」
俺が言い終わる前に、圭は歩いていってしまった。
諦めて、座り込んでいると、静まり返る学校。
ガルが降りてきたら、何て話せばいいんだよ。
普通に振舞うとか、絶対無理だし……。

NO.262 飛鳥 11/24(月) 15:30 IP:125.207.47.186 削除依頼
ぇ-;;
圭こんなの見せたかったのかな-??
昴ショックだょ-><;;
ガルちょっとど-しちゃったのさ?!
彼女の事好きなのは分かるけど・・・

ネクスト

NO.263 飛鳥 11/25(火) 17:34 IP:125.207.47.186 削除依頼
ぁげるねww

更新頑張れ!!

NO.264 飛鳥 11/26(水) 17:33 IP:125.207.47.186 削除依頼
ぁげ★^^

明日テスト-ww
でも見に来るね♪

NO.265 悠太 11/26(水) 21:20 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

さあて♪ どーでしょッ!
圭はそんな奴だけどねw
昴は、今はずーんと落ち込んでるよ^^
甘えたいんだろうなー、誰かに。
私だったら甘えたい!←
ガルが、!ガルが!
圭がうつったんだー、きっと。
彼女大好きだけどね、多分←

何度もネク&あげありがと;;
来れなくてごめんね;
更新、頑張ってやるね!

つか、明日テストか!
頑張って、今までの努力を生かすんだぞ★(キモイ

NO.266 悠太 11/27(木) 17:48 IP:122.17.157.191 削除依頼
階段を凄い勢いで下りてくる音がした。
俺の心臓は、破裂寸前だった。

チラッと階段を見ると、白い足とスカート。
あれ、もしかして彼女の方?
下駄箱は、俺のしゃがんでいる2−Cとは離れているからばれなかった。
一瞬、すすり泣いてるような気がしたけれど、まあいいや。

その後、ガルの足音。
多分……いや絶対。
ゆっくりめの歩き方が、そんな感じ。
あ、近づいてる!

「あ」
ガルと声が重なって、沈黙が流れる。
アタフタと、落ち着きの無いガルを見て、少し安心した。
「な、んでいるの? 昴」
「圭が、いや、あの……」
何俺までキョドってんだよ。
ガルは、俺の隣に座って、また黙り込む。
近いって、本当に。
体育座りのガルは、やっぱり小さい。
「あのね、……あのね」
かなり緊張してるんだろう。
ガルの緊張した時の癖だ。二回繰り返すの。
「はい」

「……れたの」
「レタノ? 誰だそれ」
ガルは顔を真っ赤にして俯く。
レタノ……?
それでも理解できなくて、とりあえず黙る。


「別れたの!」

廊下にガルの声が響いた。

NO.267 飛鳥 11/27(木) 18:42 IP:125.207.47.186 削除依頼
なななななな何で別れたの-?!
ぇぇぇぇぇぇぇぇぇ-?!!?!?!?!?!!!??!?!!?!?

ぁ-それで彼女泣ぃてたんだ・・・;;
ガルはど-なんかな-??

ネクスト

テスト全然駄目だった・・・><;;
明日もテストだけど見に来るね♪

更新頑張れ-★^^

NO.268 悠太 11/27(木) 20:17 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

どーでしょーか♪
まあまあ、落ち着け飛鳥!
とりあえず小説の世界をステップしてから……(お前が落ち着け
かもしれないねw
ガルは……ウフフだよ←

ネクどーも♪+。*
見に来なくてもいいよ!
勉強頑張ってね^^

更新頑張るよ!
全然ダメだったなんて、嘘なんでしょ!(黙
知ってるもん……だって、知ってるもん!←

NO.269 飛鳥 [MAIL] 11/27(木) 20:44 IP:125.207.47.186 削除依頼
そ-だね;;
ガルはウフフだもんね!!←

ぁげww

ゃ!!!
テスト本当にダメダメだ-;;

NO.270 悠太 11/27(木) 20:47 IP:122.17.157.191 削除依頼
空は、真っ暗だった。
雲は灰色で、空は黒色で、星は白色で。
モノクロの世界が覆った。

