(cache) 日常の非日常的記録

　■ 雨で、さらにお寒うござりますが。

Date: 2004-10-30 (Sat)

ナレーションの録音。脚本の構想。来週収録の「タモリ倶楽部」企画書が届く。今度はタモリvs原田芳雄鉄道マニア合戦パートⅡ。なぜかこの番組で私はコスプレ状態になる事が多いが、また車掌か駅員の可能性大だな。

　■ いい天気なのだが。

Date: 2004-10-29 (Fri)

エスニック風ファストフード店でトムヤム・ラーメンのフォー麺を食べる。隠し味に日本の味噌を入れていると見た。広尾で「チョナンカン２」と「スマステーション４」のナレーション録音。「エビスザッカ」で、在庫処分のヨーヨー型照明を半額で購入。渋谷で「ニュースの樹」収録、東急ハンズで馬油を購入。しゃぶしゃぶ。「黒革の手帳」、おもしろすぎる。小林稔持氏の怪演に笑ってしまう。柳葉君の橋田役もいい感じで。裏番組の「橋田さん」は泣いているんだろうなあ。コクーンが取っていたワイドショーで、紳助氏の記者会見を見る。涙を流しておられた。さぞ悔しかっただろう。すべて、家族と会社と局や制作会社のスタッフとファンのために屈辱に甘んじたのだと思う。あれほど立派な謝罪会見は、未だかつて見た事がない。ちょっと気分転換をしたら、何が何でも、今まで通りの姿で戻って来てほしい。

　■ お寒うございますな。

Date: 2004-10-28 (Thu)

原宿のダイヤモンド社で「ZAi」の対談。私の知人の話によると、紳助氏を「告発」した問題の女性は、漫才ブームの頃、高校生ぐらいの時から吉本興業の東京事務所に出入りしていて、有名な元重役と面識があり、ニューヨークから夢破れて戻って、３５才を過ぎたあたりにそのコネクションで吉本入りしたらしく、三年ほど前に知人が「ニアミス」したときの評判は「かなりのトラブルメーカー」で、そのときも上司と同僚を訴えていたそうだ。帰国子女というが、むこうで育ったわけではないのだろうか。

　■ 被害妄想的に申し上げる。

Date: 2004-10-27 (Wed)

今回の一連の地震で被災された皆さんに、心からお見舞い申し上げます。どうか、一日も早い回復、復興をお祈りいたします。
西麻布で「世界バリバリバリュー」ナレーションの録音。世界で成功した日本人（オレゴン州で稼ぐソース会社経営の吉田氏や、ニューヨークのロッキー青木氏ら）特集と、お金持ちのお友達はお金持ち特集。夕方、紳助氏の「暴力事件」ニュースが伝わる。と言っても、事件性は希薄な印象。「被害者」の女性が、たった一回、それも物創りのハイテンションな現場で、自分の態度が悪くて引き起こされたアクシデントを、所属する会社から穏便に示談をすすめられたにもかかわらず、警察に届け出て事を荒立てるというのは、そもそも「そういうひと」だったからこそ、そのような展開になったであろう事は想像に難くない。そもそも「馴れ馴れしい」と注意され、素直にならず、アドバイスにも耳を貸さず、周りの目もあるから個別に話そうという紳助氏の配慮を無にし、さらに反抗的な態度を続けたという風に伝わっている。中川家の広島での例もあるが、悪質な行為でなくとも、売れっ子に対して騒ぎ立てると、根拠が薄弱であっても相手に必要以上のダメージを「効果的に」与えられると踏んでの陰湿なものを感じる。ましてや、現場で仕切る人間がどれだけ微妙なバランスの中で自分を高揚させ、楽しいものを作る空気を保つかという困難な作業をしているか。被害者と称する人のような、その辺りの機微をわからぬ因子が一人いるだけで、すべてのエンターテインメントは台無しになってしまう。法律的には違うだろうが、この女性がやっている事は「犯罪的行為」である。私の印象では、叩いてしまったのは行き過ぎだったが、被害者は紳助氏の方だ。放送局でけがをしたなら、周りの人間が放っておくはずがないし、救急車も自分で呼ぶという事態は不可解。ましてや、救急車に乗って行って診断書を書かせ、すぐに警察に行って、自分の会社のタレントを告発するというものすごいバイタリティと執念と手際の良さ。この状況から、どんな被害者像を思い浮かべれば良いのか、皆目わからない。収録よりも相手と、自分も所属する会社にダメージを与える事を優先する神経も変だし、４０歳にもなって言葉遣いや態度を注意され、改めない方がおかしくないか。もちろん、手が出てしまった事はミスだが、どう考えてもこの社員には肩を持つ材料は皆無だ。身内意識で言っているのではなく、当事者が面識のない人物でも同じ事を感じるだろう。この女性も是非、やましい事がないなら表に出て主張をするべきだろう。一般人と広義に解釈もできるが、吉本興業に入社した段階で既に「業界人」としての自覚はあるだろうし、顔を出さなくとも手記くらいは出せるだろう。全く被害者的真意が伝わってこず、目的は「相手にとっての不利益」だけのような気がする、非生産的振る舞いだ。
新潟で土砂に埋まった車から、小さな男の子が四日ぶりに助けられた。辛かったろうし、怖かったろう。横でお母さんが即死している中で。どれほど泣いただろうか。心に傷を残さず、どうかお父さんと強く生きて行ってください。

