部屋から見つかった薬物は、突然の死との関連があるのでしょうか。24日、元タレントの飯島愛さんが都内の自宅マンションで死亡しているのが見つかりましたが、その後の調べで、飯島さんが薬物を大量に服用していた可能性があることがわかりました。
4年前、「世界エイズデー」に伴うイベントに出席した飯島愛さん。「率直に申しますと、HIV感染者はたくさんいます」。
歯に衣着せぬ物言いで人気を博した飯島さん。24日午後、変わり果てた姿で発見されました。
東京・渋谷区の高層マンション。この21階にある自宅で、飯島さんは死亡していました。調べによりますと、飯島さんはリビングの床にうつ伏せの状態で見つかりました。目立った外傷はありませんでした。
TBSの番組で共演した大阪府・橋下知事は、「すてきな女性でした。普通の人の何倍もの濃い人生を送られたんじゃないでしょうかね」と話しています。
25日に行われた解剖の結果、飯島さんはおよそ1週間前に死亡していたことがわかりました。さらに、飯島さんの遺体から薬物を服用していた反応が出ていたことが新たにわかりました。薬物を大量に服用していた可能性があるといいます。飯島さんの部屋からは、睡眠薬のハルシオンなど、数種類の薬が見つかりました。
体調不良を訴え、去年3月に芸能界を引退した飯島さん。今年2月には、自身のブログでこんな“告白”も。
「この2か月ほど、軽いノイローゼで大変でした。精神疾病です。抗うつ剤を処方されたので凹みました」(飯島さんのブログ)
解剖の結果、死因の特定にはいたりませんでした。今後、病理解剖でさらに詳しく死因を調べることになります。警視庁は、薬物の服用の方法が死因につながった可能性もあるとみて、慎重に調べています。(25日16:16)