そんな寂しい校庭を見て、気持ちを落ち着かせる。
最悪だ俺、何か喜んでるじゃん。
「泣かないの?」
ガルは体育座りをしたままだった。
俺はため息をついて、ガルのバックをあさる。
マフラーを取り出すと、ガルに巻く。

そういえば、さっき抱き合ってなかったっけ?
つか、ヤったんだろ。
そこまで進んでおいて……ガルめ。
「温かい」
マフラーを触って、ボソッと言うガル。
だろー、と笑って見せると、頷いた。
「ガルがフったの?」
「え……あ、……うん」
見ていると、ガルはこっちを向いて、
「恥ずかしい」
と俺の顔を叩く。
俺は謝って、笑った。

「でもさ。ヤったんでしょ、それに、さっき抱き合ってたじゃん?」
「ぎゃ! 見てたの!?」
可愛いな、やっぱり。

NO.271 飛鳥 [MAIL] 11/27(木) 20:50 IP:125.207.47.186 削除依頼
可愛ぃなぁ♪
まぁ飛鳥は?!
昴の方が好き!!

ネクスト

NO.272 悠太 11/28(金) 19:40 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

テストお疲れ!
ウチみたいなボロボロな結果ではなんだろうねー^^
いいなあ♪;。

あげありがとう!
コメント気付けなくてごめんね;;

可愛いかあ! 嬉しいよ♪。+
飛鳥は昴か^^ 昴はいい奴だよねー。

ネクども♪。+頑張りますねー^^

NO.273 飛鳥 [MAIL] 11/29(土) 17:54 IP:125.207.47.186 削除依頼
テストはボロボロだょ-;;
本当にゃばぃっ!!涙

ぁげ★^^
更新待ってるょ-♪

NO.274 飛鳥 [MAIL] 11/30(日) 09:44 IP:125.207.47.186 削除依頼
ぁげ♪

更新頑張れ-★^^

NO.275 悠太 11/30(日) 15:24 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

大丈夫b ボロボロなのは俺の小説さ♪←
大丈夫b ヤバイのは俺の存在さ♪←
安心したかーい?
本当に、ウチの方がヤバイからね^^

あげありがとう!
更新遅れてゴメンね;
頑張ります★

NO.276 悠太 11/30(日) 16:11 IP:122.17.157.191 削除依頼
「アレは、彩夏が勝手にやっただけだし……」

……まあ、そういうことにしておこう。
ヤったとかそういう話もスルーしよう。
「で、なんで別れたの?」
「教えてあげない」
そういって立ち上がるから、俺も立ち上がった。

ガルが靴を取りに行くために俺に背中を向けたとき。
擽って、「教えろ」といった。
ガルは体を捩じらせて嫌がりながらも言おうとしない。
俺はムキになって「教えろってば!」と叫ぶ。

「やだ!」
「なんでだよ、チビ!」
「うるさいばか!」
廊下に響く声。
その声は静かに消えていった。
いつのまにか頬の抓り合い、叩き合いとなってきていた。

NO.277 飛鳥 [MAIL] 11/30(日) 20:09 IP:125.207.47.186 削除依頼
圭が居なぃと終ゎらなぃょね;;
この喧嘩は・・・

ネクスト

NO.278 悠太 12/01(月) 19:51 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

飛鳥は、ガルたちのこと分かりすぎだよw
確かに、圭がいないと終わらない^^
すげーな♪ もしかすると私よりも分かってるかもね。
あ、お父さんの方が男の子たちはなつくのか^^!←

ネクどもです^^

NO.279 悠太 12/01(月) 20:06 IP:122.17.157.191 削除依頼
陸上部のお騒ぎも、テニス部の掛け声も。
何も無い校庭を歩くと、とても広く感じた。
俺とガルは結局、お互い息が切れるまで喧嘩していた。

「痛……」
ガルが、両頬に手を当てて言う。
「俺の方が痛いし」
「俺の方がお前より痛いし」
「俺の方が俺より痛いより痛いし」
また始まりそうになり、どんどん長くなっていく言葉。
ばかだと気付ける程、大人ではないから。
「俺の方が俺より痛いより痛いやつより痛いより痛い……」
「うるせ! しつこいし!」
意味分かんね、と声が重なって、笑った。
時計を見ると、結構な時間で。
だけど、陸上部はまだやってる時間だった。
きっと、今日も顧問がいなかったから部長がてきとうに解散にしたんだろう。
そんなことを考えながら歩いていると、ガルの携帯が鳴った。
俺はさほど気にせずに、歩き続ける。
途中でガルが止まったから、振り向く。

「何よ」
黙って携帯の画面を睨むガル。
携帯を閉じて、ポケットにしまうと俺のほうを真っ直ぐと見る。

「昴……」

NO.280 ななし 12/01(月) 20:40 IP:59.134.7.60 削除依頼
neku!