　■ I shall return!

Date: 2004-10-26 (Tue)

脚本の構想を練る。全くまとまらず。イラクで日本人が人質になったようだ。前の三人、二人とは違う、社会意識の希薄さというか、浅はかな印象を持つが情報不足のせいか。

　■ 朝起きると鼻水が出る季節。

Date: 2004-10-25 (Mon)

竹芝で「SPA!」の取材を受ける。マネージャーが何度も「竹橋、竹橋」と言うので「皇居の北側の毎日新聞社の辺りだな」と思っていたら、海岸通沿いの倉庫街じゃないか！増上寺に参詣。初めてお財布携帯Edyを利用する。なかなか機械が反応してくれず、現金の方がよほど便利と思ってしまった。芝公園で「日本沈没」ラジオ朗読の録音を10本録り。この録音を先月始めて以来、どうも噴火やら大地震やら自然災害やらが多いような。六本木でツインの吉鶴さんと打ち合わせ。香港のペギーさん、ツインの張さんと。入店時すでにいたピーコさんから、シャンベルタンの赤をプレゼントして頂く。ありがとうございます。吉鶴さんとエルミタージュへ。挨拶に荒川さん登場。渋谷の「ぱるぱる」でショートフィルム話。

　■ 不思議な番組。

Date: 2004-10-24 (Sun)

たまたまテレビをつけると、小倉久寛さんの回にサプライズで出た「うちくる」をやっているのでチェック。ひと事のように楽しそうに見えた。NHKでハイビジョンの特別番組「名作平積みプロジェクト」収録。高橋源一郎氏は「野菊の墓」で、こちらはアーネスト・ヘミングウェイの「武器よさらば」をプレゼンテーション。名作をほめるのは難しい。「スマステーション４」の楽屋でもらった鶏肉弁当を、なぜか丸一日経って電子レンジで加熱して頂く。侘しくもあり、意外と旨くもあり。

　■ トライアングル。スクエア。ペンタゴン。オクタゴン。

Date: 2004-10-23 (Sat)

台場のフジテレビで「クイズ・ヘキサゴン」の収録。三宅アナ、岩崎ひろみ、カルーセル麻紀、伊集院光、保阪尚輝（順不同敬称略）と対戦。高正解率特集だそうで、なぜかオンエアが1月12日と遠い。何かの理由で録りだめをしているのだろうか。本当に、嘘をつき続けるのはストレスになる。ブッシュや小泉は偉いなあ。西麻布で「世界バリバリバリュー」ナレーションの録音。原田芳雄邸でうどんすき、最中に地震を４度も５度も感じる。テレビ朝日で「スマステーション４」の生放送のはずが、地震の報道特別番組で急遽中止、bar-closedへ。お天気キャスター様らご来店。近くのファミリーマートでレトルトの「大辛カシミールチキンカレー」を朝飯用に購入。

　■ レバー・ホリデー

Date: 2004-10-22 (Fri)

「チョナンカン２」ナレーション、「ニュースの樹」収録、NHKで「名作平積みプロジェクト」ナレーション録音。アンコウ鍋、酒なし。どれくらいぶりの休肝日だろう。気休めにね。

　■ スィルヴプへー！

Date: 2004-10-21 (Thu)

のぞみで帰京、雑務。麻布十番でワイン会に出席。出席って、ただ飲むだけのくせにな。バー・ミネルヴァ、バー・エルミタージュをはしご。飲み過ぎ。はい。

　■ とかげ２３号、列島行き。

Date: 2004-10-20 (Wed)

