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JBCが坂田防衛戦で超厳戒態勢

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調印を終え握手する坂田(左)とデンカオセーン
調印を終え握手する坂田(左)とデンカオセーン

 WBA世界フライ級タイトルマッチが超厳戒態勢の中で行われる。同級王者坂田健史(27=協栄)-同級2位デンカオセーン・カオウィチット(タイ)戦は4日、さいたまスーパーアリーナでゴングが鳴る。日本ボクシングコミッション(JBC)は3日、反則取り締まりの厳格化、公開リングチェック、試合後のグローブチェックを行うことを決めた。前回の世界戦の内藤-大毅戦(10月11日)で大毅の悪質な反則行為が社会問題化した。プロボクシングの汚名返上を図るためにも、3つの再発防止策を徹底する。

 2度と同じ過ちは許されない。ボクシング界だけでなく、社会を揺るがした亀田の反則問題。坂田-デンカオセーンは、それ以来の世界戦になる。JBCの安河内剛事務局長は「今後のボクシング界の発展のためにも、今回の世界戦は大事になります」と表情を引き締めた。JBCとしては3つの再発防止策を行う。

 (1)反則の取り締まりの厳格化 試合前に緊急ミーティングを敢行。レフェリー、ジャッジに、亀田の反則問題の経緯を説明し、反則の取り締まりの徹底を促す。

 (2)公開リングチェック 世界戦ゴング直前に行う。一部メディアから亀田戦のリングが規定より小さいとの指摘があった。規定通りで問題はなかったが、あえて検査結果を公開することで疑惑を一掃する。

 (3)試合後のグローブチェック 反則問題から飛び火して大毅の金色のグローブに金属片が付いていたとのデマが流れた。世界戦の場合、調印式でグローブチェックを行い、本番まで厳重に保管する。

 過剰ともいえる再発防止策は、JBCを含め、ボクシング界の危機感のあらわれでもある。安河内事務局長は「反則問題に関連していろいろ疑惑を持たれたことも反省した。情報開示などで透明性を確保していく」と、今回の世界戦をボクシング界の信頼回復の第1歩にする。【田口潤】

[2007年11月4日8時40分 紙面から]

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