NO.281 飛鳥 [MAIL] 12/01(月) 23:04 IP:125.207.47.186 削除依頼
そっか-・・・
男の子はぉ父さん(飛鳥)の方が良ぃんだぁ*。(◎*'∀'艸)。*
何か嬉しぃなぁ.+☆(◎*'艸`q*)☆.+←
まぁ子供がぉ母さん(悠太)の所に行ったらそれはそれで、
ぉ父さん(飛鳥)はショックなの(・・`★)笑

ネクスト。:+(bd*゜v`)。:+
更新(%◆'v`)頑張ってЙд('v`★$)
楽しみに待ってるょ-★^^
また見に来るね-♪ww

顔文字ぃっぱぃでゴメンネ(p謝q¨*◎)⌒。:*


NO.282 悠太 12/02(火) 21:16 IP:122.17.157.191 削除依頼
ななし様

ネクどうもでーす^^
お久しぶりです♪ 良かったらこれからも応援お願いします!
コメントどうもでしたあ♪+。


飛鳥様

お母さんは悲しいよ;;
やっぱりお父さん大好きだろうね★
いいなあ、お父さんポジション……←
お母さんのところに来てくれたらうれしいけど、無いだろうなあ。
作者には不満を持ってそうだから、みんなww

ネクどーも♪
更新頑張るよー!
是非見に来て下さい★。+

全然、寧ろ嬉しい!
すんごく明るい文章だから励まされるよー^^

NO.283 悠太 12/02(火) 21:40 IP:122.17.157.191 削除依頼
ガルに届いたメールに打ち込まれている文字はシンプル。
送り主は俺たちの喧嘩を止める人物。


「あの、! ですね」
マフラーに手をかけて、緊張気味に話すガル。
俺は何だかじれったくて、急かす返事をする。
ガルは、何回か頷いて言おうとしたかと思えば、言わない。
その行動を繰り返す。

”頑張れ“
圭からのメールの内容は、この三文字だけだった。
けれどその三文字はガルの心を動かしていた。

「あー、でも何でもない!」
髪の毛をグシャグシャにして、俺の横を通り過ぎるガル。
俺は追いかけて、ガルの肩を強く叩く。
「はあ? お前……なんだったんだよ、この空気は!」


「いつか、……絶対にちゃんと話すから!」
何だそれ、とため息をつきながらも納得した。
……というかするしか無かった。

NO.284 飛鳥 [MAIL] 12/02(火) 22:11 IP:125.207.47.186 削除依頼
ゃっぱり圭は2人にとって居なくちゃならなぃ人だょね.+%+(*`o∀o艸)$*.  
も-ガルじれったぃ!!
さっさと言ぇば良ぃのに-($'A`&#9742;)⌒★

ネクスト

更新頑張ってね(○愛030)-★  

NO.285 ななし 12/04(木) 20:05 IP:59.134.7.60 削除依頼
age

NO.286 悠太 12/04(木) 20:18 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

そうだね!
圭は二人の親みたいな存在だからなぁ^^

ガルじれったいよね、確かにww
まあさっさと言えないのがガルだ←

ネクどぉも♪+。

更新頑張ります! 

NO.287 悠太 12/04(木) 20:20 IP:122.17.157.191 削除依頼
ななし様

あげありがとうございます♪+。*
頑張って更新しますね!

