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横浜地裁小田原支部、故三浦和義元社長の窃盗罪の公訴棄却/ロスでの死亡受け
一九八一年の米ロサンゼルス銃撃事件で逮捕され、移送先のロス市警の拘置施設で十月に死亡した三浦和義元社長=当時(61)、日本では無罪確定=が昨年、コンビニで万引きしたとして窃盗罪に問われた公判について、横浜地裁小田原支部(山田和則裁判長)は十五日、被告人の死亡を理由に公訴棄却を決定した。
元社長は二〇〇七年三月十七日午後四時半ごろ、平塚市内のコンビニで、サプリメント六個(販売価格計約三千六百円相当)を盗んだとして、同年四月に窃盗罪で略式起訴されたが、小田原簡裁が出した罰金三十万円の略式命令を不服として正式裁判を請求。
公判では、コンビニに行く前に睡眠導入剤を服用していたことや、コンビニでの行動の記憶がないことなどを挙げ、心神喪失による無罪を主張していた。
元社長がことし二月、銃撃事件をめぐり逮捕されたため、同支部は公判期日を指定していなかった。元社長が死亡したのを受け、横浜地検小田原支部は今月十一日、横浜地裁に死亡を通知した。
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