岡山放送局

2008年12月28日 19時8分更新

年末は歩行者の死亡事故増


岡山県警察本部が県内で過去5年間に起きた交通事故について調べた結果、人身事故の件数は、月別では12月が最も多くなっていて、警察では引き続き交通安全を呼びかけることにしています。

岡山県警察本部が平成15年から去年までの5年間に県内で発生した交通事故について調べた結果、人身事故の件数は月別では12月が最も多く全体の9点4パーセントを占めました。

また、12月15日から31日までの年の瀬の期間におきた人身事故についてさらにくわしく分析した結果、時間帯別では午後4時から午後6時までの薄暮の時間帯の事故が全体の17パーセントを占め、最も多くなっています。

また、年の瀬の期間に起きた死亡事故を事故の形態別にみると最も多かったのが道路の横断歩道以外の場所を渡っていた歩行者が車にはねられる事故で全体の32パーセントを占めました。

警察では、歩行者に車のライトを受けて光る夜光反射材の着用を呼びかけるなどして交通事故の防止に引き続き取り組むことにしています。