NO.288 悠太 12/04(木) 21:06 IP:122.17.157.191 削除依頼
最初のUPとしてランニング。
菊池と走っていると、菊池が歌い始めた。
「ジングルベール、ジングルベール」
白い息が静かに消えていく。
俺は呆れて、少しスピードを上げる。
菊池は慌てて俺を追いかけながら、
「待てエロ昴ー!」
と叫ぶ。
ふざけんなよ、菊池のくせに。
「うるせーよ! つかエロくねーし!」
言い合いながら、鬼ごっこのように走る。
息も切れて苦しそうになったとき、部長に追いつかれ、
「真面目にやらないと、な?」
と笑われて、真面目に走った。
結局部長に叱られて、喧嘩は終わった。

肩で息をする俺と菊池。
「はーい、タカと菊池、百メートル」
部長の鬼……
俺はのろのろと歩く。
菊池もあとから続いて歩く。
ニヤニヤと笑う部員がムカついた。



冷たい窓に両手をついて、外を見るガル。
「帰るぞーガル。……また見てんの?」
「……」
ガルの隣に行って、同じところを見る。
ガルはため息をついて窓ガラスを曇らせると、圭の方を向いた。

NO.289 飛鳥 [MAIL] 12/04(木) 21:25 IP:125.207.47.186 削除依頼
ネクスト

NO.290 飛鳥 [MAIL] 12/05(金) 20:24 IP:125.207.47.186 削除依頼
ぁげ★^^

NO.291 悠太 12/05(金) 21:16 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

ネク&あげありがとう!
すんごく嬉しいよ♪
良かったら、これからも応援よろしくね^^

NO.292 悠太 12/05(金) 21:47 IP:122.17.157.191 削除依頼
『走ってる昴は好きだけど……陸上部の昴は、好きじゃない』

『それは……友達として?』

ガルが目に映すのは陸上部。
圭のその言葉に、ガルは振り向いて言う。

『好きな、相手として』
圭と声が重なった。
ガルは恥ずかしそうにそっぽを向く。圭は余裕そうに「やっぱり、か」と笑ってガルを見る。

『一緒だな』



もう一度息を吹きかけて、窓を曇らせる。
曇った部分に、指で猫を描く。
途中で透明な窓に戻ってしまったけれど。
「何で、諦めたりしたの?」
圭は黙っている。
ガルは返事を聞かずにもう一度質問する。
「もう、好きじゃないの?」
「……好きだよ」
「じゃあなんで」
圭は机に座って、足を揺らす。
そして少し笑うと、答えた。

NO.293 飛鳥 [MAIL] 12/06(土) 08:29 IP:125.207.47.186 削除依頼
ガルも圭も好きなんだww
良ぃ事知っちゃった♪←

ネクスト
頑張ってね-★

NO.294 希亜 12/07(日) 11:10 IP:218.113.65.76 削除依頼
まぢおもしろいです!!
いっきに読んでしまいましたぁ★
ガルも昴のこと好きだったんだぁ♪
頑張れゴールは目の前!←(キモイ&殴)
ネクストです☆

NO.295 悠太 12/07(日) 16:48 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

そうなんだよー♪←
良い事教えちゃったw
これからもこそこそとやっていくぜ☆(キモ

ネクどもでーす^^
夜に更新します(多分) 頑張るねー!!



希亜様

はじめまして。
悠太です、よろしくお願いします♪
まじ面白いですか!?
まじうれしうぃっしゅ←すみません、調子乗りました
そうなんですよー、まさかガルがね!(笑)
ゴールは目の前ですか。
大丈夫です、殴りたくてキモイのは私の顔面ですb

ネクどうもです!

NO.296 いちご 12/07(日) 17:15 IP:222.5.62.172 削除依頼


初めまして!実はひっそりと愛読させて頂いていた者です|ω・)ひそ

ガル!もうガル!何
続きが気になって夜も眠れないです…!ごめんなさい寝てます。(爆)

兎にも角にもこれからも応援していますっ^^ノ



NO.297 ななし 12/07(日) 17:36 IP:59.134.7.60 削除依頼
ねく!!

NO.298 悠太 12/07(日) 21:03 IP:122.17.157.191 削除依頼
いちご様

こちらこそはじめまして!
悠太です。

愛読だなんて、只今珈琲拭いて画面にぶっかけましたよ。あ、大丈夫ですけどね!←

ガルが気になりますか!
続きが気になるだなんて嬉しいです。とーっても。
ていうか、「ごめんなさい寝てます(爆)」に真面目に吹きました(爆)←

応援、メッチャ嬉しいです!
頑張りますね!



