ボクシング情報 2006年11月
坂田万全 特大マスクでパリ出発
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風邪予防のマスクをつけて出発する坂田
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WBA世界フライ級暫定王座決定戦(12月2日、パリ・ベルシー体育館)で同級1位のロベルト・バスケス(23=パナマ)と対戦する坂田健史(26=協栄)が26日、成田発の航空機でパリに出発した。3度目の世界挑戦となる坂田はジャンパーに顔の半分が隠れる特大マスク姿で空港に現れたが、すでに25日の練習後に体重がリミットまで900グラムと仕上がっている。減量の影響で免疫力が低下しているための風邪予防であることを明かし「やり残したことはない。あとは万全の体調でリングに上がるだけ」と話した。大竹トレーナーも「気温は東京と変わらないが、空気が乾燥しているようだ。ホテル用の加湿器も用意した」と強調。細心の注意を払って、海外では平仲明信(沖縄)以来14年ぶり7人目の世界奪取を目指す。
[ 2006年11月27日 ]