最近までの韓国の民間医療
日帝強占期以前に独自の近代化を成し遂げた韓国の皆さんこんにちは
韓国を愛する良心的日本人
nisiokatuyosiです。
さて、近代化には色々あります。
交通・通信・経済・教育・・・
その中で、今回は韓国の医療について考えて見ましょう
韓国の医療制度は最近まで俗伝の部分が多かったことが報告されています。
その一例をご紹介しましょう
なお、出典は「性と迷信~韓国の奇俗」李圭泰著です。
著者は「俗伝されている民間医薬の中で、、尿は必要不可欠な霊薬であった。」とし、尿が韓国の医療の中で大きな比重を占めていたことを物語ります。
以下がその実例です
実例
淋病には処女の尿に硫黄を混ぜ一番寝かせたのち、日に乾かして、こびりついたものを粉にして食後に服用する。(平安北道)
産後の咳には、二・三歳の幼児の尿を飲む。(平安北道)
喘息には一歳から五歳までの童尿に生姜を混ぜて飲む。(平安北道)
肺病には二歳から七歳までの自分の息子の尿を飲む。(平安南道)
猩紅熱には、男は雄牛の尿に鶏卵を漬けておき、1日後にたべ、女は雌牛の尿につけておいた、卵を食べる。(京畿道)
腸チフスには、小便器で卵を煮て食べる。(京畿道)
胃腸病には童女の尿を飲む。(京畿道)
肺ジストマには、自分の尿の最初と最後の部分を除いた尿を飲む。(京畿道)
肺病の喀血には童尿を飲む(全羅南道)
腸チフスが流行っている時、卵1個を漬けておいた尿を飲むと伝染しない。特に日本人の尿がよい
腹痛には、官庁の尿を水で薄めて飲む。(慶尚北道)
肺病には自身の尿、胃痛には息子の尿を飲む(慶尚北道)
胸焼けには白馬の尿を煮て飲む。(全羅北道)
春情を知らない者の尿を毎朝一合づつ飲むと萬病を予防できる。(慶尚南道)
大晦日の夜、尿で煮た卵を食べると翌年、伝染病にかからない。(慶尚南道)
丹毒には父母の尿に豚の血を混ぜて飲む。(慶尚南道)
鼻血がひどい時には尿に墨を混ぜて飲む。(黄海道)
じんましんには、母親の実家に行って卵を貰って来て、おまるに漬けておき翌日食べる。(黄海道)
春情を知らない童尿を飲めば萬病を予防できる。(黄海道)
そして、結論として
①飲尿の風習はかなり最近まで全国的に拡まっていた。
②飲尿は特定の病気だけでなく あらゆる病気に効く。
③治療だけでなく予防もする。
④春情を知らない童尿の方がよく効く。
⑤日本人や官吏など、おっかない人の尿がよく効く。
と締めくくります
このほか、著者の幼児期体験として、たびたび尿を採取された話も書かれています。
このように、韓国では、最近まで尿による治療が行われていたのでした。
大晦日の夜、尿で煮た卵を食べると翌年、伝染病にかからない
まもなく大晦日ですね。
来年も韓国の皆さんが伝染病などに罹らず
健康で幸せな一年でありますよう
お祈り申し上げます