ななし様

ねくどもですー^^
本当に嬉しいです♪+。
頑張りますねー!

NO.299 希亜 12/07(日) 21:17 IP:218.113.65.76 削除依頼
悠太sの、小説まじすきです☆
コメントも面白いし、悠太sの文才能力にあこがれます♪ネクストです

NO.300 悠太 12/07(日) 21:49 IP:122.17.157.191 削除依頼
「もう満足した、……みたいな?」
圭の言葉を聞いて、振り向いたガル。
「分からないみたいな」
そう言って圭を見つめる。
圭はガルを見て、余裕そうに笑うと、
「だから、とにかく頑張れよ」
と言った。
ガルが何か言う前に圭は「帰るぞ」とドアの方に歩き始める。
何か言いたそうな口を、ギュッと結ぶと圭を追いかけた。

「待てよ! ばか!」
廊下を走る足音とガルの叫び声が廊下に響いた。
「ばかは昴だろー」
「……じゃあドS!」
「ありがと、最高の褒め言葉」
「…………」
ガルは、言葉に詰まって、とにかく圭を追いかけた。
圭はサボってるわりには早かった。

NO.301 飛鳥 [MAIL] 12/07(日) 22:18 IP:125.207.47.186 削除依頼
NEXT★^^

何か複雑になって来たね-;;
更新頑張れww

NO.302 飛鳥 [MAIL] 12/08(月) 18:44 IP:125.207.47.186 削除依頼
ゃっと300越ぇだね♪

これからも頑張れ!!

上げww

NO.303 悠太 12/08(月) 18:46 IP:122.17.157.191 削除依頼
希亜様

まじ好きですか!?
私は希亜様が好きで(黙
コメントが面白いだなんてー、私の顔ですってば!←
文才能力って……私にもっとも必要なものじゃないですかw
無いですって、私がある人に憧れてますよ!
ネクどうもです^^



飛鳥様

そうだよねー、ま、男の子の友情にもいろいろあるんだねッ♪+。*
複雑な関係も思い出になるさッ(誰
更新頑張ってみます♪

NO.304 悠太 12/08(月) 18:49 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

やっとだよー;v;
300嬉しいです! 飛鳥、本当にありがとね!
支えてくれて……大好きです。いや、真面目に。
これからも頑張るね♪
あげてくれてありがとー!

NO.305 飛鳥 [MAIL] 12/08(月) 19:06 IP:125.207.47.186 削除依頼
飛鳥も悠太の事大好きだょ-★^^
次は400か・・・;;
大変かもしれなぃけど,
頑張ってね♪

NO.306 悠太 12/10(水) 15:40 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

ありがとう+。
やったー両思いだぁ♪←
次は400です!
頑張るよー、絶対に完結させる。
それまでよろしくお願いします!

NO.307 悠太 12/10(水) 16:10 IP:122.17.157.191 削除依頼
校門を出ようとするガルと圭の姿。
すごく仲良さそうで悲しくなる。
やっぱ、好きなんだなあ、と思う。

「あー、颯太と圭においてかれてやんのー」
ニヤニヤと笑う菊池。
首を弄ると、何回も謝った。
本当に辛いんだから。


歩きながらマフラーを巻く。
手袋もして、ため息をついた。
「なあ、……なあ」
「何」
菊池が空を見上げる。
俺もつられて見上げると、真っ黒だった。
「今年、雪降るかな? あ、ホワイトクリスマスとかよくね?」
「彼女とラブラブするなら最高だよなー、ホワイトクリスマス」
菊池は顔を赤くして、俺のマフラーの結び目をきつくする。
俺を殺す気かよ。
菊池は、マフラー巻くの嫌がるから、いつも寒そうだ。
「雪降ったら、雪合戦して、絶対に昴を倒す!」
「いい度胸じゃねーか、俺は菊池を潰す」
「潰すってひど」
菊池とは学校近くの曲がり角で別れるけれど、
いつもガードレールに座って話してしまう。