ウガンダのカンパラ近く、ナンサナからメール。水力発電なのに水不足だと。十分すぎて困るくらい雨の降る台風の大阪へ。神戸で焼き鳥を食べる計画がフイになりそうだ。関西テレビ「２時ワクッ！」生放送。やっぱり焼き鳥屋は臨時休業だって。仕方がないので日帰りにするかと新幹線の駅に着いたら、直前に止まってしまっていた。掛川や米原あたりでの豪雨の影響らしい。急遽、関西テレビがウェスティンホテルを取ってくれた。しかし、せっかく新大阪駅まで来たのだからとホテルに向かう前に新大阪駅にある「美々卯」でうどんすきを突いて飲もうと思ったら、直前に閉店していた。商売っけのないこと。危ないもんね。チェックインをすませて、ホテル日航大阪裏のワインバー「本多」へ。一人カウンターで、土砂降りを見ながら、生ビール、三陸の生ガキにシャンパン、鶴太郎の絵のような質感のサワラのソテーに白ワイン、ゴルゴンゾーラとボンゴレのパスタに胡椒の味がするおいしい赤ワイン。すぐ近くにある別のワインバー「Y－vin」で鶏肉詰めオリーブのフライ、イベリコ豚のサラミとワイン。日航のワイン教室終わりでソムリエ協会の樋口さん御一行が賑やかに。既に乾いた路面は不思議な感じ。さくらタクシーを見つけてホテルに戻り、文藝春秋の日垣隆氏による細木数子のリポートなどを読む。クイック・ジャパンの誌上「虎の門」アンケート記入。

　■ 予定表のような。

Date: 2004-10-19 (Tue)

銀行。取材。東京FMで「ファッション・フルーツ」録音。渋谷の百貨店で商品受け取り。青山の美容院でカット。東京スポーツの原稿。

　■ 朝から、健康的に。

Date: 2004-10-18 (Mon)

藤井フミヤ氏と久しぶりに遇ったので立ち話。「I」で天ぷら蕎麦。「ぴあ」関西版の原稿など。

　■ どえりゃあうみゃあてかんわあ。

Date: 2004-10-15 (Fri)

なぜか９時には目が覚めてしまい、早めにチェックアウト。ムーバP-504がとうとうおかしくなって、送信済みのメールがタイトル、宛先、本文すべて一文字おきに消えて保存される怪現象が。実は以前から頻繁に起きていて、そろそろ機種変更する頃合いか。地下鉄で淀屋橋から新大阪まで移動、「美々卯」で鶏南蛮蕎麦。隣で朝からうどん好きで飲んでいる三人連れのおばさんとおじさんたちが、「あー、久しぶりに喰うわあ、うみゃー、うみゃー」と五月蝿い。今からきっと新幹線で名古屋へ帰るんだろうなあ。「今度がっきゃあがあるで、ストックホルムで」と言っていたので、恐らく医者だろう。飲み過ぎに気をつけてくださいな。のぞみで通路を挟んだ席に乗っている、靴下からセーターからズボンからすべてがカラフルな虹色のやくざとおぼしきおっさんの携帯電話大声攻撃に閉口。新横浜から広尾へ。「スマステーション４」ナレーションの録音。スタジオに同じ事務所の作家・嵯峨野が「結婚式でスピーチをしてくれるように」と挨拶にやって来たので軽口。渋谷でauの「ニュースの樹」収録。カフェでNHKの読書奨励番組の打ち合わせ。ドコモショップで新機種に変更、「すごい！ポイントたまってらっしゃいますよ！」で、ほとんど追加料金なしで新機種に。使い方がおぼつかないままいったん帰還。テレビ朝日で「虎の門」生放送（あれどうなってましたっけクイズ）。

　■ ore ha minnna no warai de ikiterun-ya.

