2008年12月28日 19時8分更新
岡山市では外国人登録をしている人の数が11月の時点で1万4人と初めて1万人を超え、これまでで最も多くなったことがわかりました。
岡山市のまとめによりますと11月末現在で岡山市で外国人登録をしている人は前の月より31人増えて、1万4人となりました。
岡山市で外国人登録をしている人の数が1万人を超えたのは統計の記録が残っている昭和40年以降で初めてで、これまでで最も多くなっています。
また、10年前の外国人登録者の数に比べておよそ1点5倍に増えています。
国籍別では、中国人が4556人と最も多く韓国・朝鮮人が3314人、フィリピン人が475人、ブラジル人が398人などとなっていて外国人の数が増えていることを受けて岡山市では行政相談窓口に外国人向けの通訳を置くなどの新たなサービスを始めています。
岡山市国際課では「外国からの留学生や労働者の受け入れを拡大しているなかで外国人の数は今後も増えることが予想されるので生活の支援などを行い、外国人にも暮らしやすい街づくりを進めていきたい」と話しています。