NO.308 飛鳥 [MAIL] 12/10(水) 17:39 IP:125.207.47.186 削除依頼
両想ぃだねww

昴何か最近ガルゃ圭じゃなくて,
菊池と居る事多ぃょね;;

飛鳥は,
何時もの3人が大好きさっっ!!笑

ネクスト
完結まで付ぃてくょ★^^

NO.309 悠太 12/10(水) 18:55 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

うふふ、両想いだよー^^

ついにバレたか←
いやー、飛鳥はやっぱすごいなー、さすがお父さん☆
まあ、今の昴がこれからの展開には必要なんだよー♪
あんまり言えないけどね^^
昴と裕隆が仲良くしてくれないと、私の中での「俺とガル。」が進めないのだ(キモ
何時もの三人がいいかぁ♪


ネクどぉも!
完結までよろしくねー;v;

NO.310 悠太 12/10(水) 20:42 IP:122.17.157.191 削除依頼
「なー昴。一週間一緒に帰ろ」
俺の制服を引っ張るガル。
俺が振り向くと、そう訊く。
「ん? でも陸部が」
寂しそうな顔を一瞬見せたが、すぐに笑顔に変わって、
「いいから!」
と俺を叩いた。
俺は、よく分からないまま頷いた。

どうしてガルがそんなこと言ったのかなんて、
全然分からなかった。


菊池に、一週間部活行かないことを伝えて、文句を言われた。
それを聞き流して、教室に戻る。
ガルが手を振っていた。
「あれ、圭は?」
「えっと……一週間だけバイトだって」
「……バイトって圭が? つか禁止だろ」
そんな面倒なことするとは思えないんだけどな。
まあ、普通に校則は破るけどさ、つか不良の手本が歩いてるみたいだもんな。
まあいっか。
「あーお前、一人が嫌だったんだろ」
「まー……そんな感じ?」
笑うガルにため息をついて、「帰ろう」と言った。

NO.311 悠太 12/10(水) 21:21 IP:122.17.157.191 削除依頼
菊池 裕隆 Kikuti Hirotaka

●通称
菊池 または 裕隆

○誕生日/星座/血液型 三月五日/魚座/B型

●性格
誰とでも仲良くできる。
友達が多くて、男女関わらない友達付き合い。
明るくて爽やか、優しい。さっぱりしている。
意外とサボりや、ふざけることが多く、勉強面はダメ。
部活動でも速いが、部長に怒られてばかり。

○容姿
髪 黒。 少し短髪。
体系 陸上部な体系←
背 昴より拳一つ分小さいくらい。
顔 ご想像にお任せいたします。

●好きなもの
友達と話すこと 走ること 体育
お菓子全般(イチゴチョコ大好き) 写真 動物 
苺 メール

○嫌いなもの
マフラー 勉強(特に数学、理科) 苦いもの
幽霊系 



裕隆についての質問とかあったらどうぞ☆

NO.312 飛鳥 [MAIL] 12/11(木) 18:49 IP:125.207.47.186 削除依頼
菊池の嫌ぃな物マフラ-以外一緒だぁww
数学と理科なんて有る意味無ぃもんね-、菊池♪

ネクスト

ゃっぱりぉ父さんには何でも分かるんだょ!!
ぉ母さんでも分かるでしょ??
子供の気持ちゎ★^^

NO.313 悠太 12/11(木) 21:08 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

一緒か! マフラーは個性的だよなぁ(笑)
特に、毛が長いのが嫌いだよw
だよな、だよな! 勉強って、……人間走れれば生きてけるし♪ とばかなこと言ってますw
裕隆君は、マジで成績どうにかしないと。
あ、そのまえに昴だw

ネクどーも^^

すげーお父さん!★
お母さんも分かるよ、(多分)
やっぱ、自分で生んだからね♪←

NO.314 悠太 12/11(木) 21:35 IP:122.17.157.191 削除依頼
他愛ない会話、だけど少しおかしい。
よく分からないけど、ガルの雰囲気が違う気がする。
最近一緒にいなかったからかもあるだろうけど……

