自宅で死亡していた飯島愛さん Photo By スポニチ

　元タレントの飯島愛＝本名・大久保松恵＝さん（３６）が死亡したことが２４日、分かった。午後３時半ごろ、東京都渋谷区の自宅マンション２１階で知人の女性が発見した。

　警視庁によると、１週間ほど前から連絡を取れないのを不審に思った関係者が訪ね、管理人に鍵を開けてもらったところ、床にうつぶせになった状態で亡くなっている飯島さんを発見したという。死因は分かっておらず、警視庁は自殺あるいは病死の可能性があるとみて調べている。

　渋谷署は事件性は薄いとみている。２５日に解剖し、詳しい死因を調べる。

　芸能界を引退後、ブログを通じてメッセージを発信していたが、途中で突然休止し、また再開するなどしていた。ブログの文面からは精神的に不安定な様子が時折うかがえた。

　飯島さんは１９９０年代、テレビのバラエティー番組の司会などで人気を集め、２０００年に「プラトニック・セックス」を出版。自らの半生を告白した自伝的小説としてベストセラーになり、映画化、テレビドラマ化もされた。

　０６年に腎臓の病気などで体調が思わしくないことを公表、昨年３月に「目標や夢が見いだせず、頑張れないのなら生き残っていくことは不可能」として芸能界からの引退を発表した。 【タレント名鑑　飯島愛】

[ 2008年12月24日 16:17 ]