Date: 2004-10-14 (Thu)

新横浜からのぞみで新大阪へ。ホテルにチェックイン後、なんばハッチへ。中島らも追悼ライブ「うたっておどってさわいでくれ　～　RAMO real party」司会で。桂九雀、旭堂南左衛門、テント、ムッシュかまやつ、三上寛、大槻ケンヂ、ゴンチチのTITI松村、シーナ、鮎川誠、町田康、石田長生、モブ・ノリオ、宇梶剛士、原田伸郎、藤谷文子、ひさうちみちお、鮫肌文殊、ガンジー石原、古田新太、中野裕之、G２、升毅、立原啓祐、牧野恵美、横山ノック、コング桑田、コメントではリハビリ中の野坂昭如、VTRで桂吉朝、桂雀三郎、忌野清志郎、CHAR、本上まなみ（順不同、敬称略）、書ききれない出演者たちの愛情で異様な空気。18時からのはずが押しまくって30分。800人くらい来そうや、と言っていたら1300人！二次会はアメリカ村のライブハウス「サンホール」で。モブ・ノリオ氏は私のデビューアルバムを持っていて、収録されているコントの細かいディティールを恐ろしいほど記憶していた。ありがたいやら恥ずかしいやら。ライブパーティはらも事務所のミーさんや長岡マネージャー、ガンジー石原他、スタッフのかつてない、恐ろしいほどの「きばり」で終わり時間が２時間押した以外は大成功。故人がいかに愛されていたか、説明はいっさいいらない一夜だった。らもさんも大喜び（のはず）。皆ありがとう。リーガグランドホテルで死んだように。

　■ 国内だから華僑じゃないのかな

Date: 2004-10-13 (Wed)

西麻布で「世界バリバリバリュー」ナレーションの録音。今回は「金持ち中国人」と「ニュージーランド移住」特集。【bar-closed】で東京スポーツの原稿。

　■ なれずもの。

Date: 2004-10-12 (Tue)

六本木ヒルズのグランドハイアットチャイナルームで「スマステーション4」の会食。演出のタカハタ秀太氏、小林克也氏、テレビ朝日大下容子アナ、武居プロデューサーらとあっと言う間の五時間だった。香取君はスケジュールの都合で急遽欠席。

　■ 松崎しげるさんから突然声をかけられ

Date: 2004-10-11 (Mon)

週刊新潮のKと称するおばさん記者に突撃取材を受けるも、非常識ですよと諭して追い払う。未だに何が目的なのかわからない。本当は女性週刊誌なのに騙ったか。名刺を要求すれば良かった。パリーグの混戦でNHKの生放送が飛んで、世田谷の「I」でつけとろ蕎麦。７年ぶりの世田谷線で三軒茶屋、乗り換えて渋谷へ。

　■ 昔の体育の日。運動会の「台風の目」は台風によって中止か。

Date: 2004-10-10 (Sun)

朝食にセブンイレブンの冷凍カレーうどん。MONOマガジンの原稿。災害に遭われた方々には気の毒だが、外出を控えるように呼びかけていたニュースは、都心部の繁華街には無用だったようだ。昨夜は拍子抜けするくらい、静かな雨風と賑やかな酔客たちだった。世田谷パブリックシアターで舞台「リア王」を観劇。役者、舞台美術、音楽、あまりの素晴らしさにしばし興奮さめやらず。三時間半、全くダレることなく。石橋蓮司さんの並々ならぬ気迫に押されっぱなしだった。悲劇の中で、手塚とおる君の波田陽区の真似が予期しない笑いを発生させていた。右隣の男が、「うっううううんあああ！」とか、「ああおお」とか、変な唸り声をあげるので長時間イライラ。あげくの果てに、舞台上で袖へ立ち去る役者を観ながら「行っちゃったよお！」などと「実況」までする。後ろの女は銀紙に包まれたとおぼしき菓子類をかりかりむいむい。左にいた黒い服の「私は女優よ」女は、なんと暗転の漆黒の闇でいきなり携帯電話のまばゆい光を拡散させて時間の確認をしやがった。いかにも「業界風」を気取っていたので楽屋にも行くだろうと思っていたら、案の定手塚君を訪ねて来ていた。自在の達者な空気感を出していらっしゃった二瓶さん、手塚君、主役の蓮司さんにご挨拶。見に来ていた柄本明さんがあまりに慌ただしく。これから北海道に行くのだという。飛行機は間に合うのか。三軒茶屋でアラビアータとマルゲリータ・ピッツァ。再び原稿。

　■ 雑事に追われて突風んしゃん。抜けたらどん底でしょう。

Date: 2004-10-09 (Sat)

雑務。大雨の中、西麻布のスタジオに向かう。台風が近づく前に録り終えなければ、と「世界バリバリバリュー」ナレーション。全国で、運動会やイベントや作戦が中止・順延になっているんだろうなあ。

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