「どうしたの、ガル。何かおかしくない」
「え……? 何かおかしい?」
顔を触ったり、色々な場所を見る。
違うんだって、そうじゃなくてさ。
ガルのポケットから出ている、携帯のストラップが揺れた。
「ごめん、なんでもない」
ガルは、安堵の笑みを見せて話し始めた。

好きな奴が隣にいてドキドキするけど、なんだか少し寂しい気持ちにもなった。

ガルがいきなり話を止めて、黙った。
俺も話すことも無くただ黙っていた。
「……最近は昴、菊池といるよね。教室以外」
一瞬、戸惑った。
ガルの儚げな表情がとても悲しかった。
「そう……か?」
「うん、俺たちと一緒に帰ったりとかしてないし。」

風が強かった。
目を細めるけれど、やっぱりガルの表情が目に映った。
それが、とても辛くて。

NO.315 飛鳥 [MAIL] 12/12(金) 16:57 IP:125.207.47.186 削除依頼
だょね!!
ゃっぱ菊池好きだゎ-♪
何て言ぅの??
ノリが良ぃじゃん,
昴ゃガルと違って・・・←

ネクスト

昴さぁ,
ぃぃ加減気付けょ!!
みたぃなね;;


NO.316 悠太 12/12(金) 20:26 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

裕隆好き!? ありがとー♪
でも、彼女は絶対に幸せだよね☆
ノリがいいかァ、明るいもんねー^^
昴とガルと違ってかww

昴は何気鈍感だよねw
ガル以上かもしれないね^^(笑)

ネクどーも♪

NO.317 悠太 12/12(金) 21:13 IP:122.17.157.191 削除依頼

 「俺、すごく……すんごく、」


掠れた声、二度目の泣き顔。ん……まだ涙目かな。
もしかして、なんて淡い希望が浮かんでくる。
俺は黙って、ガルを見た。

ただガルを、ひたすらに真っ直ぐと。

NO.318 悠太 12/13(土) 10:36 IP:122.17.157.191 削除依頼
立ち止まっている俺たちの間や横を通っていく人、風。

「……泣いていい?」
「だめ」
ガルは、「酷」と笑った。
涙目を腕で擦る。下を向く。
「前、俺のこと好きって言ってくれたよね……?」
顔を上げたガル。俺は恥ずかしくて、黙って頷く。
あの時の映像が自然と浮かんだ。
ガルは、
「まだ、そう思ってくれてる?」
と続けた。
空から降り注ぐ太陽の光が眩しいです。

「あの……メッチャ恥ずかしいんですけど」
「大丈夫、俺も」
一旦、沈黙。とりあえず、沈黙。
ガルが口を開いた。
「最近、一緒にいてくれないから、もう……」
「んなわけないじゃん」
ヤバイ、つい即答してしまった。
かなり恥ずかしいし。

「良かった、……」

これって、期待していいよね?

「あのね、昴!」
最高に可愛い笑顔だったことを、俺は忘れないと思う。

NO.319 希亜 12/13(土) 12:44 IP:218.113.65.76 削除依頼
ガル〜ないていいよ〜希亜の胸で!←(殴&黙&自害
やっはすガルかぁいいなぁー♪希亜てきに菊池くんも好きっ♪ネク^^

NO.320 悠太 12/13(土) 21:17 IP:122.17.157.191 削除依頼
希亜様

良かったね、ガル♪
希亜様の胸に行ってらっしゃーい^^
ガル可愛いですか! すごく嬉しいです^^
裕隆ですか、良い奴ですもんね。
ばかですけどw 子供っぽいですし。
ネクありがとうございます!

NO.321 飛鳥 [MAIL] 12/14(日) 07:39 IP:125.207.47.186 削除依頼
ねくすと★^^

ガル可愛ぃょ-♪
昴大好きだょ-!!笑

*悠太へ*
320おめでとぅww
更新頑張ってね!!

NO.322 ぽぽω`* 12/14(日) 13:47 IP:124.101.38.140 削除依頼
お久しぶりです

やっぱりすばらしいですね
ガル可愛すぎます><//

文才をくださーい←

NO.323 悠太 12/14(日) 14:28 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

ねくどうもです!
ありがとう!

ガル可愛い? ありがとー^^
幸せだ、かなり!
昴大好きかー! 何かキャラ好きになってもらえると嬉しいです♪

ありがとー!
頑張るよ、飛鳥大好き♪



ぽぽω`*様
お久しぶりです! 会いたかったです><

素晴らしくないですよー;;
みんなに言ってもらって……ガルって幸せ者ですよね。
てゆーか、その前に私が幸せですよ!
皆様に支えてもらって……。

文才、私にくださいよ!
ポポ様の文才……グフ(強制終了

NO.324 悠太 12/14(日) 14:31 IP:122.17.157.191 削除依頼
何度もマジでごめんなさい!
パソコンが壊れかかっておりますww
いや、真面目に。
なので、最悪三週間、更新ストップかもしれません;
本当にごめんなさい!

直りましたら、直ちに更新致しますので!
あげて下さったら嬉しいです><

本当にすみません。
よろしくお願いしますm(__)m

NO.325 飛鳥 [MAIL] 12/14(日) 18:02 IP:125.207.47.186 削除依頼
3週間も悠太に会ぇなぃの寂しぃな・・・
でも,
悠太が居なぃ時にでも沢山ぁげとくからww
安心しちゃって大丈夫だょ★^^

飛鳥も悠太大好きさっ♪

NO.326 ぽぽω`* 12/14(日) 18:13 IP:125.175.239.177 削除依頼
悠太さーん^^

コメント有難うございました。
マイペースに頑張ろうと思います

三週間ですか、寂しいですね。
復活したら語りましょうね

NO.327 飛鳥 [MAIL] 12/15(月) 16:59 IP:125.207.47.186 削除依頼
ぁげ★^^

NO.328 悠太 12/15(月) 19:03 IP:122.17.157.191 削除依頼
飛鳥様

あげてくれてありがとね♪+。
ウチもすんごく寂しいよ……
支えてくれてるみんなのことが大好きなのに!
本当にありがとう!
申し訳無さすぎて泣けてくるよ;;
飛鳥の優しい言葉に甘えさせていただきますm(__)m



ぽぽω`*様
ぽぽさーん^^!

こちらこそコメントありがとうございます☆
頑張って下さい、応援してます!

寂しいだなんて……すんごく嬉しいです♪
はい、是非語りましょう!


今はパソコンの調子がちょっと良いのと、修理に出すのが明日か明後日に延期になったため、
更新できています、頑張って一回くらいは更新しようかな……と思っています!
急がないと、また調子悪くなるので;

NO.329 ぽぽω`* 12/18(木) 15:42 IP:125.175.239.177 削除依頼
お待ちしてますよ、あげです^^

NO.330 三浦 12/19(金) 16:12 IP:125.55.146.35 削除依頼
あげます!

NO.331 飛鳥 [MAIL] 12/19(金) 21:43 IP:125.207.47.186 削除依頼
ぁげるね★

NO.332 Eru*+ 12/20(土) 13:47 IP:221.17.197.134 削除依頼
あげぇ。

NO.333 希亜 12/21(日) 14:30 IP:218.113.65.76 削除依頼
あげまーす☆復活してくださいね^^

NO.334 飛鳥 [MAIL] 12/22(月) 18:34 IP:125.207.47.186 削除依頼
ぁげます!!
早く直ると良ぃね-;;

NO.335 飛鳥 [MAIL] 12/24(水) 10:17 IP:125.207.47.186 削除依頼
上げるね★^^

NO.336 なみ 12/25(木) 17:20 IP:121.111.231.100 削除依頼
あげます★

NO.337 なみ 12/25(木) 17:20 IP:121.111.231.100 削除依頼
あげ

NO.338 12/25(木) 22:50 IP:211.1.219.190 削除依頼
あげます!↑これは傑作ですねww

NO.339 飛鳥 [MAIL] 12/26(金) 09:02 IP:125.207.47.186 削除依頼
ぁげるね!!

NO.340 12/26(金) 13:47 IP:121.111.231.13 削除依頼
あげますー

NO.341 12/26(金) 19:59 IP:211.1.219.190 削除依頼
あげ↑

NO.342 飛鳥 [MAIL] 12/29(月) 18:07 IP:114.154.147.232 削除依頼
ぁげるね★^^

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